文/Webikeスタッフ:アキヒト
現代のストリートにピッタリの小さなホーネット
ホンダの”ホーネット”と言われたらどんなバイクを思い浮かべますか?
250、600、900と排気量問わずDOHC直列4気筒エンジンを搭載し、マフラーはシートの右下に配置されたアップタイプを採用。スポーツモデル顔負けの極太リアタイヤを履いた、あの”ホーネット”を思い浮かべると思います。
その中でもホーネット250はシリーズの中で唯一カムギアトレーンを採用したモデルとなり、4気筒+カムギアの独特なサウンドと180サイズの極太リアタイヤが多くのライダーに刺さり、生産終了となった現在でも中古車価格が落ちないバイクのひとつです。
今でこそ250、600、900のホーネットは全て生産終了となりましたが、”ホーネット”の名を持つバイクが他にも存在し、現在も新車で販売されているのをご存知でしょうか?
その名はHORNET2.0。インドホンダから販売されているこちらのホーネットは、日本で馴染み深い4気筒モデルとは全く異なり、184cc空冷単気筒エンジンを搭載したモデルとなります。
それでも装備は充実しており、フロントフォークはSHOWA製の倒立フォークを採用。灯火類はウィンカーを含めて全てLEDとなり、シフトインジケーター付きの液晶デジタルメーターまで搭載しています。スタイルはCB600Fホーネットにも似たヘッドライトデザインをはじめ、全体的にストリートファイター色の強いスタイルとなっています。
昔のような過激さや迫力は無いかもしれませんが、軽量で燃費も期待できる空冷単気筒エンジンは、現代の市街地を走る上でこれまでのホーネットの中では一番最適といえるかもしれません。また、同じインド生産のホンダ車でも発売から爆発的な人気を誇るGB350の存在もあるので、インド生産だからと侮れませんよ。何よりこれだけの装備が付いて価格も魅力的なので、学生やセカンドバイクを探している人にもオススメの1台です!
- HORNET2.0:スペックや新車・中古バイクはこちらから
- HORNET2.0のスペックや相場、ユーザーのカスタムなど詳細情報を見る
- HORNET2.0の新車・中古バイク一覧を見る
- ホーネットシリーズの一覧を見る
この記事にいいねする