
大阪モーターサイクルショーにて世界初公開された新型モデル「HAWK 11」。以前からホンダのティザームービー等でシルエットや部分カットを見ることができたが、ようやくその全貌を見ることができた! こまかなスペック等はまだ未発表ながら、1,100ccの並列2気筒エンジンはアフリカツインやレブル1100に搭載されているエンジンがベース。ネオクラシック指向の円形ヘッドライト、国産モデルでは採用例の少ないロケットタイプのハーフカウルを装備しつつ、全体的なシルエットはマスの集中したモダンなスタイル。ビッグツインらしいトルクフルな走りでワインディングを駆け抜けるのがよく似合う、ネオレトロカフェレーサーの新しい星となるか!?
Webike TVにてケニー佐川が世界最速解説!
HAWK 11
1970年代登場の「ホーク」シリーズの名を冠した新型「HAWK 11」。しかしその姿はロケットカウルを装備した大型スポーツとなった。低めに構えたセパレートハンドルにはミラーがオフセットされ、クラシック要素を持ちつつもスタイルはかなりスポーティ。レトロスポーツというよりもネオレトロカフェレーサーというのが正解だろう。エンジンはアフリカツインに搭載されている水冷並列2気筒の1082cc、270度のSOHCエンジンをベースとしており、トルクフルで扱いやすい特性のエンジンだ。昨年発売されたレブル1100も同系統のエンジンを搭載しており、今回のHAWK 11とも装備等に共通点がみられる。安定感のあるエンジン、構成を様々なジャンルに発展進化を進める近年のニーズの過程のひとつといえるだろう。
アフリカツイン、レブル1100では「DCT」が装備のバリエーション展開がなされているのも注目ポイントだ。これは「デュアルクラッチトランスミッション」の略で、ホンダが大型二輪に導入を進めている自動変速システム。AT感覚でスポーツマシンを操作できる便利な機能ながら、今回の展示車両には未装着。装着モデルが登場すれば多様なユーザーへ大型スポーツへの門戸を開くだろう。また電子制御の充実はほぼ確実。クルーズコントロールやライディングモード切替機能によってユーティリティ性も高くなると考えられる。
全体を確認
シートからタンクまで流れるように曲線を描く。フレーム形状もアフリカツイン由来のようで、肉抜き穴などもアフリカツインと共通している。このため純粋なスーパースポーツ等と比較すると、背の高いシルエットだ。
ツインらしく横幅の狭いスマートなシルエット。フロントフォークは倒立だ。
テールはショートなデザイン。テールランプはレブル1100のもの、ウィンカーはCB1000Rのものと似通っており、横長のシンプルな構成で統一されている。
細部を確認
やはり最も存在感を放つのはロケットカウル。クラシックレーサーのアイコン的パーツだが、カフェレーサーカスタムでは定番だ。しかし国内モデルでの純正採用例は少なく、ホンダでの採用は1985年のGB400TTが最後。
タンク部分は樹脂製。こちらは曲面の目立つカウルまわりとは打って変わって鋭いエッジで構成されている。
エンジン、フレームはアフリカツイン系統だ。同じルーツのツアラー・NT1100も国内販売が決定しているが、同じ系統のエンジンで別キャラクターの味付けを施す意図か。
ハンドルはセパレートハンドルを装着。かなり低く構えるシルエットながら、これもアフリカツイン由来の背の高さによってさほど深く前傾を必要とはしない。またミラーの配置も特徴的で、これも国内モデルでは珍しいハンドル下の配置となっている。
メーターは既に発売されているレブル1100と同様のものを装備。機能も同じだとすると、燃料計やシフトインジケータ、ドライビングモードの表示が可能だ。
シート下スペースはかなり小さく、ユーティリティースペースはほぼなし。ただしETC2.0車載機が収納されていた。標準装備となるかは不明。
テールカウル横には「HAWK 11」のエンブレムが。ぱっと見は「ホークⅡ」とも見える新生HAWK 11は、パラレルツインの個性的スポーツモデルという意味ではしっかり伝統の名を背負っている。
サイズ感をチェック!
身長170cm、体重65kgのモデルが跨ると足付きはこのようになる。片足は完全に着地しており、クラス中では足付きは良いほうか。
両足をおろすとかかとが浮く。パラレルツインらしい車幅のコンパクトさが、クラスとスタイルを裏切る足付き性のよさにつながっている。
主要諸元や販売時期、価格などの気になる情報はいまだ未発表ながら、全体的な雰囲気は非常に個性的で面白いモデルであるHAWK 11。「ホーク」の再来を期待してオールドスクールなネイキッドモデルを期待したライダーにとっては斬新な形で期待を越えたであろうし、旧ホークを知らない若い世代にとっては、国産ながら唯一無二のデザインが新鮮に写るはずだ。驚きの新機能や超性能を発揮しなくとも、トルクフルでユーティリティーなカフェスタイルを楽しめる発売の日を楽しみに待ちたい。
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まいったなぁ〜やられたなぁ〜いっつまで、たっても…人生のアガりバイクが、更新されてしまう…っか、された。ヤバぃ…カッコいい〜な〜。カスタムしてください…オ〜ラ〜満載じゃんか!
ロケットカウル無しのパターン、ザ!ネイキッドも見てみたい☺️
う〜ん、いいなぁ〜!
新型XSR900とどちらが良いか悩みます。
早く現車が見てみたいものです。
今日跨ってきました。170cmで足つきはほんの少しかかとが浮く程度で良好でした。今日跨った中では一番しっくりきました。
値段が気になる。
川崎党だったのに、浮気しそうなくらいタイプ!
ロケットカウルはやはり美しい。
社外でより美しくなるテールカウルやアンダーカウルが発売されることを願う!
昔の名前で出ています。ネタ切れか?
最近のバイクは、昔のデザインで、ごまかして売ってる。
失敗するような気がする
コンパクトでかっこいいとは思うが、折角の大型なのにツインだと音がショボい
あとリアの寸切れ
昔のようなロングテールで収納も有ったほうが便利で見た目バランスも良くなるのに
スクープ画像の公開以来、期待値爆上げしていたが、実車を見て少々残念かな?、フロント側とリア側のデザインに流れるような一過性が感じられない。とくにリア側の直線的な処理が残念でした。
それと電子ギミック。ネオカフェフォルムだけれど、Apple CarplayやGoogle Driveの搭載(アフリカツインやNT1100同様の)は今後のバイクの付加価値として必須なのでこういった電子ギミックは積極的に採用してほしかった
今後のモデルチェンジに期待です
ミラーはレブル1100の物を曲げて使ってるっぽいね。
ハーレー売って買おかな。
ヤベーかっこいい。
この単車ならヘルメットはジェットヘルが良いな!
これは刀キラーになるね。
しかもレギュラーガソリン。
特に正面からのシルエットに痺れるなあ。
乗れば楽しそうですが、ホークⅢを期待していたのでちょっと肩透かし。ショートテールも80年代のバイク乗りにはしっくり来ません。
WBSが中高年に大人気って放送したよ。
まだ売ってもいないのに
モーターサイクルショーで跨ってみたけどバックミラーにレバーが映り込んで後方視界の悪さが気になった。
市販化の際には改善されるのかな?
そんなに大騒ぎするようなバイクか?
Z900RSみたいに昔のホークに似たような見た目ならともかく、スタイルは凡庸で安っぽいし、エンジンは新開発したわけではなくアフリカツインの流用だし、おそらく足回りも他のホンダ車の流用でしょ?
そもそも部品の寄せ集めの手抜きバイクで100万越えってボッタくりもいいとこ。
以前出したNC700とかNC750とかみたいに失敗する路線。
CB1に見えた
テールカウル周りのダサさなんとかならんの
個人的にはこのデザインはダメ。そもそもホークなんて名前にこだわる理由が分からん。
どうしても族バイクのイメージが頭から離れない。売れないなあー。
いや、これはダサい。あげるって言われてもいらない。
最近のテールが短いのはなんなのかね?
メチャクチャカッコ悪い。
これをカッコいいと思う人はトライアンフの1200Rを見て勉強してきて欲しい。
顔はまだ良いよ、リヤは全滅に近く酷い。
全くの無関係では無い…とは思いますし、動画のコメンテータの苦労は良く判りましたw
開発実機を目にした時、当たり障りの無い言葉を探すのに苦労するんですよね。
しかし、跨った人は指標なので体系をはっきりカミングアウトして欲しいとか書くと意地悪なのかな?
色々参考にしたんだろうし酷い事は書くべきでは無いんでしょうけれど。
シャープになったS社のバ◎ディット4◎0リミテ◎ド。
Y社のフュージ◎ンと言えばマグ◎ムでしょ?みたいなオマージュ的な系統。