
文/Webikeスタッフ:アキヒト
直4SSは国内メーカーだけじゃない!
2009年に初代S1000RRが登場以来、初のフルモデルチェンジとなった現行S1000RR。従来モデルからありとあらゆる部分が変わりましたが、まず目につくのがそのフォルム。これまでのヘッドライトは多少デザインが変わっても左右非対称を貫いていましたが、今回のモデルチェンジでは初の左右対称デザインに。個人的には左右非対称デザインはS1000RRのアイデンティティとすら思っていたので、このデザイン変更は驚きです!
もちろん中身もデザインに負けず大幅な変更が行われており、新設計の可変バルブ付きエンジンは207馬力までパワーアップ。ピークパワーだけでなく、可変バルブにより低中速域でのパワーも格段に上がっています。同じく新設計フレームと併せて各部軽量化が行われ、標準仕様で従来モデルから11kgの軽量化に成功。装備重量でも200kgを下回り、リッターSSの中でもトップクラスの軽さを誇ります。
他にも手元の操作で各種設定が可能な6.5インチのTFTメーターや新型6軸IMUを搭載した電子制御など、走りをサポートする機能も充実です。
徹底した走りへの追及は灯火類にも表れていて、一見するとテールライトが無いようにも見えますが、何とテールライトとウィンカーは一体型に!しかもサーキット走行を考慮して、ナンバープレートホルダーを外すだけでリア回りの灯火類が全て撤去されるというこだわりっぷり。走りに対して細かなところにまで妥協しない姿勢が見て取れますね!
さて、今回ご紹介のS1000RRですが、より走りを追求したフル装備のMパッケージ+DDC(電子制御サスペンション)モデルになります。Mパッケージの専用装備としてカーボンホイールと専用シート、そしてこれまた新設計の電子制御サスペンションが装着されます。新装備、豪華装備が盛りだくさんのS1000RRですが、まだまだ日本では球数が少ない状態です。
この車両を販売しているMotorrad Mitsuoka 鈴鹿さんでは、現在店頭在庫があるようなので、今すぐにでも欲しい方はお早めにお問い合わせください!
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