
文/Webikeスタッフ:Johnny
旧・GB? 真・GB?
残念ながら中止となってしまった東京モーターサイクルショー、もしも開催されていたならば是非実車を見てみたかったのがホンダの「GB350」です!
惜しまれながら廃盤となったSR400のポジションを埋めるかのようにリリース告知がなされたこの車両、「GB」の名を冠していることもあって中排気量シングルの新たなスタンダードマシンとして市場で存在感を示してくれることでしょう。
さて、本日ご紹介するのは「新・GB」に対しての「旧・GB」。(「真・GB」と呼んでも良いかも知れません。)
60年代風のクラシックなルックスながら、販売が開始された80年代初頭としては最新のメカニズムを積んだ、現代で言うネオクラシックに該当する車両です。
キャブレターがシングル化された後期のモデルのため、部品点数が少なくなっておりメンテナンス性や信頼性に関して特殊な部分はありません。
市場でのタマ数はそこそこあるGB250クラブマンですが、今回こちらの車両をピックアップした理由はズバリ、『販売しているお店が非常に信頼できる』から!
北海道のROMA-MC 美香保店にて販売中なのですが、こちらの店長さんは元GBオーナー。この20年での累計GB販売台数は、なんと200台!
20年で200台のGBを販売って、単純計算すると年間10台。20年間、ほぼ毎月のようにGBを販売されている計算になります。
考えてみるとこれって凄い数字じゃないですか?
単なる元オーナーではなく、自分が乗っていた上で特別な思い入れがお有りだったのだろうというのは、想像に難くありません。
そんなROMA-MC 美香保店さんで扱うGB250クラブマンですから、製造から20年以上が経ったとは言え、扱い台数に裏打ちされた豊富な知見と、匠の整備でコンディションは抜群です。
タイヤ、チューブ、油脂類にオイルフィルター、プラグ、チェーンといった消耗品は新品交換での納車だから、納車してすぐに楽しくツーリング出来ますね。
さらに、ROMA-MCさんでは【美装】と呼ぶ独自の外観仕上げサービスメニューが設定されています。


【美装】サービスでは、車両を仕上げるに当たっていたずらに「オールペン」してしまうのではなく、うまく旧車の「風合い」を残しながら経年劣化でみすぼらしくなってしまった箇所をしっかり手直ししてくれているのがよく分かります。
この車両でオススメ出来るのは、主要な消耗品が新品交換された納車されることに加えて、やっぱり気になる中古車の「外観」についてもしっかりと仕上げて納車してもらえること!
納車後の定期的な磨き込みや洗車はもちろん楽しいですし、オーナーになる醍醐味とも言えますが、20年前の車両を手に入れてすぐに自分一人でこれだけの磨き込みを行うのは、設備や時間や根気など、色んな面で大変です。
かといって、フルレストアやオールペンはコストもかさむし、非の打ち所の無い新品のようになってしまうのも少し違う気がする...クラブマンをお探しの方にはきっとこの微妙で難しいニュアンスへのコダワリがわかって頂けると思います。
納車後に少しずつカスタムしていくもよし、このままツーリングにバリバリ活用するもよし。
新しく発売されるGB350だけでなく、この記事を読んで興味を持った方はオリジナルのクラブマンも一考に加えてみてはいかがでしょうか。
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