
文/Webikeスタッフ:リュウ
目次
ビッグスクーター比較特集
ディテール&試乗インプレッション
余裕のある排気量に抜群の収納力を誇るビッグスクーターですが、ツーリングはもちろん、意外と通勤や通学にも便利に使うことができます。
新車にこだわらずに中古まで見れば車種数も豊富で選択肢が非常に多いです。
今回は250cc以上のビッグスクーターをご紹介します。
ホンダ フォルツァSi
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ヤマハ XMAX
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スズキ バーグマン400
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スズキ スカイウェイブ650LX
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ビッグスクーターの車両サイズ
ビッグスクーターと言うだけあって車両サイズはもちろん大きいです。
150ccまでなら何とか駐輪場に入れることができたり、比較的小回りも効きましたが、このサイズになるとなかなかそうも行きません。
狭い道の通り抜けや駐車スペースに関しては悩むことになりそうです。慣れてしまえばそうでもないのかも??
今回は250cc、400cc、650ccに分けて紹介しますので、各排気量でのサイズ感の参考にしてみてください。
【全長/全幅/全高】を比較
・フォルツァSi:2,165mm/755mm/1,185mm
・XMAX:2,185mm/775mm/1,415mm
・バーグマン400:2,235mm/765mm/1,350mm
・スカイウェイブ650LX:2,265mm/810mm/1,420mm
排気量の差は大きいのですが、意外と車両サイズに関してはそこまで大きく変わらないですね。
バーグマン400が全体的にバランスが良い印象です。全長が長いですがスリムな車体で乗りやすそうです。
【車両重量】を比較
・フォルツァSi:192kg
・XMAX:179kg
・バーグマン400:215kg
・スカイウェイブ650LX:281kg
重量に関しては排気量の差が大きく出ました。
XMAXとスカイウェイブ650LXで比べると100kg以上も重量が変わるので、さすがに同じ感覚で取り回しは難しそうです。
XMAXは軽快な走りが期待できる重量になっていますね。
ビッグスクーターの足つきは?
車体が大きめのビッグスクーターは足つきが良さそうには見えないですよね。
しかし、意外とシートに工夫がされていて足つき性が良くなっている車両が増えています。
シート高と一緒に足つき性をチェックしてみましょう。
【シート高】を比較
・フォルツァSi:715mm
・XMAX:795mm
・バーグマン400:755mm
・スカイウェイブ650LX:760mm
なんとこの中ではXMAXがもっともシート高の高い車両でした。
身長170cmで両足つま先立ちなので、なかなか足つきは厳しめです。
バーグマンは足つき良好!車両重量がそこまで重くないことと合わせると、乗車しながらの取り回しは楽そうです。
また、バーグマン400やスカイウェイブ650LXはカットフロアボードが採用されており、足を大きく開かなくても着地できることが足つき性の向上に繋がっています。
こういうのって地味に嬉しいですよね!
ビッグスクーターは収納が豊富!
ビッグスクーターはなんと言っても収納スペースの広さがピカイチ!
シート下だけでもかなりの収納力を誇るのに、リアBOXを装着したらもはや敵なし状態です。
この収納力に関してはビッグスクーター最大のメリットと言えるでしょう。
どんなシーンでも便利に活用できます。
【シート下トランク】の積載容量を比較!
・フォルツァSi:53L
・XMAX:45L
・バーグマン400:42L
・スカイウェイブ650LX:50L
どの車種もかなりの広さですが、特にフォルツァSiとスカイウェイブ650LXが50L越えで圧倒的です。
フルフェイスヘルメット2個を入れてもまだ余裕がある程なので、泊まりツーリングの際も基本的にはシート下に収まってしまいそうです。
これはツーリングはもちろん、普段の買い物や通勤でも役に立ちますね~。思いがけず荷物が増えても問題無さそうです。
バーグマンの収納が少なく感じてしまいますが、それでも42Lと十分過ぎる容量になっています。他の3車種が広すぎですね(笑)
【フロントポケット】の積載容量を比較!
シート下トランクが広いだけではなく、フロントパネルのインナーボックスもビッグスクーターの特徴の1つでしょうか。
ペットボトル程度は余裕で入ってしまう広さと、電源ソケットなどが完備している機能性にも富んだモデルが多いですね。
インナーボックスに関してはシート下よりも普段の実用性が高い場合もあるので、広さなど要チェックです。
電源ソケットに充電ケーブルを繋いだ時の取り回しも事前にイメージしておきたいところです。
・フォルツァSi:インナーボックス2つ。電源ソケット付き。
・XMAX:インナーボックス2つ。電源ソケット付き。
・バーグマン400:インナーボックス2つ(左2.8L、右3.5L)。電源ソケット付き。
・スカイウェイブ650LX:インナーボックス3つ(7.2L大型と1.4L小型×2)。電源ソケット付き。
ビッグスクーターの灯火類をチェック
ビッグスクーターくらいになると、日常の足だけの用途で使用する人は少なくなってくると思います。
その快適性からソロツーリングはもちろん、タンデムツーリングなどにも活用することが可能です。
その場合スタイリング、安全面で重視したいのが灯火類の装備ですね。
LEDが標準装備されていれば、多少金額がプラスになってもそっちのモデルを選ぶ人が多いでしょう。
【ヘッドライト】を比較
・フォルツァSi:ハロゲン(常時2灯点灯)
・XMAX:LED(常時2灯点灯)
・バーグマン400:LED(常時2灯点灯)
・スカイウェイブ650LX:ハロゲン(常時2灯点灯)
【テールライト】を比較
・フォルツァSi:バルブ
・XMAX:LED
・バーグマン400:LED
・スカイウェイブ650LX:バルブ
メーター周りのデザインを比較!
デザイン面は似ている車両が多く、アナログのスピードメーターとタコメーター+中央にデジタルパネルの表示となっており、モード選択などが無い分比較的シンプルな作りになっています。
時計や外気温、燃費などが見れるので必要十分ではあります!
・フォルツァSi:アナログ4連メーター
・XMAX:アナログ+デジタル
・バーグマン400:アナログ+デジタル
・スカイウェイブ650LX:アナログ+デジタル
ビッグスクーターの座り心地は良好?シートをチェック!
大柄な車体で安定感のある走りを楽しめるのがビッグスクーターですが、乗車時の姿勢も楽に取れることが特徴です。
多くの車両はバックレストが備わっているので、疲れた時は後ろに体を預けて運転できるのが魅力ですね。
スカイウェイブ650LXはバックレストの場所を前後に50mm調整することができるので、自分に合ったポジションを探れるのは嬉しいですね。
さらにシーヒーターも付いているので冬場の走行も快適です♪
ビッグスクーターの価格比較!
原付スクーターや原付二種スクーターに比べると価格は一気に上がりますが、それでも中古車の流通量が多い車両は比較的安価な中古車を購入することができます。
各車両の新車価格と、ウェビックバイク選び掲載車両の平均相場を比較してみます。
新車価格(税込)
・フォルツァSi:¥555,120(ABSは¥605,880)※生産終了
・XMAX:¥642,600
・バーグマン400:¥799,200
・スカイウェイブ650LX:¥1,144,800
中古相場(平均本体価格)
・フォルツァSi:¥362,200(ABSは¥)
・XMAX:中古掲載なし
・バーグマン400:中古掲載なし
・スカイウェイブ650LX:¥642,500
XMAXとバーグマンは新しい車両なのでまだ中古車の掲載がありませんでした。
XMAXが少し高めの金額設定に感じましたが、性能を考えると妥当なのかもしれません。
スカイウェイブ650LXは中古になると一気に手が出せる価格帯になりますね!
高速クルージングを楽しみたい方は狙い所かもしれません。
ビッグスクーターの維持費は?
原付や原付二種クラスとの大きな違いは、重量税が発生すること。
また、軽自動車税も金額が上がりますので、所有する際はその辺りもしっかり計算しておくと良いでしょう。
軽二輪(125cc超250cc以下)
・重量税:¥4,900
・軽自動車税:¥3,600
小型二輪(250cc超)
・重量税:¥1900~¥2500
・軽自動車税:¥6,000
まとめ
MT車両のようなシフトチェンジする楽しさは無いものの、MTバイクとは違う楽しさやメリットに溢れています。
タンデム走行時もゆとりのあるシートで安定した走りを堪能できるので、タンデムツーリングも非常に快適でしょう。
収納スペースも十分大きいので様々なシーンで活躍間違いなしです。大柄な車体の取り回しや扱いになれてしまえば手放せない存在になると思います。
バイク探しの際は是非ビッグスクーターをも候補に入れてみては如何でしょう?
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