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目次
ヤマハ TMAX560 レビュー
ウェビックコミュニティのMyバイクより、実際に乗っている・乗っていたオーナーの声を基に様々なバイクを紹介する「オーナーレビューまとめ」。
今回は、「オーナーが語る!TMAX560」についてオーナーの生の声をお届けします!
ぶっちゃけTMAX560ってこういうバイク!!
「日常のアシ」「ドレスアップ優先」といったスクーターの概念を覆したのがTMAXです。
四輪の世界においては、現在はガチガチのスポーツカーはそれほど多くはありません。しかしながら各モデルにスポーティラインを設定し、中にはATのセダンやワゴンながらもスポーツ車さながらの性能を持つものも多数存在、というよりもそれがトレンドです。ヤマハが技術的に協力しているレクサスで言えば、セダンのISにハイパフォーマンスモデルのIS Fが設定されているような具合です。
TMAXもそのような存在だと思います。スポーツバイクはストリートファイターやフルカウルでなければいけない、マニュアルギアでなければいけない、という二輪独特の硬い考えに挑戦しているスポーツ車です。「スポーツ車だから自動変速はいけないのか」「スクーターをスポーツ車に仕上げてはいかんのか」。そんな声がTMAXを見ていると感じます。
ともあれTMAXは、2020年4月にTMAX560としてフルモデルチェンジされました。本格的スポーツ車に並ぶ高剛性フレームや、ヤマハらしい現代的なスタイリング、フケがよくパワフルに回るエンジン、倒立フロントショックとダブルディスクブレーキといった性能はもちろん磨きがかけれらましたが、560の大きなトピックは、快適機能が標準装備された上級モデル「TECH MAX」が追加されたことです。電動調整スクリーン、クルーズコントロール、グリップ&シートヒーターが装備されており、悪条件下でもより安全に乗ることができるようになりました。
さて、webikeユーザーもTMAX560オーナーが増えてきましたので、実際の声を見てみましょう。まず長所ですが、360度クランクの並列2気筒エンジンの上質さが上がっています。TMAXのエンジンは、音はスポーティなのですが、振動はというとかなり少ないのが特徴です。人間の股の間にエンジンがある一般的なバイクではなし得ない特性だと思います。そしてやはりTECH MAXの快適装備が好評です。身体を温めてくれる上クルコンがあります。足も前方に投げ出せるのでツアラーとしても優秀になりました。そしてやはりスポーツ性能。従来よりも速く峠を走れるとのこと。TMAXはATです。カーブでは変速など考えず、ブレーキングとアクセルワークに集中できることもその要因でしょう。
一方の短所は、足つきが悪いこと。スポーツモデル全体のウイークポイントですが、やはり普段使いも考慮できてこそのスクーター、TMAXなので、日本人がしっかりと足がつけるよう今後の改良に期待しましょう。
考えてみれば、日本で年中乗るようなバイクは、カブといったある意味プロ向けバイクを除けばスクーターが多いはずです。もちろん原二だからスイスイ行けるというのが第一の理由でしょうが、ATで変速がいらないので快適という理由もあるはずです。防寒もスクーターの方がしやすいですよね。TMAXはその延長線上にあるスポーツバイクです。原二スクーターに乗っている時、よりパワフルでスポーツ走行ができればいいなと思ったことはありませんか? TMAX560はそんなバイクだと思います。
TMAX560のざっくりまとめ
良いところ
・上質かつ音も鼓動も心地よい2気筒エンジン
・スポーツ車と遜色ないコーナリング
・クルーズコントロール、グリップヒーター、シートヒーターといった快適装備
悪いところ
・足つきが悪い
・ハイオク仕様で25〜28km/Lの燃費
・15Lのタンク容量
足つき
身長166-170cmのライダーの約50%が TMAX560の足つきが「つま先立ち」と回答しています。
TMAX560オーナーの声
購入動機・用途・比較車種 | あがりバイクを考え始めて・・・。 永く乗れ、疲れず、気持ちに余裕をもって乗れ、走りもソコソコで検討。 ※ 山とライスク用にGSXS-1000F,市街地・買い物にNMAXを併用して使用中。 |
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長所・満足な点 | 乗り心地がゴージャス。路面のショックを前後同時にいなすような絶妙なサス。 楽なポジションも併せて疲れ知らずの快適さ。 必要十分なトルク感・公道では十分な加速。 峠のコーナリングはスポーツ車とそん色なし、かつ、しなやかで楽しい。 冬の寒さも、雨も無敵。シートヒーターのありがたさ→体感温度0度の日でもポカポカでありがたかった~。 燃費は遠出のゆっくりペースで22~24k/lと思ったより優秀。 追記 |
短所・不満な点 | とにかく足つき・・・身長175センチですが、疲れると足がツルカモ。 15リットルのタンク容量・・・ツーリングだと230キロくらいでガソリンスタンドか? |
これから買う人へのアドバイス | エレガンスでクオリティの高い作り、上質な乗り心地を求める方へ。 日常使いから、高速、ワインディング、ロングツーリングまで、すべてにラィディングプレジャーを与えてくれる稀有な存在です。 ワインディングスポーツツアラーと命名したい! |
購入動機・用途・比較車種 | TMAX530(2PW 5型)からの乗り換え。あまりにTMAXが好きすぎて、買い替えました。 いちおう、X-ADVも比較。DCTと750CCの排気量、燃費性能は大変魅力的だったのですが、チェーン駆動とスポークホイールが好きになれず。 次もAT車(多分TMAX・・。)は確定的です。 |
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長所・満足な点 | 電動スクリーンとクルーズコントロール、グリップヒーター、シートヒーター。ツーリングには快適この上ない装備です。特にクルーズコントロールは一度使うとやめられないかもしれません。右手が自由になることがこんなに快適なるとは思いませんでした。 |
短所・不満な点 | まずは、燃費。ハイオク仕様で25~28くらい。せめて、レギュラー仕様なら良いのですが。 次に、足つき性。シート前にタンクとトランク開閉のボタンが付いたからなのか、5型より少し足つきが悪くなった気がします。ただ、1000CC以上の大型バイクに乗ったことがあれば、あまり気にしなくても良い気がします。重心が低いおかげでつま先立ちでもすぐに慣れます。 |
これから買う人へのアドバイス | ようこそ、「TMAXの沼」に。私は、すっかりハマってしまいました。値段と足つきさえ気にならなければ、とっても楽しいバイクです。 |
購入動機・用途・比較車種 | 5型~6型~7型へ買い換え |
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長所・満足な点 | 前に乗っていた六型の530DXは、Tモードでの走りが遅すぎ?メリハリ?なくて、逆にTモードのかったるさとSモードのキビキビ差にメリハリがあったのですが、三年で五万キロ走破して足回りに不安を感じてきたときに560発売を知り速効でスタンダードを購入。 個人的にはなんもついてないスタンダードで大満足してます。 |
短所・不満な点 | 前の型に比べて、短所を見つけるのがなかなか難しく、今回の七型は六型の不満点?をしっかりと考慮されて改良されているような気がします。 |
これから買う人へのアドバイス | 個人的に前にのっていた六型は、オートスクリーン、シートヒーター、グリップヒーター、クルーズコントロールと至れり尽くせりでしたが、正味重宝してたのはオートスクリーンだけで他は殆んど使ってませんでした。特にグリップヒーターは最大にしていても冬用グローブでも、手の甲が冷たくなるのでグリップヒーターよりも電熱グローブのほうが間違いなく重宝しますので、今回は安さと車重と色を選んでスタンダードにしました。 結果、スタンダードに大満足です。 |
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