
クロスカブCC50(49cc)
オーナー:カブライダー1号さん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクの中から、「カブライダー1号」さんが今乗っているバイク、CC50をご紹介します。
今や絶滅危惧種となった50ccバイク。いわゆる「原チャリ」といえば、高校生からおじいちゃんおばあちゃんの皆に愛されたとっつきやすいバイクだったはず。しかし、そんな立ち位置は消え去って既に久しいもの。「コロナ禍」の中でバイクブーム! と魅力的モデルの数々が品切れ続出・中古価格も高騰している中ですが、50cc以下のモデルの生産量は激減。これは「二段階右折」や「30km制限」などの法律の窮屈さや、環境保護のための排ガス規制によって新規の生産が困難になってくるなど、さまざまな理由によってもたらされた現状です。
そんな仲間の減少を知ってか知らずか、元気に雪の中を走るCC50は「まだ原付もバリバリ走ってるな!」という懐かしい気持ちになれるマシン。スタイルはベースとなったスーパーカブを踏襲してトライディショナルな姿。エンジンパワーも3.7PS/7,500rpmとカブのそれ。しかしレッグガードを撤去し、小ぶりなヘッドライトガードを装備した姿はしっかりダートを走れるようなシルエットに! 「カブライダー1号」さんの決め手も「北海道の雪深いところに住んでいるので、冬でも乗れるバイク」を探した結果が、信頼感のあるCC50だったのです。
カブシリーズに共通するエンジンの信頼感、緩衝性能の高いテレスコピックサス、さらにかたくなに搭載をやめないキックスタータなどのCC50のメリットの中でも、マルチパーパスな使い勝手にもっとも影響するのは「軽い」こと。これは49ccの原付一種だからこその特徴です。車体重量は100kgジャスト! さらに重心の低いマウントスタイルからは、実車重以上の取り回しの良さを感じることができます。だからこそ、スリップ・転倒間違いなしの雪道でも、簡単に引き起こせてリカバリーできるというメリットは他にまねのできないオリジナリティですね!
そんなCC50の登場は2018年。ホンダから発表された新型クロスカブ・CC110と同時発売でした。CC110は今、125ccのハンターカブやモンキーが大人気の原付二種。50ccの需要はどれほどだろう? という周囲の予想をよそに、2022年の今もしっかり販売が続くCC50。これからも50ccのメリットを生かしながら、愛されるモデルとして長く頑張ってほしいものです。
■購入動機
北海道の、特に雪深いところに住んでいるため、バイクに乗ることのできる期間がとても短くて、日常、通勤や仕事の業務にもバイクをとても重宝しているため、冬でも乗れるバイク、ということでカブを購入することにしました。バイク屋さんで初めて見たクロスカブ50に一目ぼれして、その場で購入を決めました。
■長所
雪道では、スタッドレスタイヤ&リアにはチェーンを巻いて走行していますが、足つきがいいため、かなりの荒れ路面、凍結路面でも、周りに気を付けて運転すれば十分に走行できます。50ccなのでスピードを求めることはありませんが、パワー、加速力とも十分だし、取り回しも楽。見た目もかっこよく、いろいろとカスタムを楽しみながら、いつまでも眺めていたくなります。
■短所
あまりに急な坂だと、セカンドギアでは無理で、ローで全部登らないといけないことがあり、さすがにパワーがないなと思わされます。上り坂がずっと続くような、登山的なドライブは、もちろん問題なく走行できますが、得意ではないと思います。
■これから買う人へのアドバイス
バイクの中でもカブが好きだという人にとっては、走りも見た目もすべてに大満足間違いなしだと思います。カスタムのパーツもいろいろな種類があり、自分だけのバイクに仕上げていく喜びと愛着もたくさん感じることができます。その気になれば一年中乗ることもできます。さらにエンジンも丈夫だし、いいことづくめですが、ゆったりと、ゆっくりと走るのが好きな人向けのバイクだと思います。
>>Webikeコミュニティでカブライダー1号さんのバイク詳細情報を見る
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