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2021年上半期のおさらいに、新車販売台数トップ10をお届け!
2021年もコロナに翻弄された年となっています。バイクも暗いニュースだらけかと思いきや、実は販売台数が前年よりも2割増しで、125cc~249ccまでの軽二輪の販売台数は3万7562台(二輪車新聞調べ・2021年9月24日発行)と非常に好調。一時期騒いだバイク離れはもはや過去の考えで、次世代のバイクライフを考えるべき嬉しい状況です。
さて、同日の二輪車新聞には2021年上半期のバイクの販売台数が発表されています。今回は軽二輪販売台数の6位~10位までを紹介します。
出典:二輪車新聞
【第10位】GSX250R/スズキ 販売台数:1,420台
2017年発売。GSR250をベースにパッケージをリビルドしたフルカウルスポーツモデル。GSR250にはハーフカウルを装備したバリエーションモデル「F」がありましたが、それよりもハンドル位置を低くするなどしてスポーツに振ったのがGSX250R。エンジンは滑らかさ重視のロングストローク型で、バイク自体も安定性が高いため、長距離をラクに走ることが可能。スポーツツアラーといえる見た目と走行特性を持つのが特徴です。
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【第9位】ジクサーSF250/スズキ 販売台数:1,443台
2020年発売。単気筒エンジンを積んだスポーツモデル。このエンジンはオイル自体を冷却水として使用する油冷方式を採用しています。油冷方式は、空冷よりもエンジンを冷やせながら、水冷よりも軽くできるのが特徴。参考までに現行型のGSX250Rが181kgあるのに対し、ジクサーSFは158kg。重量が23kgも軽く、その上馬力はジクサーのほうが2ps高い26psを発生。サーキットで積極的に振り回して遊びたくなる仕様です。
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【第8位】Vストローム250/スズキ 販売台数:1,654台
2017年発売。ADVは大柄というイメージを崩した大ヒットモデル。GSR250がベースですが、GSR自体が実は高速安定性が非常に高いツアラーでした。Vストローム250はその良さを最大限に活かしADVに昇華させたもの。結果、デカイ・重い・持て余すのADVのイメージを覆す唯一のコンパクトADVが誕生し、瞬く間に大人気モデルへ成長しました。Vストローム250にケース3セットでフル積載し、旅に向かう姿はなんか頼もしく、見る人も朗らかな気持ちになります。
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【第7位】ADV150/ホンダ 販売台数:1,726台
2020年発売。ホンダはX-ADVでスクーター型ADVという新たなジャンルに挑戦し成功しましたが、その弟分といえるのがADV150です。ベースはPCX150なので、走行性能と耐久性、燃費性能は折り紙付きの実力を持っています。しかし単に皮を着せ替えたのではなく、悪路に対応できる足回りを備え、バーハンドルや専用のメーターを備えるなど、オフ車としてしっかりとパッケージングがなされているのが特徴。見た目も頼もしいですが、悪路に突入しても頼もしく乗り手を支えます。
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【第6位】CRF250L・ラリー/ホンダ 販売台数:1,965台
現行型は2021年発売。CRF250LとそれをベースにしたのがアドベンチャーツアラーのCRF250ラリーです。新型はエンジンの内部まで手を入れた改良で低中速トルクが向上、よりオフロードを楽しめる特性としています。LはLEDヘッドライトを採用するなどしてABSを標準装備にしつつ4kgの軽量化を達成しています。ラリーのスタイリングはダカラールラリーのファクトリーマシン「CRF450 RALLY」をモチーフとし、ロングスクリーンやアンダーカウル、左右非対称のライトなどを備え競技車の雰囲気を強めています。
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まとめ
6位~10位までは、ADVも含めてツアラーモデルが多くランクインという結果でした。コロナの影響で「密を避ける」という考え方が一般化しましたが、密にならず遠くまで出かけれらるのがバイクの特徴。250ccであれば車体価格が低いですし、移動費含めた全体のコストも抑えることができます。ケース類などを装着して積載性を上げれば、単独でキャンプツーリングに出かけるのも気楽です。250ccツアラーは、手軽に旅をする相棒にもってこいと言えるでしょう。
さて次回の後編では、ランキング上位をご紹介します。お楽しみに!
出典:二輪車新聞
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