
●文: 伊丹孝裕 ●写真: 長谷川徹
1999年の初代SV650、2003年の2代目SV650、そして2009年のグラディウス650を経て登場した現行SV650にたっぷりと試乗。そろそろモデル末期との噂も聞くが、熟成に熟成が重ねられたVツインエンジンは、後世に引き継がれるべき名機だ。
不等間隔爆発Vツインと軽量コンパクトな車体が“爽快感”を実現
スズキのミドルスポーツ「SV650 ABS」(以下、SV650)のウェブサイトを覗いてみると、製品概要ページのトップにこう記してある。
「不等間隔爆発がもたらすVツインエンジンの鼓動感。
路面を蹴り出すように力強く加速する高揚感。
スリムで軽量コンパクトな車体が生む一体感。
軽く素直なハンドリングで意のままに操る爽快感。」
いや、まったく見事な文言だと思う。
情報提供元 [ WEBヤングマシン ]
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