
文/Webikeスタッフ:リュウ
目次
【原付二種スクーター比較インプレ】
ディテール&試乗インプレッション
「普段は電車で通勤しているけど、バイク通勤をしてみたい!」
「ビッグバイクで通勤していてそろそろセカンドバイクが欲しい」
そう思って悩んでいる方はきっと少なくないはず。そんな方々にオススメしたいのが、原付二種クラスのスクーターです。
収納は多く小回りも効き、燃費も良くてしかも維持費も安い!! 良いことづくめの原付二種スクーターをご紹介します。
今回ご紹介するのはこの4車種!
※PCXの年式を更新しました(2020年3月)
ホンダ PCX125(2018-)
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ヤマハ シグナスX SR
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ヤマハ アクシスZ
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スズキ アドレス125(2017)
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各車の車両サイズを比較!
それでは気になるマシンのサイズを比較してみます。
通勤や通学で使うのであれば、サクッと車庫から出してカンタンに駐輪場に停められるくらいが良いですよね!
また、セカンドバイクとして所有するのであれば、追加で置いても自宅駐車場でスペースをあまり取らない大きさを求める方も多いと思います。
乗るだけでなく、置く時の事も考えた上でバイクのサイズをチェックしてみましょう。
【全長/全幅/全高】を比較
・PCX125:1,925mm/745mm/1,105mm
・シグナスX SR:1,895mm/690mm/1,115mm
・アクシスZ:1,790mm/730mm/1,145mm
・アドレス125:1,900mm/685mm/1,135mm
アクシスZが非常に小柄で取り回しも非常に楽です。アドレス125のスリムな車体も魅力的ですね。
PCX125の全長が大きめなので、取り回しの際も大きさを感じてしまいそうです。ただ、大きいからこその安定感も感じられるのは良いですね。
【車両重量】を比較
・PCX125:130kg
・シグナスX SR:118kg
・アクシスZ:100kg
・アドレス125:109kg
ここでもアクシスZの軽量さが目立ちます。
アドレス125もかなり軽い方ですが、それを上回る驚きの軽さです。
押し引きはもちろん、走行時も機敏な走りを体感できるでしょう。
やっぱり気になるのはコレ!?足つきチェック!!
どんなに軽くて、どんなに装備が充実していても結局気になるのは足つきですよね。
無理なく余裕を持って跨がれるのか?逆に窮屈になりすぎないか?などは予め想像しておくと、実際に車両を見に行った時のギャップを多少は少なくできるでしょう。
スタッフの身長は167cmです(撮影の都合上、PCXは170cm、アクシスZは180cmのスタッフが跨ってます。参考にならなくてスミマセン!!)
【シート高】を比較
・PCX125:764mm
・シグナスX SR:775mm
・アクシスZ:770mm
・アドレス125:745mm
まずはシート高をチェックすると、アドレス125が一番低くなっており、足つき性は良いです。
PCX125やシグナスX SRはスポーティな走りを楽しめますが、シート高がやや高めで足つきはあまり良い方ではありません。
【足つき】をチェック!
スクーターの命!収納スペースをチェック!
普段の買い物や通勤・通学などで頻繁に使用するのであれば、やはり収納スペースがどれだけ豊富か気になりますよね。
ビジネスバッグやリュックなどは入るのか?などなどは事前に要チェックです。
シート下はもちろん、フロントポケットなど気軽に使える部分が多ければ多いほど利便性の高いバイクと言えそうです。
【シート下容量】を比較
・PCX125:約28L
・シグナスX SR:約29L
・アクシスZ:約37.5L
・アドレス125:非公表(10kgまで)
アドレス125の実数が好評されてませんが、
ジェットヘルメットが一つ入るくらいのスペースです。
アクシスZの圧倒的な広さに驚かされます。サイズによりますが、ジェットヘルメットも2つ収納ができるのでかなり日常生活において役立つでしょう。
【小物入れ】を比較
・PCX125 → 500mlのペットボトルが1本収納可能。蓋付きで密閉型なので雨の日も安心。電源ソケット付き!
・シグナスX SR → 500mlのペットボトルが2本収納可能(容量2.2L)。開放型なので、雨の日は厳しい
・アクシスZ → 500mlのペットボトルが1本収納可能(容量1.42L)。開放型なので雨の日は厳しい
・アドレス125 → 500mlのペットボトルが2本収納可能(左右分離型)。開放型なので雨の日は厳しい
通勤途中でちょっとコンビニに寄って買ったタバコやオニギリなどをポイッと入れておくことができるのはなかなか便利。
ちょうど良い場所にちょうど良いサイズのポケットがあるのは何かと嬉しいものです。
【コンビニフック】をチェック
・PCX125 → コンビニフック無し
・シグナスX SR → コンビニフック有り(重さ1kgまで可能)
・アクシスZ → コンビニフック有り(重さ1kgまで可能)
・アドレス125 → コンビニフック有り(重さ1.5kgまで可能)
PCX125以外の車両にはコンビニフックが装着されており、小さめの買い物袋やバッグなどを引っ掛けるのにちょうど良いです。
また、フック自体は大柄ですが普段はたたんでおけるので使用しないときは邪魔になりませんね。
灯火類の装備をチェック!
通勤に使う車両だと、夜間の走行が多くなりますよね。そうすると、安全の為にもヘッドライトやテールライトの視認性は高いほうが良いですよね。
最近だとスクーター車両にもLEDヘッドライトやテールライトを装着されていることが多いので、後から交換するよりもできれば標準装備の車両を選ぶのが良いでしょう。
【ヘッドライト】を比較
・PCX125 → ヘッドライト=LED、ポジションライト=LED
・シグナスX SR → ヘッドライト=ハロゲン、ポジションライト=LED
・アクシスZ → ヘッドライト=ハロゲン
・アドレス125 → ヘッドライト=ハロゲン
PCXはLED装備で非常に明るいですね。
シグナスX SRはポジションライトがLEDが装着されているので、ヘッドライトもLEDに交換したいところです。
【テールライト】を比較
・PCX125 → LED
・シグナスX SR → LED
・アクシスZ → ノーマルバルブ
・アドレス125 → ノーマルバルブ
PCXやシグナスはLEDで視認性も良くデザイン性も高いので後ろ姿がなかなか格好いいです。
BW'S125の二つ目テールライトも悪くないですね。
サクッと給油できる!?給油口の場所をチェック!
毎日乗るのであれば給油はサクッと済ませたい!
そう思いながら車両探しをする方も少なくないのではないでしょうか?
ガソリンスタンドに寄ってサッと給油してサッと走り出せるのか「給油の快適性」をチェックです!
・PCX125 → ボディセンターに配置
・シグナスX SR → フロント左手側に配置
・アクシスZ → フロント左手側に配置
・アドレス125 → シート下に配置
アドレス125以外はシートを開けなくても給油できるのでアクセスはかなり良いです。
場合によってはバイクから降りること無く給油することも可能かも!?
キャップにはもちろん鍵が付いていますので、勝手に開けられる心配もありません。
新車価格をと中古価格をチェック!
最後にそれぞれの車両の新車価格(税込)と中古価格を比較します。
新車だとアクシスZとアドレス125の安さがなかなか魅力的。PCX125と比較しても10万円の差があるので、性能差を考えてもちょっと悩みますね。
・PCX125 → ¥329,400
・シグナスX SR → ¥318,600
・アクシスZ → ¥243,000
・アドレス125 → ¥221,400
続いて、ウェビックバイク選びに掲載されている車両の中古価格平均を比較してみます。
・PCX125 → ¥213,300
・シグナスX SR → ¥204,300
・アクシスZ → ¥188,300
・アドレス125 → 中古車掲載無し
中古だと平均価格が比較的落ちるので、年式に拘らない方は中古車を候補に入れてみても良いでしょう。
まとめ
いかがでしたか?
通勤・通学に限らず様々な用途で活躍間違いなしの原付二種スクーターは、1台持っておくとかなり便利に使えるはずです。
任意保険も車のファミリー特約に入れることができるなど、維持費が安いのも魅力的。
各車両それぞれ良い点悪い点があってなかなか決めきれないですね(笑)
もうちょっと細かく知りたい!という方は今回ご紹介したバイクのインプレも是非ご覧ください。
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