
文/Webikeスタッフ:リュウ
目次
【ホンダ ディオ110】
ディテール&試乗インプレッション
「安い原付二種スクーターが欲しい!」となった時に、このディオ110は外せないでしょう。
近場を走ることに特化した110ccという排気量は使い勝手が良く、乗り手を選びません。
「とにかく使いやすい」装備が備わっている1台になっており、生活の足として欠かせない存在になってくるはずです。
そんな、私達の生活に身近な存在でもあるディオ110にウェビックスタッフが迫ります!
|1| フレンドリーな排気量が扱いやすい
|2| 日常で使いやすい収納が便利!
|3| とにかく安い!
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気取らないスタイルが良いじゃない!
非常にシンプルな作りになっていますが、これくらいが気取らずに使えて良いですね!
速く走ることを乗り手に求めてこないゆったりした感じが好感を持てます。
日常に溶け込むスタイリングがむしろ格好良く思えてきます。
フットスペースが広くて足元に余裕があるので走行中も足の置き場は自由度が高いのでほとんどの人が自然な乗車姿勢で走行することが可能です。
フロントカウルのルックスがイケてる!
フロントウインカーとポジションランプのあるカウル周りのデザインがシャープで格好いいです。
ウインカーもボディに埋め込まれているので無駄な出っ張りもなくスリムな車体になっています。ヘッドライトの「普通感」とシャープな印象の両方を併せ持つギャップが良いのかもしれませんね!
後ろ姿もスリムでイケてるスタイリングになっています。
フロントもリアもウインカーがクリアレンズなのがシャープで良いですね!視認性も良いです。
シンプルなメーターはもう少し情報が欲しい!
メーターは速度計と燃料計のアナログ表示だけですが、少し寂しいですね。日常の足として使う上ではデジタル時計が欲しかったところです。
それ以外は視認性などにも不満は無いので惜しかったところです。
14インチの大径ホイールで走行安定性高い!
タイヤはスクーターにしては大きめの前後14インチが装着されています。
走行安定性は高く、低速走行でも加速時も非常に快適に走ることができます。例え近場の移動でも少しでも快適に走れた方が普段の足としては優れていますよね。
フロントにはなんとディスクブレーキが採用されているのでブレーキも安心!リアブレーキはドラムですが、こちらも制動力は問題ありません。
よく効いてよく止まります。
ホイールの形状が格好いいですね。スポーティーな印象を受けます。
アイドリングストップ搭載でエコライディング♪
今やスクーターの定番!?アイドリングストップが搭載されているので非常に経済的です。
近場の買い物や移動であれば給油は月に数回しかしなくても良いのではないでしょうか?少ない給油量で長距離走れるのは低燃費車両のイイトコロですよね!
エンジンストップから再始動まで非常にスムーズなので煩わしさも軽減されています。
ただ、少し止まっただけでもすぐにエンジンストップされてしまうので、細かく止まることの多い道路ではOFFにして走行してしまいました。
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便利なパーキングレバー
無くても良いけどあると嬉しいパーキングレバーが付いています。
ブレーキを握った状態を維持できるので坂道での駐車などでは非常に役立ちます。
小さな車体に大きなフトコロ!豊富な収納スペースが嬉しい!
ディオ110の収納スペースはとにかく大容量!という程ではありませんが、欲しい所にちょうど良いスペースが配置されているので便利です。
フロントポケット、シート下トランク、コンビニフックはもちろん、BOX取り付けに便利なキャリアが最初から付属しているので収納を簡単に拡張できるのも高ポイントです。
それぞれについてチェックしてみましょう。
【フロントポケット】
500mlサイズのペットボトルがちょうど入るサイズのフロントポケットは様々なシーンで活用することが可能です。
グローブを入れるのにも使えますし、携帯と財布を入れるのにもちょうど良いサイズです。
ただ、蓋がないので貴重品を入れたままの走行や、バイクから離れるのは控えたほうが良いでしょう。
ウェス等を入れておくと、サッと取り出してサッとバイクを拭けるので便利だと思います。
一応右側にもスペースがありますが、何を入れるのに適しているのかよくわかりませんでした・・・。
4インチのスマートフォンを入れてもはみ出し・・・。
ウェス等の小さくまとめられる物はこっちに入れておくと良いのかもしれません。
【コンビニフック】
続いてスクーター安定装備のコンビニフックです。
もはや説明不要かと思われますが、コンビニでのちょっとした買い物など、フロントのポケットには入らない+シート下に入れるほどでも無い荷物に関してはコンビニフックが大活躍です。
「こんな中央に袋掛けたら邪魔になるんじゃないの?」と思われがちですが、実はそれほど足には干渉しないんです。
買うものの大きさにもよりますが、コンビニでの買い物程度であれば問題ありません。
【シート下トランク】
シート下のトランクは約18Lとそこまで大きいわけではありませんが、ジェットヘルメットは入るので日常生活においてはまぁ必要十分量でしょう。
シート側にも比較的大きな窪みがあるので、多少背の高い物を入れてもある程度は問題無さそうです。
近所のスーパーに行ってちょっとした買い出しくらいの荷物量であれば余裕ですね!
ちなみにシート下にはちょっとした車載工具が収納されてますので、いざというときに便利です。
また、給油口もシートを開けるとアクセスできます。
フットスペースやインナーパネル部分に給油口があるスクーターが増えてきているのと比較するとやや不便に思えますが、そこは仕方ない部分ですね。
【純正キャリア】
タンデムグリップ兼キャリアが純正で装備されていますので、BOXの取り付けが簡単です。
ここにBOXを付けることでシート下でちょっと足りないと思う人も補足できるので不足は無くなるはずです。
また、それ以外にもタンデムグリップとしての役割も果たしてくれます。
大きくてガッシリ掴むことができるのでタンデム時の安定感や安心感が大きいです。
また、センタースタンドを立てる際もここを掴むと車両を起こしやすいです。
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ディオ110の足つきは?
身長167cmのスタッフで足つきをチェックしてみます。
カタログスペックではシート高が750mmとなっておりそこまで高くはありません。
いつでも誰でも気軽に乗車できるのがディオのイイトコロ!
しっかり両足を地面に付けることができているので足つきに問題はありません。
乗車姿勢も足元スペースに余裕があるのでコンビニフックに荷物を掛けてもそこまで邪魔にはならないでしょう。
ハンドルも近すぎない距離感で操作時の違和感なども無いとの事。
こういう自然体で乗車できるのがディオ110の魅力なんですよね。
ディオ110でタンデム!
日常生活で使用していると、家族や友人の送り迎えなどでタンデムでの走行シーンが多くなると思います。
そこで実際にタンデムを想定してチェックしてみました。
筆者が後ろに乗ってみましたが意外と悪くない。
窮屈さはありませんし、目線もそこまで高くならないのでタンデム特有の不安感が無いのが嬉しいですね。
また、やはりタンデムグリップのホールド力が素晴らしい!掴める範囲も広いので自分にあった場所を探せるのも良いですね。
ディオ110はいつでもどこでも役に立つ!
さて、日常生活で役立つ機能や性能を持つディオ110で走行してみました。
まず発進から加速はそこまで強いものではありませんでした。直前に乗ったPCXに比べるとやはりパワーは劣っていますね。
排気量も110ccですのでその分の差はあると思います。同排気量のカブ110よりは速いです。
アクセルを開けていけばあっという間に法定速度に達するので交通の流れに乗れますし、コーナーリングや車線変更では非常に俊敏な動きを見せてくれます。
ESPエンジンに14インチタイヤ・・・いい働きをしてくれます!!
実際に通勤と買い物に使用してみると、PCXのような派手さは無いものの妙な安心感があります。
走行性能も全く問題ないですし、収納も豊富&拡張も簡単。
タンデムも安心で低燃費。
そして何より車両価格が安い!!!
PCXと比べても約9万円程度差がありながら必要十分な性能を発揮してくれるディオ110は本当にコスパの高い素晴らしい1台でした。
安価で毎日使える原付二種スクーターを探している方にはピッタリです!
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撮影協力:株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
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