
文/Webikeスタッフ:銀
20万円で新車が買えるなら、絶対新車を買うべきです。
2020年に突如として発生したコロナ禍。感染の拡大はまだまだ予断を許しませんし、この後どうなっていくのか、という点でも確かな予想はできません。政府や自治体は、盛んにテレワークの推奨をしていますが、世の中、職場に行かなければならない仕事にならない、という方は大勢いらっしゃいます。
今回のコロナ禍を機に、電車通勤からバイク通勤に変えた、という方も多いと聞いています。また、これからバイク通勤を検討されている方も多いと思います。そこで、バイク通勤してみようか、と検討している方に私が最もおすすめしたいバイク、それがスズキ アドレス110です。
アドレス110の排気量は110㏄。残念ながら、アドレス110は原付二種クラスなので、普通自動車免許では運転できません。ハードルが上がってしまいますが、バイクで通勤をされるのであれば、普通自動二輪免許か、小型限定普通二輪免許を取得されることを強くお勧めします(二段階右折、時速30km制限など、50cc原付を取り巻く環境はハッキリ言って厳しいです)。
アドレス110を私が強くお勧めするポイントをまとめると、下記になります。
1.新車で205,000円(税抜)の圧倒的コストパフォーマンス。
2.ホイールサイズが大きいので安定性があり、走りやすい
3.燃費がとても良い
4.リアキャリア、フロントポケットなど、便利な装備が標準装備。
5.車重が軽い
まず、新車販売価格が¥205,000という良心的な価格設定です。通勤に20~30万円のバイクはちょっと高い……と思って、10万円から15万円前後の中古スクーターを個人売買で購入される方も多いかもしれません。それも一つの考え方です。ですが、大事な仕事への通勤に使うのならば、車両のトラブルで遅刻する、立ち往生する、というのは大人として絶対に避けなければいけません。
中古バイクは安いかもしれませんが、やはり中古車。年式と走行距離に応じたメンテナンス、整備は絶対に必要になります。毎日の通勤に不安要素なく使える、という意味で、通勤に使うバイクこそ、トラブルフリーな新車を買うのが一番です。
続いて、2のホイールサイズ。いわゆる日本の原チャリは小回りとメットインスペース重視のため、前後10インチを多く採用してきました。アドレス110は前後14インチ。ホイールサイズが大きいと、走行時の安定性が高く、段差にも強いのです(簡単にいえば、前輪が21インチのオフロードバイクのほうが、悪路に強いのと同じ理屈です)。前後10インチのバイクにも良い点はありますが、これから通勤でバイクを検討している、という方であれば、ホイールサイズの大きめのバイクのほうが、安定性の高さからお勧めです。
燃費に関しては、現代の4ストバイクはみな燃費が良く、アドレス110も同様です。リッター40キロから50キロは走る、というオーナーの声がほとんど。ひと昔前のスクーターよりも、はるかに燃費が良くなっています。
→アドレス110オーナーの声はこちら
ホイールサイズが大きいことのデメリットの一つは、メットインスペースが小さくなること。ですが、アドレス110はリアキャリアが標準装備なので、簡単にトップケースを装着できます。30リッターから40リッターのトップケースを付ければ、メットインスペースの小ささなど気にならず、アドレス110がさらに便利になります。
車重に関してですが、バイクを押して歩くときや、ちょっとした取り回しの際にも、軽い、というのは本当に重要なポイント。バイクに慣れていないのであれば、なおさら軽いバイクがお勧めです。アドレス110の車重は装備重量で100㎏。125㏄スクーターを代表するPCX、NMAXの車重が130キロ前後と考えると、だいぶ軽いです。車重が軽いだけで、燃費が良くなることにもつながります。
今回紹介するSBSゆにたすさんのアドレス110は、1年落ちの2020年モデルのため、なんと乗り出し価格でも20万円を切るバーゲンプライス。20万円を切る価格で、国内正規販売の原付二種モデルの新車が購入できるって、なかなかスゴイことです。
今回はアドレス110をバイク通勤デビューのお勧めとして紹介しましたが、原付二種クラスは本当に魅力的なモデルが多いです。色々なモデルから、自分にピッタリの1台を探してみてください!
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