
VFR800F(781cc)
オーナー:Webikeユーザーさん
ウェビックコミュニティに投稿されているMYバイクの中から、Webikeユーザーさんが今乗っているバイク、VFR800Fをご紹介します。
VFR800Fは2014年発売、VFRシリーズの最新モデルです。VFRシリーズといえば80年代からV型4気筒エンジンというアイデンティティーを持つスーパースポーツ。その高性能さはワークスマシン・RVFシリーズからのもの。何度かのモデルチェンジを経て、現代ではスポーツツアラーの定番の地位を得ています。
781cc、90度V型4気筒で107ph/10,250rpmのエンジンは243kgの車体重量でも運動性を損なわないパワー。しかし、現行のリッターオーバーなメガスポーツやアドベンチャーのラインナップの中では、けしてパワフル! といえるほどではありません。ですが、だからこそフルスロットルまで回すこともできるコントロールが効く、という点は楽しいツーリングの大切な要素。回転数に応じてバルブ数の作動を切り替えるハイパーVTECも搭載しており、スポーツ走行も十分に楽しめるモデルです。
また片持ちの「プロアーム」もVFRシリーズの伝統。レースにおけるホイール交換時間短縮のメリットは絶大でしたが、ユーザーの整備にももちろん助けに。なにより耐久レーサーのイメージはシンプルにカッコイイですね!
そんなVFR800Fはwebikeユーザーさんの愛車として、北海道内の週末ツーリングにピッタリとのこと。ワインディングから高速巡行まで、本州とはスケールの違うツーリングを楽しまれています。ツアラーとしての性能も十分で、容量21Lのタンクは航続距離も300kmオーバー。
そしてなによりトリコロールの「インターセプター」カラーがとても似合っています! こちらもルーツはホンダのワークスカラー。1980年代のアメリカでのレースシーンで活躍したワークスマシンのスピリッツを受け継ぐ、このカラーリングには否が応にもスポーティな気分になってしまいます!
■購入動機
バイクを乗り継いで16年、ずっと憧れていたVFRに乗ることができた。
バイク遍歴:ZZR-400→NINJA1000(2016年式)→VFR800F
用途:北海道内での、土日祝でのツーリング。普段は日帰り、時に泊りがけ(ビジホなど)で遠出も。
動機:直4で乗り継いできたが、V4エンジンにも興味があった。先代で乗っていたNINJA1000を買うときも、VFR800Fと比較したものの、ほぼ同じ価格なのに排気量とパワーが上回るNINJA1000を購入。
転職&転居を機にNINJA1000を売却したものの、落ち着いたので改めてバイク購入を決意。
道内ツーリングなので、スポーツツアラーで検討、せっかくだから乗ったこがなく、また終売の噂もちらつくVFRを購入。
比較車種:NINJA1000SX
■長所
1日200キロぐらいのツーリングに行くことが多いが、燃費は23キロ前後。
また、タンクが21リットルもで、300キロオーバーのツーリングも、不安なく走破できる。
トリコロールカラーは美しく、周りからも注目されることもある。
低中速では、よく言われる鼓動感が感じられゆったり流すこともできるし、
回せばVTECが作動していきなり音と加速感が変わる(途端に燃費が悪化するのもご愛嬌)。
リッター超えフルパワー車と違い、まだ安心してフルスロットルまで回すこともできる楽しさもあり、飽きがこない。
■短所
重さは仕方がないとは思いつつ、ツアラーにしては前傾がきつめで、
ハンドル周りの余裕もあまりないので、
Uターンやスラロームはどうしてもギクシャクしてしまう。
また、このサイドスタンドが長いのか、かなり直列した姿勢で停車するので、
高い重心と相まって、少しでもサイドスタンドの位置の地面が盛り上がっていたり微妙に坂になっていたりすると、
ほんのちょっとの力の入力でぐらつき、倒れてしまう。
■これから買う人へのアドバイス
4気筒だし、スポーツタイプなので、
維持、メンテはそれなりにお金がかかると覚悟が必要かと。
車両本体価格が今のバイクとして見ると割高な上に、
タイヤを前後変えるだけでも6万円~など。
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