文/Webikeスタッフ:銀

ウェビックスタッフ 銀 の愛車紹介 vol.2

こんにちは!ウェビックスタッフの銀です。今回はツーリングからサーキット走行まで、色々なシーンで活躍してくれる愛車、SUZUKI GSXS-S1000Fについて紹介したいと思います。

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GSX-S1000Fを買った理由

GSX-S1000Fを購入する前はKTM690DUKE(2012年)を所有していました。690DUKEで草レースにも出場しましたし、サーキットで遊ぶことが本当に楽しいバイクでしたが、コース距離が長いサーキットも走るようになると、シングルエンジンの限界を感じるようになっていました。

「やっぱり4気筒や2気筒のバイクもいいな~」と思い始めたその頃は何かと忙しく、年に数度のサーキット走行会を楽しめて、サーキットも楽しめるけどツーリングもできるようなスポーツバイクがいいな、と考えるようになっていました。
ちょうどその頃に発表されたのが、スズキのGSX-Sシリーズ。少し前にはヤマハのMT-09が大ヒットし、カワサキのZ1000、NINJA1000を含めて、1000㏄クラスの運動性能の高いバイクが出揃っていました。ですが、もともと1100カタナに乗っていた根っからのスズキ党。GSXの文字を見た瞬間に購入を決め、試乗もせずにスズキのバイクショップでオーダーをしていました。

GSX-S1000Fに乗ってみると・・・・・・

それまでの数年がKTM690DUKEというなかなか尖ったバイクに乗っていたこともあり、何よりもスムーズなエンジンとハンドリングにびっくり。水冷かつFIで、GSX-R1000譲りのスズキの4気筒エンジンは低速から高回転まで、ストレスなくパワーが出て、一体どこまで加速していくんだ?って感じでした。

スーパースポーツ譲りの車体は1000㏄のバイクとは思えないぐらい軽く、気軽に乗れる感じもよかったです。
ここでこのぐらい加速したい!と思った時にアクセルを開けると、イメージ通りに加速してくれる、パワーデリバリーがスムーズなエンジンと、癖のないハンドリングのおかげで、これだけハイパワーなマシンでも気軽に乗れてしまう、ということに驚きました。

また、地味な機能ながらも、エンストを防止してくれるローRPMアシストが、低速でのUターンなど、スロットルワークに気を使う場面でとても頼もしいです。

トラコンの安心感

で、慣らし運転もそこそこに筑波サーキットの走行会へ。そこで何より驚いたのは、トラコンの安心感でした。1本目の走行はハーフウェット状態の路面。

新車ピカピカということもあり、無理せず無理せず・・・・・・と言い聞かせながらのライディングでしたが、最終コーナーの立ち上がりで視界の隅に入る、メーター上のトラコン作動ランプ。適度にパワーをコントロールされているのが感じられ、マシンが調整して走ってくれる、という初めての体験。そう、GSX-Sにはトラコンもしっかり装備されているので、ウェット路面や路面の悪い状況でも、安心感が違うんです。これは、サーキット以外、ツーリング中でも本当に気持ちを楽にしてくれます。

バーハンドル&カウル付きのちょうど良さ

GSX-S1000Fはフルカウルですが、スーパースポーツバイクに良く装着されているセパレートハンドルではなく、バーハンドルがついています。
私の身長(170㎝)だと、このバーハンドルによるライディングポジションが、程よくリラックスした前傾姿勢がとれます。このバーハンドルかつ、少しワイドなハンドル幅と相まって、シチュエーションを選ばずにリラックスしてバイクを操ることができます。GSX-R譲りの車体とエンジンをもっていながら、気軽に乗れる、という風に思ってしまうのは、このポジションに拠るところが大きいです。

そして、GSX-S1000Fにはフルカウルが装備されています。そこまで大きなカウルではありませんが、あるとないのでは大違い。高速道路のクルージングでも、サーキットのストレートでも、軽く伏せればしっかりと恩恵を感じられます。また、美点として、GSX-S1000Fのカウルは熱を逃がしやすい作りになっているのもポイント。これはツーリングや街乗りでの利用が想定されているからなんです。

このバーハンドル&フルカウルというパッケージが、実にちょうど良く、GSX-S1000Fの魅力になっていると思います。

思ったより燃費も良い!

GSX-R譲りの4気筒1000㏄なので、燃費を気にする方も多いと思いますが、以外にも高速道路とワインディングを合わせたツーリングだと、リッター20キロは走ってくれます。

街乗りだけだとリッター15キロぐらい。サーキットで全開で走らせると、リッター10キロぐらいです。燃料タンク容量は17L あるので、ツーリングだとだいたい自分は300キロに一回給油すれば、余裕で走ることができます。ツーリングメインで使う人でも、この燃費と航続距離なら、全く問題ないですよね。

GSX-S1000Fのイマイチな点

逆に、GSX-S1000Fのイマイチな点ですが、エンジンの元気が良すぎることです(これは美点でもあるのですが)。ゆったりと流したい、少しゆっくり目の流れに乗って走る、という状況で、GSX-S1000のエンジンはピックアップが良いために少し気を使います。開け始めはすこしロースロ気味なセッティングだと良いのでは、と思います。

また、リアシートが小さいので、二人乗りはほぼ不可能です。タンデムの利用は想定されていない、と言って良いでしょう。また、シートバックも大き目なサイズだとはみ出してしまいます。これらの点はイマイチな点ともいえますが、バイクの個性と割り切って考えるべきですね。

まとめ

私にとって、GSX-S1000Fの最大の魅力は、その万能さです。一台でツーリングからサーキット走行まで、欲張りな自分のニーズに応えて活躍してくれます。

もちろん、サスペンションがもう少し、とか、ステップ位置がもう少し、とかいろいろありますが、購入後に自分好みにカスタムする余地が大きいのも、バイクの楽しさの一つだと思っています。自分のスタイルに合わせて、カスタマイズしていけば良いと思います。
バイクの色々な楽しみ方に応えてくれる1台、それがGSX-S1000Fの最大の魅力です。

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