
モトレポートでは、試乗インプレの他に新車・中古バイク検索サイト「ウェビック バイク選び」に掲載されているバイクに関する情報を発信しています。
目次
オーナーの満足度から、おすすめバイクをご紹介
「ウェビック コミュニティ」に登録されているmyバイクの中から、オーナーの満足度の高いおすすめバイクをランキング形式でご紹介。販売台数を基にしたランキングとは異なり、Myバイク登録人数、オーナーがつけた総合評価点数をもとにしているので、カテゴリーごとにリアルなおすすめバイクがわかります。
今回は所有しているオーナーの満足度が高い「原付二種」ランキングのTOP5をご紹介します!
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5位 シグナスX/ヤマハ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:21.4万円 ~ 34.65万円
ヘルメット+小物が入るシート下トランク、DCソケット付きのフロントポケット、乗降のしやすい一枚板のフットボードといったスクーターに求められる基本性能は抑えつつ、スポーツ性能が強化されているのがシグナスXです。ブレーキは前後ディスクが採用され、液晶メーターは原二では珍しい回転表示付きの本格派、何よりも鋭角と直線を多用したスタイリングがスポーツ感とスピード感を高めています。またサードパーティ各社がスポーツ性を高めるパーツを様々用意しているため、いじる楽しさは原二随一です。
シグナスX/ヤマハのスペック情報
燃費 | 43.3km/L(60km/h) 2名乗車時 |
---|---|
最高出力 | 9.8PS/7,500r/min |
最大トルク | 1.0kgf・m/6,000r/min |
全長 x 全高 x 全幅 | 1890mm x 1120mm x 690mm |
シート高 | 775mm |
▲身長166-170cmのライダーの約50%が シグナスXの足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
- シグナスX:現行車種のスペックや新車・中古バイクはこちらから
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4位 アドレス125/スズキ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:16.9万円 ~ 23.1万円
生活の足としての機能性をしっかりと詰め込んでいるのがアドレス125。フラットボードをはじめ、600mlのペットボトルが入る左右独立のフロントポケット、ヘルメット1個が入るシート下トランクといった要所はきちんと押さえています。特徴的なのは主張の大きいリアキャリア。原二スクーターといえばリアにボックスを上げ、メインの収納として使用するユーザーは大変多いと思います。アドレス125のキャリアであればどんなボックスも余裕で装着可能です。スズキは公式にはうたっていませんが、リアボックスハードユーザーのことも考えた設計でしょう。
※生産終了モデル
アドレス125/スズキのスペック情報
燃費 | 52.0 km/L(60km/h)2名乗車時 国土交通省届出値:定地燃費値 |
---|---|
最高出力 | 9.4 PS / 7,000 rpm |
最大トルク | 1.0 kgf・m/ 6,000 rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1900mm x 1135mm x 685mm |
シート高 | 745mm |
▲身長166-170cmのライダーの約70%が アドレス125の足つきが「ベタあし、良好」と回答しています。
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3位 NMAX/ヤマハ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:27.7万円 ~ 40.92万円
TMAX560を頂点とするスポーツスクーターシリーズ「MAX」の末弟となるのがNMAXです。2021年にフルモデルチェンジを受けました。TMAXはヨーロッパで高い評価を得ているスクーターであり、スポーツ性もさることながら日本車離れしたスタイルを持つのも特徴。NMAXにもそのパッケージングが受け継がれており、滑らかな曲線で構成されたボディは日本の原二とは思えない高級感を持っています。フットボードは一枚板ではありませんが、これは高剛性フレームを採用しているが故のもの。スポーツ性はかなり高いものの、あえてそれを主張せずフォーマルに身を包んで大人の雰囲気を醸し出しています。
NMAX/ヤマハのスペック情報
燃費 | |
---|---|
最高出力 | 12ps/8,000rpm |
最大トルク | 1.1kgf・m/6,000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1935mm x 1160mm x 740mm |
シート高 | 765mm |
▲身長166-170cmのライダーの約60%が NMAXの足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
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2位 アドレスV125/スズキ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:20.9万円 ~ 20.9万円
かつての原二の代名詞たる存在で、都市部の幹線道では、朝夕の通勤ラッシュでの韋駄天ぶりに下を巻いた人も多いのではないでしょうか。V125の最たる特徴は説明不要の機動性です。正直、原二としては収納などは心許ないところもありましたが、50ccクラスの車体が発揮する類まれな運動性能がその点をカバー。収納が少ないせいか、大多数のユーザーはリアボックスを上げるのが定番で、またその様がV125に大変マッチしていました。これほどまでにサラリーマンの運動靴と化した原二はないでしょう。まさに通勤のGSX-RRです。
※生産終了モデル
アドレスV125/スズキのスペック情報
燃費 | 52.0 km/L ( 60 km/h走行時) 国土交通省届出値:定地燃費値 |
---|---|
最高出力 | 9.9ps/7500rpm |
最大トルク | 1.0kg・m/6000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 1750mm x 1030mm x 635mm |
シート高 | 740mm |
▲身長166-170cmのライダーの約80%が アドレスV125の足つきが「ベタあし、良好」と回答しています。
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1位 PCX125/ホンダ
▲ウェビック バイク選び掲載価格:27.9万円 ~ 44.88万円
車体は125としては大きいものの、それ以外は全て揃っているのがPCX125です。まずスタイリングが優れています。原二らしい低コスト感は皆無で、ボディの曲面の取り方などを見ると、安い金型を使っていないことは一目瞭然。しかもPCXのスタイリングはモデルチェンジごとに磨かれ質感も高まっています。驚くのは収納で、シート下トランクはなんと30Lの大容量。フルフェイスヘルメット+アルファどころかデルタくらいの勢いで入り、通勤程度の荷物ではリアボックスは要りません。リアボックスを上げれば3日程度の出張荷物が積載できます。走りはスポーツ性と経済性が非常に高く、このおかげもありPCXは首位にあるようなものです。一度乗るとあまりの便利さに降りれなくなること必至です。
PCX125/ホンダのスペック情報
燃費 | 47.4(クラス 1)〈1名乗車時〉 |
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最高出力 | 12.5/8,750 |
最大トルク | 1.2/6,500 |
全長 x 全高 x 全幅 | 1935mm x 1105mm x 740mm |
シート高 | 764mm |
▲身長166-170cmのライダーの約50%が PCX125の足つきが「かかとが浮く」と回答しています。
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まとめ
原付二種は生活の足ではありますが、30km/以上で走れるという50ccにはできない特性があります。そのため、求められるのは機動性、すなわちスピードです。その上で現在はスタイリングも求められており、ただ単に速いだけでは商品性に乏しくなります。一方、潔いまでに機能性を絞り、機動性と価格の低さを優先したアドレスV125も満足度が高い結果となっており、通勤特快の偉大さを改めて思い知る結果となりました。
ここから見えてくることは、中途半端な作りではユーザーに届かないということだと思います。原二だけれども、趣味としてのバイクと同じよう、開発の意図を明確にしなければなりません。このランキング上位のバイクたちは、どれも開発者のメッセージが込められた個性豊かなバイクたちだと思います。
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