
モトレポートでは、試乗インプレの他に新車・中古バイク検索サイト「ウェビック バイク選び」に掲載されているバイクに関する情報を発信しています。
目次
ロードレースの入門や練習にオススメのバイクをまとめました
ウェビックユーザーの情報を基に、シチュエーションごとにオススメのバイクが探せる、ウェビック バイク選びの「バイクライフからバイクを探す」。
今回は、「ロードレースの入門や練習」にオススメのバイクを、実際に乗っているユーザーの声と共にご紹介します!
ロードレースの入門や練習にオススメのバイクとは?
一般的に考えて何かスポーツを始める場合は、道具を使わないものであれば軽い負担の内容から、道具を使うものであれば軽めのものから扱うなど、必ず初歩が存在します。
それはバイクでモータースポーツを始める際も同じことです。憧れは1000ccで200ps超えのバイク。しかしそんなモンスターマシンをはじめからパンパン寝かして膝擦ってリアスライドができる人など、MotoGPの選手でも間違いなくいないでしょう。ロッシも小さなバイクからキャリアをスタートさせています。もちろん大人は最初からハイパワーSSに乗ってトレーニングを積むという方法もありますが、おっかなびっくりになってしまい上達の妨げになる可能性もあります。また、スピードが出ますので、万が一の場合のダメージが大きくもなります。
バイクを趣味ではなくスポーツと捉えた際、やはり練習とそれに供するバイクは絶対に必要です。今回の選出のポイントは、まずは小排気量であること。たとえ少ないパワーでもしっかり使い切って走ることができなければ、200psを扱うことなど無理です。次に軽量コンパクトであること。スポーツライドはスキーと同じです。身体をめちゃくちゃ使います。ですから重いバイクでは疲れてしまい、正しい身体の使い方を覚えるどころではなくなります。そして次に膝をすることができるか否か。これこそがスポーツライドの醍醐味でもあると思います。膝擦りができなければカーブを攻め込むことは無理です。バンバン膝を擦れるバイクでとことん楽しむ先に上達があると思います。最後に簡単に修理できること。練習用ですから当然転倒を想定しなければなりません。転倒すれば当然バイクは傷つきます。そこで懐も心もあまり傷つかず早く立ち直れれば、次のステップに進みやすいと思います。
以上を踏まえて以下の4台を選びました。どれも練習用から草レース程度まで対応できるバイクだと思います。どうぞ良い汗をかいてくださいね。
ロードレースの入門や練習にオススメのバイクに乗るオーナーの声
実際に乗っているバイクが「ロードレースの入門や練習」にオススメと言うオーナーの声を一部ご紹介!
排気量ごとにピックアップしているので、ぜひバイク探しの参考にしてみてください!
ロードレースの入門や練習にオススメの原付二種(〜125cc)のバイク
グロム/ホンダ
コンパクトながら操作系統は一般的なバイクなので練習用としても最適な一台。グロムのワンメイクレースが行われているのをご存知の方も多いでしょう。
購入動機・用途・比較車種 | 通勤用にスクリーン、リアボックスとハンドルカバーを付けたアドレス125を乗っていて、とても快適で便利だったけど、より楽しいバイクに乗りたくなった。
5速のモンキー125を買おうかと思ったが、自分の好きな黄色がない。また、都内の朝の渋滞ラッシュは原2スクーターとのバトルなので、キビキビ走れる新型グロムに決定。 |
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長所・満足な点 | 【エンジン】 5速の新型エンジンはとても良い。ギアチェンジが楽しい。以前4速のモンキー125をレンタルした時、上りの坂道でギア選択に迷う時があったが、5速だとその迷いがない。また、意外にパワフル。アドレス125よりは加速もするので、街中で車を追い越すのが楽になった。
【取り回し】 軽く小さいので都内の限られた駐輪スペースでも何もストレスがない。狭くて行き止まりの道でもUターンは楽ちん。すり抜けも得意。 【走行性能】コーナリングがとても楽しい。これがグロムの一番の魅力。街中の交差点1つ曲がるのも、峠を走るのも楽しい。自分が思っているラインよりもさらに内側をクイッと曲がる。また、日頃走っている道が広く感じる。「この峠、こんなに道幅広かったっけ?」となり、ライン取りの幅が広がる。シグナルダッシュでは原2スクーターがリードするが、グロムは中速域での伸びが良いのですぐに抜ける。 【燃費】渋滞の街中で55km/L 、ツーリングで60-63km/Lあたり。アドレス125が 42-48km/L だったので燃費が良くなった。だいたい300km走ったら給油タイム。 【整備性】 今まで整備は全てお店任せで全したことなかったが、グロムになって自分でするようになった。意外といろいろ出来るようになってきて整備するのもなんだか楽しい。 |
短所・不満な点 | 【タイヤ】 標準装備のビーラバーは、ドライでの性能は別に悪くはなく普通。しかし、雨の日が少し怖い。マンホールの上は必ず滑るし、白線も滑る。といっても、アドレス125でも滑っていたのでこんなもんだと思っていた。ダンロップのTT93GPに変えたところ、硬くて安物のタイヤからゴムの質が柔らかく高性能なタイヤに変わったことがすぐに分かった。雨のマンホールも滑らなくなったし、何よりコーナリングが一層キビキビと楽しくなった。
【シフトタッチ】ペニャペニャで安っぽいシフトフィーリング。シフトリンクを変えてシフトガイドを取り付けたらカチッと入るようになり、N にも入りやすくなった。 |
これから買う人へのアドバイス | グロムはとにかく楽しいです。不満点もあるのですが、カスタムパーツがたくさん出ているので、自分好みに変えていくことが出来ます。ただし、グロム沼にハマってしまう確率が高いことと、サブのつもりがいつの間にかメインのバイクになってしまうことが注意点です。
高速道路に乗れないにも関わらず、遠くへツーリングに行くときも「グロムで行けるかな?」と考えるようになります。私の周りでも大型の高級バイクにのっている方が多いのですが、年に数回しか乗らなくなり、いざ乗ろうとするとバッテリーが上がっている人が少なくありません。気負わず気楽にバイクに乗りたい人にはグロムはピッタリの1台です。 |
ロードレースの入門や練習にオススメの中型バイク(〜250cc)のバイク
ジクサー150/スズキ
本格的なサイズながら車体が軽量なので思い切り倒しこめる一台。構造もシンプルなので修理もしやすい。
購入動機・用途・比較車種 | 1.新車の価格が手頃! 2.止まってる姿がかっこいい! 3.構造がシンプルな空冷単気筒なのでメンテナンスがしやすい 4.センタースタンドがついてるので、チェーン清掃が楽! |
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長所・満足な点 | 1.おそろしい燃費! チョイ乗りは少し落ちるかもしれないが、100キロツーリングで50km/リットルがフツーに出る!慣らし段階なので今後に期待! 2.トルクフルで乗りやすい! 出足は◎ ギアは5速だがトルクフルなエンジンは低回転でも少しアクセルを多目に開けるだけで加速してくれる 3.やっぱりスタイルがかっこいい! |
短所・不満な点 | ・短所も不満も特にありませんが…圧倒的な加速は期待できない。大きなカブだと思ってゆったり走りましょ ・インド生産のバイクなので純正パーツを注文してもすぐに来ない |
これから買う人へのアドバイス | 空冷単気筒の12馬力エンジンに加速感やパワー感はまったく期待出来ません! しかし! 街中でも高速でも少しキツメの登り坂でも普通に走れますし、トルクが意外とあって驚くほど走りやすいバイクです。 車体の軽さと程よいタイヤサイズで思った角度にヒラッとコーナーを旋回しワインディングは楽しくて思わず笑みがこぼれます 手頃な値段でかっこいいスタイルは◎だとおもいます また現在3色のカラー展開をしてますが、別の色のプラスチック製のサイドタンクカバー(シュラウド)とクラブバーを買うだけで違う色に変えられるので気軽に車体色を変える楽しみもあります。 |
ロードレースの入門や練習にオススメの中型バイク(〜250cc)のバイク
CBR250R/ホンダ
練習用から初級の卒業までをこれ1台で完結可能。基礎がなければ速く走れない性能でもあることが、逆に上達を手助けしてくれます。
購入動機・用途・比較車種 | 知り合いからワンオーナー・走行距離極少・サーキット使用オンリーで走行後ショップO/H済の良車両を格安で購入。 用途はワインディング・ツーリング・街乗り用途。 |
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長所・満足な点 | 軽くて誰にでも扱い易いオールラウンダーな優等生。ツーリングに使っても扱い易く、アクセルワークや荷重移動等スポーツ走行の基本を学べるバイク。 エンジンもトルクフルで気負わずにブン回して遊べる。 軽さもあってコーナリングは意外と速い。 燃費も抜群。 後期からよりスポーツライクな見た目になった。 マフラーは純正にしては音質は頑張ってる方。 初心者にも勧められる上に、普段大型に乗る上級者でも楽しめる一台。 |
短所・不満な点 | オールラウンダー故に特筆するものは無い。 本気で走るとなると足回りはちょっと心許ない上に二気筒には及ばないピークパワー。 ツーリングに限ればパニアケース等を付けるには一工夫が必要。 単気筒にしては振動は少ないが、気になる人は気になる微振動。 あと軽いから何気に横風には弱いのと純正ハロゲンランプは暗い。 不満という不満も無いが特化している要素も無い全てにおいて高水準な平均値。 ただ懐の広さや軽量が故の操る気軽さ・楽しさは素晴らしい。 結構賛否あるようだが4気筒636ccの6Rに乗ってた自分でもコレはコレで気持ちイイなって思えた。 |
これから買う人へのアドバイス | 維持費はこのテの250ccでは最安レベル。 個体差によるがエンジンストールの持病を持っている事があるので注意。 あとウォーターポンプのメカニカルシール・オイルシールからのクーラント・オイル滲みも持病なので要チェック。 このバイクを買うなら、自分が何を求めてるか把握する必要アリ。 吊るしで乗ってもそこそこスポーティ、ライディングポジションもツアラー寄りで乗りやすくて維持費・ランニングコストも安い(本体価格も)のがイイ。そんなコスパ重視の方や好きなジャンルに育てて行きたい方にはオススメ。 |
ロードレースの入門や練習にオススメの中型バイク(〜250cc)のバイク
YZF-R25/ヤマハ
中級者でもそこそこ楽しめるのがR25。回してパワーを稼ぐエンジンなので、しっかりとアクセルを開ける必要があります。パワーバンドをどう維持して走るか、それを練習できる一台ではないでしょうか。
購入動機・用途・比較車種 | 3台維持が金銭的にツラくなり、正直持て余しているため、「2台を手放して1台に統合する」という計画のもと購入しました。 以前、初期型のR25/R3をレンタルする機会があり、その際に得た並々ならぬ好感触がこれを選ぶきっかけになりました。 |
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長所・満足な点 | とても良いバイクです。 新車価格60万超が安く思えるくらいとても完成されたバイクです。 私は、腕とか慣れとかそういうものが必要ない、本質的な部分でユーザーに優しいバイクが最上のバイクだと思っていますが、このR25はまさにその理想通りのバイクに仕上がっています。 車体は倒立フォークの採用もあり段差等でも乱れないとても穏やかな特性です。 形ばかりかと思いきや、前型のR25よりも更によくなっています。 |
短所・不満な点 | 割と前傾なので、30過ぎの運動不足で鈍った肉体は暫く悲鳴を上げていました。 主に肩回りと背骨に沿った体幹の筋肉が筋肉痛になりましたね。 冬の間に鍛えなおします。 |
これから買う人へのアドバイス | とても完成されているバイクなので、ぜひ新車で買って、じっくり慣らし運転をして、あるがままのベストバランスを味わってほしいと思います。 正直良いバイク過ぎて、私も含めて「自分が上手くなった」ように錯覚してしまうようです。 ある程度までは付いてきてくれますが、無理が過ぎると事故になります。 初心を忘れず、安全運転で楽しみましょう。 |
【バイクライフからバイクを探す】
■ロードレースの入門や練習にオススメのバイクを探す
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