
文/Webikeスタッフ:リュウ
目次
【クロスカブ50(2018)】
ディテール&試乗インプレッション
クロスカブ110のモデルチェンジと共に新たに登場したクロスカブ50をご紹介!
スーパーカブ50やリトルカブよりもアウトドアな雰囲気を纏って「遊べる雰囲気」を前面に出している魅力的なモデル。
多くの人に馴染みのある原付クラスでも十分に遊べる事を証明する1台をチェックします!
クロスカブ50のココがイイね!
- 可愛らしさと格好良さを兼ねたルックス
- パワフルに走れる楽しいエンジン
- 足つき良く女性にも安心♪
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クロスカブのスタイリングはとっても可愛らしい!
スーパーカブ50と比較すると車両サイズ的には大きいのですが、何とも可愛らしい雰囲気です。
男性にも女性にもマッチするデザインですね。
スペックをスーパーカブ50と比較してみます。
【全長/全幅/全高】
・クロスカブ50 → 1,840mm/720mm/1,050mm
・スーパーカブ50 → 1,860mm/695mm/1,040mm
【車両重量】
・クロスカブ50 → 100kg
・スーパーカブ50 → 96kg
【シート高】
・クロスカブ50 → 740mm
・スーパーカブ50 → 735mm
シート高がスーパーカブよりは高いですが、それでも740mmなので足つき性は抜群です。
重量に関しても100kgと非常に軽量なので取り回しがとても楽です。
新たなクロスカブ50の大きな特徴として、レッグシールドが装着されていません。
この辺りもアウトドア感をアップさせる要因ですね。
ホンダロゴが大きく目立つのと、マシン全体がスリムに見えて格好良い!
灯火類をチェック
ヘッドライト
クロスカブ50のヘッドライトはLEDが標準装備されています。
この明るさは嬉しい!
カブ独特のゆったりオーラって車に気が付かれなかったりするので、どこかで存在をアピールできる部分は必要ですよね。
そういう意味でもLEDになって安全性が上がった気がします。
テールライト
テールライトはバルブで、スーパーカブと同一の形状になっています。
この辺はカブっぽくて日常にも溶け込めるデザインに感じます。
メーターパネルはアウトドア感溢れるデザイン!
今回のクロスカブはメーターパネルがカモフラージュ柄になっており、細かい部分でもアウトドアな印象が強いです。
スイッチ周りは慣れが必要かも?
クロスカブ50のスイッチ周りは右側にウインカースイッチが配置されているタイプ。
普段左手だけで操作している人は慣れるまで少し時間がかかるかも?
私もなかなかスムーズにウインカーを出すことができず、ちょっとモタツキました。
リラックスした乗車姿勢を取れるハンドルの高さ
クロスカブとスーパーカブの大きな違いの一つとして、ハンドルの形状が挙げられますね。
クロスカブは比較的アップ気味のポジションになっており、スーパーカブでは窮屈に感じる人でも多少跨りやすくなっています。
足回り
タイヤはフロント・リア共に14インチで軽快な走りを実現!
更に足つき性の良さにも影響が大きいです。
フロントフェンダー後方には泥除けが装着されており、路面状況の良くない場所でも飛び石や泥水から愛車を守ってくれます。
リアサスペンションもスーパーカブと異なる形状を採用することでアクティブな雰囲気を強調。
リア周りの印象がガラッと変わりますね!
シートはカブ定番の形状
カブシリーズはシートが吸盤でくっついており、開けると給油口にアクセスできます。
給油口はキーを差し込んで開ける仕組みになっています。
※シートの模様のようになっていますが、雨粒がついております。本来は無地です。
カブ系の車両は標準で収納スペースがありませんので、リアBOXの装着は必須です。
そのためのキャリアは標準装備されていますので、是非活用したいところですね。
その他の便利装備
クロスカブのその他の便利機能として、ヘルメットホルダーが標準装備されています。
リアBOXがあればその中にヘルメットを入れてしまう事も多いですが、荷物の都合でどうしても入らない場合でもこれがあれば安心!
ブレーキレバーにはロックが備わっており、フロントブレーキを握り込んだ状態で前方の短いレバーを引くことでロックを掛けることができます。
長時間駐車する際などは掛けておくと安心ですね♪
まとめ
原付一種といえば、「近場の移動」や「通勤・通学」にしか使われないジャンルのイメージが強いのではないでしょうか?
クロスカブ50はそんなイメージを覆すような十分に遊べるバイクになっています。
もちろん日常シーンでも活躍はしてくれますが、例えば少しオフロード寄りの場所で遊んでみたりとか、非日常のシーンでも乗りこなすことができる1台です。
「遊びゴコロ」満載のクロスカブ50で楽しんでみませんか?
撮影協力:株式会社ホンダモーターサイクルジャパン
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