
モトレポートでは、試乗インプレの他に新車・中古バイク検索サイト「ウェビック バイク選び」に掲載されているバイクに関する情報を発信しています。
目次
オーナーの満足度から、おすすめバイクをご紹介
「ウェビック コミュニティ」に登録されているmyバイクの中から、オーナーの満足度の高いおすすめバイクをランキング形式でご紹介。販売台数を基にしたランキングとは異なり、Myバイク登録人数、オーナーがつけた総合評価点数をもとにしているので、カテゴリーごとにリアルなおすすめバイクがわかります。 今回は所有しているオーナーの満足度が高い「おすすめ126~250ccアメリカン/クルーザー」ランキングのTOP5をご紹介します!
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- おすすめ126~250ccアメリカン/クルーザーの続きを見る
- ※TOP5は記事公開時点のランキングとなります
- 他のおすすめランキング記事を見る
5位 レブル(旧)/ホンダ
現在大ヒット中のレブル250の初代は1985年に登場しました。並列2気筒エンジンを積んだシンプルなアメリカンですが、その街乗りのしやすさと個性的なスタイリングでヒットモデルに。同時に初代レブルのおかげで250ccアメリカンの市場が開拓されました。レブルは、250アメリカンの黎明期のモデルということもあり、ネイキッドをクルーザーらしく仕立てたという設計です。 しかしローアンドロング、エイプハンガー、そして抜群の足つき性と、クルーザーとして何一つ不足ない仕様。半分ネイキッド、半分アメリカンという歪さが否めないものの、それが逆にレブル250の個性を引き立たせ魅力となっています。
レブル(-1999)/ホンダのスペック情報
シリーズ |
- |
---|---|
排気量 | 233cc |
燃費 | 43.0 km/L ( 60 km/h走行時) |
最高出力 | 21ps(15.4kw)/8000rpm |
最大トルク | 2.0kg・m(19.6N・m)/7000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2125mm x 1080mm x 860mm |
シート高 | 660mm |
▲身長166-170cmのライダーの約100%が レブル(-1999)の足つきが「ベタあし、良好」と回答しています。
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- レブル(-1999)の新車・中古車一覧を見る
- レブル(-1999)のオーナーレビューを見る
4位 ビラーゴ250/ヤマハ
本ランキング2位のドラッグスター250の始祖で、1988年登場。それまでの和製クルーザーは、半分ネイキッド、半分アメリカンという設計でしたが、ビラーゴは、本格的なアメリカンとして設計されました。その際たる例はエンジン。和製クルーザーといえば、スポーツネイキッドの並列2気筒エンジンを転用というのが常でしたが、ビラーゴはわざわざ新設計の空冷エンジンを搭載。 しかも気筒の角度を60度の狭角にするというこだわりぶりです。ビラーゴ登場当時は、峠に行けば野鳥よりもバイクの方が多いという時代でしたが、そのブームが過ぎると乗りやすいバイクが注目され、ビラーゴも次第にユーザーを獲得。実は2000年まで販売されていたロングセラーです。
ビラーゴ250(XV250)/ヤマハのスペック情報
シリーズ | |
---|---|
排気量 | 248cc |
燃費 | 56.0 km/L ( 50 km/h走行時) |
最高出力 | 23ps(16.9kw)/8000rpm |
最大トルク | 2.2kg・m(21.6N・m)/6000rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2190mm x 1140mm x 780mm |
シート高 | 685mm |
▲身長166-170cmのライダーの約100%が ビラーゴ250(XV250)の足つきが「ベタあし、良好」と回答しています。
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- ビラーゴ250(XV250)の新車・中古車一覧を見る
- ビラーゴ250(XV250)のオーナーレビューを見る
3位 Vツインマグナ/ホンダ
ホンダがスティード(1988年)を発表したことでアメリカンブームが到来しました。スティードは400ccなので、格下の250ccとして開発されたのがVツインマグナです。しかし正直、存在感と個性はホンダの中で現在でもトップです。まずは圧倒的なローアンドロングスタイルに打ちのめされます。 さらに前例のないディッシュホイールが足元を逞しく引き締めています。エンジンはアメリカンの例に漏れずVツイン…ですが、このエンジンはVT系の水冷DOHCのスポーツエンジンというのが出自。そのため走りの素性も優れています。 圧倒的なローアンドロングスタイル、逞しい足回り、そして優れた走行性能、何より全体が完璧に調和したスタイルは、現在においても唯一無二の美しさを放っています。
マグナ(Vツインマグナ)/ホンダのスペック情報
シリーズ | |
---|---|
排気量 | 249cc |
燃費 | 36.0 km/L ( 60 km/h走行時) |
最高出力 | 27ps(20kw)/10000rpm |
最大トルク | 2.3kg・m(23N・m)/7500rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2315mm x 1065mm x 880mm |
シート高 | 690mm |
▲身長166-170cmのライダーの約100%が マグナ(Vツインマグナ)の足つきが「ベタあし、良好」と回答しています。
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- マグナ(Vツインマグナ)の新車・中古車一覧を見る
- マグナ(Vツインマグナ)のオーナーレビューを見る
2位 ドラッグスター250/ヤマハ
2000年に登場したドラッグスター兄弟の末弟です。本格的なクルーザーとして開発されたシリーズのセオリーにもれず、空冷Vツインエンジン、ローアンドロングスタイル、エンプハンガーといったスタイリングは踏襲されています。しかし、ドラッグスター250には他の兄弟ではなし得ない特徴があります。それは重量です。アメリカンは重厚感! 重くて当然! とも思いますが、やはり重量級は体力と気力を奪います。 そこに切り込んだのがドラッグスター250で、160kg(乾燥)の車体は、普段からその辺の乗り回すのになんの不自由もない重量です。そのおかげで、ドラッグスター250は多くの女性ユーザーを取り込みました。末弟ながらもにくいイケメンです。
ドラッグスター 250/ヤマハのスペック情報
シリーズ | |
---|---|
排気量 | 248cc |
燃費 | 51.0 km/L ( 60 km/h走行時) 舗装平坦路燃費 |
最高出力 | 20PS/8,000r/min |
最大トルク | 1.9kgf・m/6,000r/min |
全長 x 全高 x 全幅 | 2320mm x 1070mm x 935mm |
シート高 | 670mm |
▲身長166-170cmのライダーの約100%が ドラッグスター 250の足つきが「ベタあし、良好」と回答しています。
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- ドラッグスター 250の新車・中古車一覧を見る
- ドラッグスター 250のオーナーレビューを見る
1位 レブル250/ホンダ
名車レブルの冠が2017年に復活しました。かつてのレブルとは違い、車体の前後長が抑えられ、エンジンもCBR250譲りの単気筒エンジンが採用されています。往年のファンからすれば「こんなのレブルじゃない」とも言えるかもしれません。 しかし、バイクが売れず、しかもコロナで経済が停滞している時期に納車待ちとなるほどの人気を獲得し、しかも若い女性ユーザーの比率が天変地異を疑うほど高いことを考えると、そんな意見は冥王星の先の宇宙ごみのようなものです。 若者の取り込み、街乗りがしやすい、エントリーユーザーの獲得、これはまさしくレブルの再来です。なぜここまで人気かというと、理由は足つきの良さ。「バイクは走ってナンボ」ということで、なおざりにされてきたのが足つき。「それはそんなもんだ」と、開発者もメディアも割り切ってしまったのではないでしょうか。 そこに切り込んだのがレブル250。結果は数字が語りました。
レブル 250/ホンダのスペック情報
シリーズ |
- |
---|---|
排気量 | 249cc |
燃費 | 46.5km/L(60)〈2名乗車時〉 |
最高出力 | 26ps/9,500rpm |
最大トルク | 2.2kgf・m/7,750rpm |
全長 x 全高 x 全幅 | 2205mm x 1090mm x 820mm |
シート高 | 690mm |
▲身長166-170cmのライダーの約100%が レブル 250の足つきが「ベタあし、良好」と回答しています。
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- レブル 250の新車・中古車一覧を見る
- レブル 250のオーナーレビューを見る
まとめ
現在はすっかりと規模が縮小した250ccクルーザーですが、改めてこのカテゴリの魅力を探ると、取り回しの良さが挙げられます。特に足つき性能については最高です。足つきはバイクなら悪くてナンボ、と思うかもしれません。 メーカーもメディアもバイクが好き過ぎて走行性能の高さに酔いしれ、はっきり言って足つきをなおざりにしてきたのではないでしょうか。そして現在の流行も地面から離れて“背”を伸ばし過ぎています。しかしユーザーからすれば、足つきは大事です。足がつかず車体も重いとくれば、乗りたい女性も怖くて乗れません。 四輪はあれだけ親切な設計がなされているのに、バイクはなぜ…俺に合わせろ文句を言うなというのがバイク? と感じます。しかしその状況も変わりました。 圧倒的な足つき性能を持って復活したレブル250が超ヒットを記録したのです。完全に盲点をついたヒットではないでしょうか。そしてこのヒットが、改めて250クルーザーの潜在的な需要と魅力を提示しているのではないでしょうか。
- 新車・中古バイク検索サイト”ウェビック バイク選び”
- おすすめ126~250ccアメリカン/クルーザーの続きを見る
- ※TOP5は記事公開時点のランキングとなります
- 他のおすすめランキング記事を見る
この記事にいいねする