
文/Webikeバイヤー:もぐぅ
愛車を良い状態に保つためには、こまめなメンテナンスが欠かせません。
いち早く愛車の異状を発見できることから、洗車も立派なメンテナンスと言えます。
しかしいざ洗車をするとなると、まずホースを引っ張り出して、バケツに水を汲んで、洗剤を入れて泡だてて……。
と、なんだかんだめんどくさいものです。それがハードルになってしまい、なかなか洗車ができてないという方は少なくないと思います。
今回はそんな「洗車はしたいけど、ちょっとめんどくさいな」という方に、是非読んで頂きたい記事です!
洗車のニューノーマルになるのか!?
プロスタッフの電動スプレー、シャインウォッシュ(ShineWASH)をインプレッションしていきます!
目次
シャインウォッシュ
容量 :1100ml
サイズ:高さ293mm 幅133mm 奥行133mm
重さ :396g
電源 :単三アルカリ乾電池2本(満タンの電池で約90-120分持続)
価格 :¥2,618(税込)
箱の中には、スプレー本体と2種類のノズル、説明書、保証書が入っています。
単三電池は付属していません。別途購入が必要になります。
以下4つの洗剤が対応品として指定されています。
他のモノでも、似た成分、比率の洗剤であれば問題はないかと思いますがオススメはできません。
ここから、順を追ってこのシャインウォッシュの使い方の説明と、インプレッションを述べていきます!
シャインウォッシュの使い方
今回は会社のT先輩の愛車、MT-09を借りました。
一見キレイに見えます。
が、足回り故に仕方がないのか、リアフェンダー周辺だけひどく汚れていました。
これは気合いが入りますね!
電池をセット
単三電池2本を使用します。
ケースに入れて、カチっと締めます。
ボトルに水を注入
水は最大1.1リットル入ります。泡スプレーをする際は、使用する洗剤の量に合わせて、合計で1リットル程度になるよう調整しましょう。
ノズルを選択
左が散水用ノズルで、右が泡用のノズルです。
散水用ノズルは絞り(しぼり)を調節することで、勢いのあるストレート、優しい霧状の2つに噴射パターンを変更できます。
噴射力を検証!ストレート噴射で汚れを落とす!
ストレート噴射で表面の土や泥などの汚れを落としていくのですが、この時に気になるのは噴射の勢い。
弱すぎると汚れが落ちません。
どれほどの勢いがあるか測るために、胸の高さから水平方向にストレート噴射をしてみました。
結果、約5m先まで水が届く噴射力があることがわかりました!
高圧洗浄機やホースの口を絞った時ほどの勢いは無いので、しつこい汚れは難しいかもしれませんが、足回りの軽い汚れならこれで充分でした!
泡スプレーで汚れを浮かせる
泡で汚れを浮かせることで、軽い力で汚れが落ちるようになります。泡をスプレーをするために、ボトルの水を規定量まで補充してから、洗剤を入れます。
今回はファインフォームカーシャンプーを使用します。
水1リットルに対して、キャップ3、4杯分を入れます。
ノズルを泡用に切り替えます。
このノズルを使用することで、一切泡立てることなく、泡の状態で噴射されます。
噴射してみると、思っていたより勢いがあります!
泡立ちも良好です!
片手にシャインウォッシュ、片手にスポンジ
このコンビ技がおすすめです!
片手にシャインウォッシュ、片手にスポンジを持ちます。泡を噴射して、即座にスポンジで磨く。これを繰り返します。
洗いたい箇所をしっかり確認しながら、泡の効果を最大限活かして効率よく洗車できます!
霧状噴射でやさしく流す
ボトルの中身を水に戻して、ノズルを調整し、霧状噴射でやさしく泡と汚れを流していきます。
最後に、タオルで水分を軽く拭き取れば完成です!
とてもキレイになりました!
ここが良かった!
もう洗車にバケツは不要!
従来であればバケツに水を汲んで、そこに洗剤を入れてバシャバシャと泡立てる必要がありました。
しかしシャインウォッシュは洗剤を入れるだけで、何もしなくて泡がスプレーされます。泡立てる手間が無くなります!
限られたスペースでも気兼ねなく洗車できる。
自宅の駐輪場などで洗車したいという方にとっては嬉しいことに、ホースと違い水道の蛇口が近くに無くても関係なく散水できます。
コンパクトで散水の強さを調整できるため、となりの他の車などと距離があまり無いような限られたスペースでも気兼ねなく洗車できます。
気になったらスグに洗える!
先述したように、準備の手間が少なく手軽に洗車できるので、ちょっとした部分の汚れを「まぁいいや」とあきらめずに済みます!
すぐ汚れてしまいがちなリアフェンダーや、虫の跡がこびりついていることが多いヘッドライトなど、気づいたらその場所だけスグに洗うことができます!
ここに注意!
誤射に注意です。
スイッチの感度がけっこうシビアです。
準備や持ち運ぶ際に、意図せずスイッチに触れてしまったようで水が噴射されてしまい、壁や人に水がかかってしまいました。
慣れると気にならないかもしれませんが、使用しない時は電池を抜いておくかボトルの中身を抜いておきましょう。
いろんな用途で使える!
シャインウォッシュは、洗車に限らずかなり広い用途に使えると思います。
窓の清掃やお庭の花への水やり、キャンプのあと片付け、推奨するわけではありませんが水遊びにも使えそうですね!
個人的には、高い位置まで泡が届く特徴を生かして「網戸」を掃除したいなと思いました。
「あ、なんか汚れてるな……」と思ったときにサッと洗車できれば、自慢の愛車はいつまでもキレイな状態を保つことができます。
手軽で、気軽に洗車できるようになれば、小さなうちに異状を発見できれば、大きなトラブルを回避することにもつながります。
バイクも徐々に電動化が進んでいく昨今。洗車もその流れに乗り、電動化していくのがこれからの常識、ニューノーマルかもしれません。
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