今まで、片道約30キロの道のりをヤマハ NMAX(2016年式)で通勤していましたが、この試乗企画の影響によりADV150に買い替えてバイク通勤しています。ルートとしては、約1/3は渋滞がひどく、すり抜けが多いストップ&ゴーの道で、2/3は流れの早い国道の幹線道路、主に国道246号線を走るルートです。今回のシグナスXも同様のルートで走行しています。

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ロングセラーを誇るシグナスXは昔から「カッコいい」モデルでした

今回の試乗車両は、これぞ通勤快足スクーター、ヤマハ「シグナスX」。つい先日、エンジンが水冷になった新型「シグナス グリファス」が発売されましたが、まだまだ旧型のシグナスXを街中で見かける機会も多いです。
調べてみると、初代が発売されたのは2003年とのことなので、シグナスXは約20年のロングセラーモデルなんですね。かくいう私も、2005年式の「シグナスX SR」を以前所有していて、まさに通勤スクーターとして愛用していました。

現行のシグナスXは2018年末に上級版のSRと統合。写真は2020年カラーです。現行モデルは平成28年排ガス規制対応で最高出力は歴代で最も低い9.8PSだが、走りは期待以上でした。

シグナスXは上級版のSRが従来は本流でした。SRは2004年の初代、2008年のFI化、2011年のタコメーター追加、2013年、2015年のフェイスリフト、2017年の排ガス規制対応とこまめにモデルチェンジしてきたのがその証拠。写真は、2017年のモトGPエディション。

当時、シグナスXを選んだ理由は、何と言ってもカッコよかったから。同時期にラインナップしていたスクーターで、ボディ側にヘッドライトがマウントされ、前後12インチタイヤのスクーターもまだまだ少なかったのです。
(スクーターはボディ前面にカゴが取付られるように、ヘッドライトはハンドル、メーターと一体化していることが多かった。)街中を走るスクーターが2stから4stに切り替わっていく時代だったと思います。

そんなシグナスXですが、シート下の容量は広いし、足元のフラットスペースも広く、二人乗りにも余裕あるサイズで、とても使い勝手が良かったです。ただ、空冷4st125㏄のエンジンはマイルドな味付けで、スタートダッシュもイマイチ。ウェイトローラーを加速重視の台湾仕様と同じ重さに交換する、というのがお決まりのカスタムでした(燃費は悪化します)。

数年ぶりにシグナスXに跨ってみると、その軽さとコンパクトさにちょっとビックリ。足元のフラットスペースに両足を揃えて乗る、昔ながらのスクーターのライディングポジションは、足つきも良く、ホッとするような安心感があります。
ただ、このスタイルは背が高く、足が長い人にはどうしても厳しいライディングポジション。身長が180㎝以上の人が普通にシートに座ると、ちょっと膝回りが窮屈になってしまうと思います。

身長170cmのライディングポジションは、ステップが高くハンドルが低めでコンパクトな印象。ステップスルータイプのスクーターの標準的なポジションです。

体重65kgで足着き性は両かかとがほぼ接地します。シート下容量も確保しつつ、この足着き性は高評価です。

加速性と軽さで運動性は高レベル! じゃじゃ馬マシンだ

走り出すと、以前乗っていたマイルドな加速のシグナスXとは別物の、鋭い加速に驚きました。つい先日まで乗っていたNMAXと同等かそれ以上のスタートダッシュで、空冷エンジンのスクーターとは思えない加速力。今となってはコンパクトな部類に入る車体の軽さと、FI化したことにより、運動性能は私が乗っていたころのシグナスXとは別物になっています。

元気なエンジンは加速だけではなく、巡航速度の高い幹線道路でも余裕の走り。シグナスXってこんなに速かったっけ?と首をひねってしまうぐらい、本当に速いです。

元気なエンジンに見合うように、前後ディスクのブレーキやサスペンションもしっかりしています。予想以上にスポーツ性能が高く、実にキビキビと走ってくれます。とはいえ、前後12インチでコンパクトな足回りは、轍の段差には要注意。元気なエンジンでスピードが出てしまうだけに、走破性も高いと思っていると、しっぺ返しをくらいそうです。

PCXやNMAXといった、ホイール径が大きく、車体剛性もあるスクーターと比較すると、ポジションの窮屈さと、車体構成ゆえの足回りの弱さはどうしても目立ってしまうのは事実です。ですが、コンパクトでキビキビ走り、スタートダッシュも速い元気なシグナスXは、じゃじゃ馬的な魅力があります。これはこれで、スクーターの魅力だと思います。

エンジンは空冷単気筒SOHC4バルブで2007年型からFIを採用。初代10.4PS、2~3代目は11PSなのに対し最終型は9.8PSに抑えられていますが、それを感じさせない走りを見せます。

スタイリッシュな便利装備、灯火類で楽しみが広がる通勤快速

液晶メーターもスタイリッシュですし、12VのDCジャックにコンビニフック、フロントポケットと一通りの装備が揃っています。何より、シグナスXのリア回りのデザインは本当にカッコいい。導光タイプのLEDテープランプは一目でシグナスXとわかる、優れたデザインだと思います。

また、シグナスXはカスタムパーツが本当に豊富。自分好みの一台に仕上げていく楽しみも味わえます。新型のシグナス グリファスが登場し、旧型になってしまったシグナスXですが、ロングセラーモデルだけあって中古車も多いです。楽しみが広がる通勤快足として、まだまだ魅力的なモデルです。

前後ディスクブレーキを採用するのもハイスペックを追求する台湾の土地柄が感じられる部分。制動力、コントロール性は125ccスポーツバイクと遜色ありません。

リアサスペンションは豪華な2本ショックでスイングアームはアルミ製。プリロード調整はクリック式で、車載工具のドライバーで簡単に変更可能です。

ヘッドライトとポジション灯はLED。ウインカーは電球でハンドル部分にセットされています。

テール&ブレーキランプもLEDでスタイリッシュなデザインです。グラブバーにはフックもあり積載にも配慮。

幅広だが前方を絞って足着き性も両立したシート。グラブバーも標準装備しており、二人乗りも十分こなせます。

シート下の容量は31Lも確保されており、ヘルメットとレインウェアも収納可能。PCXの30L、NMAXの23Lよりも大容量です。

シート下の底部分にはドライバーとプラグレンチなど最低限の車載工具をセットしています。

右にシャッター付きキーシリンダー、12V電源、グローブポケット、左にロック可能な給油口、中央にリング状のコンビニフックなど便利な装備が充実。ステップスルーなので足下に荷物を置くこともできます。

メーターはフル液晶でバーグラフ式タコメーターが上段にセットされています。時計や燃料計、トリップメーターもあり、必要十分な機能です。

シグナスX主要諸元

・全長×全幅×全高:1890×690×1120mm
・ホイールベース:1305mm
・シート高:775mm
・車重:119kg
・エンジン:空冷4ストローク単気筒SOHC4バルブ 124cc
・最高出力:9.8PS/7500rpm
・最大トルク:1.0kgf・m/6000rpm
・燃料タンク容量:6.5L
・変速機:Vベルト式無段変速/オートマチック
・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク
・タイヤ:F=110/70-12、R=120/70-12
・価格:335,000円

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コメント一覧
  1. クモスケ より:

    うわさほど速くないのが今の現実!なんせ車体とエンジンが古すぎる!他の125の高性能化が凄すぎて昔のように特別に早いスクーターではない

  2. 川口 より:

    カッコは良い、あと燃費良くして…

  3. 匿名 より:

    まさにそう燃費は都内通勤で使うが28キロ程度

  4. 匿名 より:

    カスタムパーツが多くカスタムしやすいのは魅力的ノーマルだとそんなに速くないが弄ると速い
    ホンダ車じゃここまで弄れない

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