
モトレポートでは、試乗インプレの他に新車・中古バイク検索サイト「ウェビック バイク選び」に掲載されているバイクに関する情報を発信しています。
目次
オーナーの満足度から、おすすめバイクをご紹介
「ウェビック コミュニティ」に登録されているmyバイクの中から、オーナーの満足度の高いおすすめバイクをランキング形式でご紹介。販売台数を基にしたランキングとは異なり、Myバイク登録人数、オーナーがつけた総合評価点数をもとにしているので、カテゴリーごとにリアルなおすすめバイクがわかります。
今回は所有しているオーナーの満足度が高い「おすすめ401~750スーパースポーツ」ランキングのTOP5をご紹介します!
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5位 GSX-R600/スズキ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:¥648,000 〜 ¥1,328,000
R750と排気量が近い弟分。この排気量帯のGSX-Rの歴史はユニークで、元々は750が主体でしたが、海外では600ccのレースが盛んとなったため、750をベースに600を作り売り出したというのがR600の始まり。そして現在は600ccのレースベース車として、スズキのミドルクラスSSの主役になっています。現在も海外専売者として750と併売されていますが、600のメリットは純粋なモータースポーツマシンであることと、軽量なことです。事実2011年モデルは血が滲むほどの軽量化がなされているとのこと。ちなみに現行型の車重は187kgです。
GSX-R600のスペックや関連情報
燃費 | - |
---|---|
最高出力 | - |
最大トルク | - |
全長 x 全高 x 全幅 | 2030mm x 1135mm x 710mm |
シート高 | 810mm |
▲身長166-170cmのライダーの約80%が GSX-R600の足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
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4位 GSX-R750/スズキ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:¥698,000 〜 ¥3,070,000
ミドルクラスGSX-Rの始まりは、600ではなくこの750から。海外の600の盛り上がりに合わせて750をベースに600を作りましたが、世界的に600ccのSSが主流となると立場が逆転。2006年モデルからは600をベースに750が設計されています。現在は750ccクラスの公式戦は行われていませんが、スズキはあえてR750を作り続けています。その理由は600にはできない快適性を取り入れられるから。2006年モデルでは、エンジンにバランサーシャフトが組み込まれました。これによりパワーは犠牲になりますが、振動を減らすことができます。性能優先の600ではあり得ない仕様です。レースではなくライダーに寄り添ったミドルSSです。
GSX-R750のスペックや関連情報
燃費 | - |
---|---|
最高出力 | - |
最大トルク | - |
全長 x 全高 x 全幅 | 2030mm x 1135mm x 710mm |
シート高 | 810mm |
▲身長166-170cmのライダーの約60%が GSX-R750の足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
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3位 CBR600RR/ホンダ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:¥506,000 〜 ¥1,668,000
2020年に現行型が発売され、CBR600RRはこれで幕を閉じます。というよりも、国産600cc最後のSSです。600RRはSSでありながらもバランスの良く仕上げられているバイクです。サーキットではもちろん速いのですが、600RRが優れていると感じるのは公道上でともいえます。コンパクトな車体と扱いやすい特性のエンジンのおかげで、SSとしては意外なほど公道で楽しいバイクなのです。もともとCBR 自体がサーキット、公道問わずあらゆるライダーが乗りやすい設計思想なのですが、CBR1000がRR-R となり勝ち優先の超人仕様に進化しました。しかし600RRはCBR代々の設計思想が貫かれています。CBRらしさを味わうなら600が良いかもしれません。
CBR600RRのスペックや関連情報
燃費 | WMTCモード値:17.3(クラス 3-2)〈1名乗車時〉 |
---|---|
最高出力 | 121PS / 14,000rpm |
最大トルク | 6.5kgf・m / 11,500rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2030mm x 1140mm x 685mm |
シート高 | 820mm |
▲身長166-170cmのライダーの約60%が CBR600RRの足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
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2位 YZF-R6/ヤマハ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:¥848,000 〜 ¥2,300,000
一般ライダーでも楽しめるCBR600RRに対し、一般ライダーが楽しめないのがYZF-R6です。語弊のある言い方ですが、一般人の乗りやすさを捨ててでもサーキットでの性能を高めたのがR6です。むしろ600ccのSSの中で最もSSらしい姿勢をとっていると言えます。最終型の特徴は、トラクションコントロールやクイックシフターといった電子制御技術の反映が一つ。そしてもう一つは外観デザイン。R1のスタイリングをR6に踏襲したことで、スーパーバイク感が高まりました。現行型のR1は公道よりもサーキットに志向を向けたバイクとなりましたが、R6も同様です。600ccでサーキットを攻めたいなら迷わずR6を選択すると良いでしょう。
YZF-R6のスペックや関連情報
燃費 | 6.6L/100km |
---|---|
最高出力 | 118.4PS /14,500r/min |
最大トルク | 6.3kgf.m/10,500r/min |
全長 x 全高 x 全幅 | 2040mm x 1150mm x 695mm |
シート高 | 850mm |
▲身長166-170cmのライダーの約60%が YZF-R6の足つきが「つま先立ち」と回答しています。
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1位 ZX-6R/カワサキ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:¥479,000 〜 ¥1,516,900
男カワサキだし、10RはWSBK最強だし、ということで6Rもスーパースパルタン、と思いきや一般人ライダーが公道で使用することを前提に設計されているのが6Rです。公式でも「ワインディングに合わせて最適化したエンジンとシャシー」と謳っています。ETC2.0も標準装備です。しかし、クイックシフターやトラクションコントロール、パワーモード選択などと贅沢な電子制御がおごられるなどSSらしいパッケージはしっかりとなされています。もちろんサーキット走行も問題ありません。むしろ公道とサーキットを両方ともバランスよく走るバイクとしてちょうど良いかもしれません。
ZX-6Rのスペックや関連情報
燃費 | 26.0km/L(国土交通省届出値:60km/h・定地燃費値、2名乗車時) |
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最高出力 | 126ps/13,500rpm |
最大トルク | 7.1kgf・m/11,000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2025mm x 1100mm x 710mm |
シート高 | 830mm |
▲身長166-170cmのライダーの約40%が ZX-6Rの足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
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まとめ
今回のランキングは600ccのSSが全てを占めました。しかし600ccのSSは生産終了がほぼ確実です。かつてはレースのひとつのクラスとして人気を誇りましたが、現在は需要がなくなってしまったのが原因です。これも時代の移り変わりかなと一抹の寂しさを覚えます。しかし完全終了かと思いきやそうでもないのもまた事実。メーカーからすれば勝ちにこだわった600ccとその性能である必要が無くなったということであり、メーカー思い思いの楽しいSSが投入される傾向もあります。その証拠にホンダはCBR600Rを販売していますし、ヤマハは2気筒エンジンを積んだYZF-R7を発表しています。サーキットでも楽しく、公道でも楽しい、そんなハイブリッドな特性のSSが今後増えてくると思います。本ランキングの栄光のマシンに思いを馳せながらも、新世代の登場が楽しみなミドルクラスSSです。
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