
文/Webikeスタッフ:リュウ
目次
【カワサキ Dトラッカー150】
ディテール&試乗インプレッション
「Dトラッカーといえば250ccか125ccじゃないの!?」という声が聞こえてきそうですが、実は150cc版があるんです。
輸入車両なので見かけることが少ないだけで、気付かぬ内にすれ違っているかもしれません。
今回はそんな珍しいDトラッカー150についてご紹介!
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車両サイズ
車両サイズに関してはDトラッカー125と全く一緒になっています。
サイズは変わらずに排気量のみUPしてますので、排気量以上にパワフルに感じます。
重量もDトラッカー125よりも1kg増量しただけ。ほぼ一緒です。
【全長/全幅/全高】
1,900mm/770mm/1,060mm
【車両重量】
114kg
しっかりアンダーガードも装着されているので、オフロード的な遊びもOK!
そしてテールカウルのサイドには箱が・・・・。開けると車載工具がこんにちわ。
鍵なども使わずに開けられるのでアクセスは簡単です。
Dトラッカー150の足つきをチェック!
車体がDトラッカー125と一緒なのに、足つき性は全然違います。
【シート高】
・Dトラッカー150:840mm
・Dトラッカー125:805mm
35mmも違うので、足つきに関してはもう別物ですね。
Dトラッカー150は結構厳しいです。
【足つき】
身長170cmのスタッフが跨りましたが、決して楽ではありませんでした。
ただ、車体が軽い+しっかりサスが沈み込むのである程度普通の乗車姿勢を取ることが可能です。
灯火類
灯火類に関しては標準だと全てバルブ仕様です。
150ccクラスのバイクはある程度自分の好きなようにいじれる楽しさもあるので、思い切って全てLEDに変更しても良いかもしれません。
ハンドル周り
ハンドルやスイッチ類に関しては特別変わった装備などはありません。
標準でハンドガードが装着されているのは実用面でも見た目的な部分でも良いですね!
メーターはちょっとシンプルすぎる・・・?
Dトラッカー125がフルデジタルメーターだった事と比較すると、正直言って「安っぽい」という印象を持ってしまいます。
速度計と燃料計くらいしか付いていないので、見れる情報は少ないです。
Dトラッカー150のタンク容量
7L
こちらもDトラッカー125と全く一緒です。
燃費のデータが無いので航続距離の計算ができませんが、35~40km/Lくらいは走って欲しいですね。
Dトラッカー150の足回りはなかなか良い!
タイヤサイズは前後17インチの本格的モタード仕様。
ブレーキもディスクブレーキ装着で制動力に問題なし!
【フロント】100/80-17
【リア】120/70-17
また、フロントサスペンションは倒立フォークを装着!
Dトラッカーの価格
毎度おなじみ、輸入車の価格紹介です!
今回もウェビックバイク選びに掲載している車両の平均価格のご紹介です。
本体価格平均(税込み)
¥300,400
150ccのモタードでこの価格はかなりお買い得ではないでしょうか。
気軽にモタード車両で遊んでみたい方にはちょうど良いですね。
維持費
これだけ安くて楽しめそうな車両でいて、維持費もそこまで負担にならない程度の金額なので、セカンドバイクとして所有するハードルは低いですね。
・重量税:¥4,900(初回のみ)
・軽自動車税:¥3,600
(※2018年5月時点)
走行性能
実際に走行してみましたが、まず軽い!
マシンを自分の思うままに扱えそうでワクワクしてきます。
発進の際は、やはり排気量なりのパワーなのでちょっとアクセル開け気味の方がスムーズに走れます。
そこからはしっかりシフトアップしていかないと気持ちよく進まないですね。
馬力は8.8kW(12PS)/8,000rpmとなっており、結構回して楽しむバイクです。
低回転だとモッサリした走りで全く楽しめないので、ガンガン回して走行することをオススメします。
回してもそこまで速くないのが安心(笑)
それでも車両の軽さを活かして自分の思い通りに扱える楽しさは感じられるので楽しい1台です!
まとめ
価格も安く、乗っても楽しい。そしてガッツリ自分仕様にカスタムも楽しめるDトラッカー150は非常にオススメです!
通勤からワインディングまであらゆる用途で楽しめるので、初めてのバイクとしても良いのではないでしょうか。
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