
文/Webikeスタッフ:アキヒト
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ついに表彰台獲得を獲得したアプリリアのハイテクSS
先日行われたMotoGP第12戦イギリスGPで、念願の表彰台を獲得したアプリリアとアレイシ・エスパルガロ。ロードレースファンの中では今一番アツいニュースと言っても過言ではないでしょう。アプリリアと言えば、ここ数年最高峰クラスでは華やかしい戦績とは言えませんが、motoGPの前身であるWGPでは250クラスで無類の強さを発揮していました。他にも、海外のファクトリーチームと初めて契約した日本人ライダーとして原田哲也が所属したことでも有名です。
そんなアプリリアから発売されているフラッグシップスーパースポーツモデルが、RSV4 1100 FACTORYです。motoGPのテクノロジーを惜しみなく投入されたRSV4は、電子制御をはじめとしたハイテク装備はもちろんのこと、フルモデルチェンジにより特に目を惹くのが大きなウィングレット。前モデルからウィングが取り付けられましたが、今回のモデルチェンジでさらに大型化しダウンフォースによる高速走行時の安定性向上に寄与しています。まぁ公道ではダウンフォースを感じられるような速度域で走る機会も無いのですが...
また、ヘッドライトのLED化に伴いフロント周りのデザインも一新。これまでのデザインを踏襲しつつ、ミドルクラスのRS660と同じようなシャープな3灯ヘッドライトデザインとなっています。
RSV4の代名詞とも言える狭角65度V4エンジンは1099ccまで拡大され、最高出力はスーパースポーツモデルの中でもトップクラスの217psを発揮します。それに併せてアプリリアの電子制御パッケージ「APRC」もグレードアップ。6軸IMUによるトラクションコントロールやウィリーコントロールをはじめ、エンジンマップ切り替え、エンジンブレーキコントロール、ピットリミッターなど、状況に応じて出力を調整することができ、ハイパワーなRSV4を操る為に必要不可欠なものとなっています。他にもクイックシフターやクルーズコントロールといった、快適な走行をアシストくれる機能も備わっています。
極めつけは前後オーリンズ製の電子制御サスペンション。路面状況に応じて適宜最適な減衰調節が行われるだけでなく、スイッチ操作で任意の設定にも変更することが出来ます。
ハイパワーエンジンと最先端の電子制御。そしてmotoGPばりのウイングレットがついたカウルデザインと、これ以上無いほど欲張りなスーパースポーツモデル。乗ればきっと非日常を体験させてくれること間違いなしですよ!
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