雪や凍結を避け、愛車をガレージで休ませる方も多い真冬。
バイクに乗らない期間が長くなる時期に、ガソリンタンク内の「燃料の劣化」と「サビ」を防ぐための準備が必須です。
今回はWebikeの最新ランキング(12月10日現在)から、とくに「冬期保管」と「春の快適な始動」という二つの目的を達成するために役立つ人気アイテムTOP5を、その成分と役割の違いに踏み込んでご紹介します。
【なぜ冬期保管に添加剤が必須なの?】
バイクを長期間放置すると、ガソリンが酸化・劣化してスラッジとなり、キャブレターやインジェクターを詰まらせます。
さらに、タンク内に溜まった水分が原因でサビが発生し、大きな修理が必要になることもあります。添加剤はこの「トラブルの元」を未然に防ぐための、バイクを休ませる場合の必需品といえます。
目次
【第1位】WAKOS|F-1 フューエルワン
ガソリン添加剤の代名詞的存在。高性能なPEA(ポリエーテルアミン)を主成分とした強力な洗浄力を持ちます。
【万能型洗浄剤】清浄力を主軸としつつ、防錆や水分除去(水抜き)の成分もバランス良く配合したオールインワンタイプです。
【保管への効果】長期保管前に使用することで内部を清浄化し、春の再始動時の燃料系統のトラブルリスクを低く抑えます。
【用途】長期保管前の準備や、初めて添加剤を使うバイクの初期集中洗浄に適しています。
メーカー希望小売価格:¥2,926(税込み)
【第2位】YAMALUBE|PEAカーボンクリーナー
ヤマハ純正のヤマルーブブランドからランクイン。F-1と同じくPEAを主成分とし、燃焼室などに溜まったカーボンを効果的に落とします。
【高濃度で高いコスパ】1回あたりの使用量が少なく済む(濃縮度が高い)ため、オンシーズン中に定期的にコンディションを維持したい場合のコストパフォーマンスが高いのが特徴です。
【純正品質】ヤマハ車はもちろん、PEAの洗浄力を重視する多くのライダーに支持されています。
【用途】日常的な走行でのカーボン蓄積の予防や、オンシーズン中に定期的に使用してコンディションを維持したい場合に最適です。
メーカー希望小売価格:¥2,299(税込み)
【第3位】SurLuster|ループ パワーショット
ワックスで有名なシュアラスターの製品。強力な洗浄力と同時にエンジン内部のフリクションロスを低減する、複合的な効果を狙った添加剤です。
【PEAとPIBAのダブル配合】高純度PEAとPIBA(ポリイソブテンアミン)をダブルで配合。異なる特性を持つ洗浄成分で、デポジットを徹底的に除去します。
【240mlと80mlから選べる】自分の使い方に合わせて小さくて使い易い方を選ぶこともできます。
【用途】洗浄と同時にフィーリングの向上も追求したいライダーに最適です。
メーカー希望小売価格:¥836~(税込み)
【第4位】Kawasaki|デポジットクリーナー
4位はカワサキ純正の製品。純正ならではの信頼性が大きな魅力です。【PEA系洗浄剤】デポジットの固着を防ぎ、エンジンのコンディションを維持します。
【他の製品よりも使いやすい】「ガソリンタンク容量10リッター毎に本品1本を注入」とのことなので、わかりやすいです。
【用途】カワサキオーナーはもちろん満足度が高いとおもいますが、定期的に使用するユーザーに向いています。
メーカー希望小売価格:¥731(税込み)
【第5位】WAKOS|F-2(フューエルツー)
F-1が「洗浄」を万能にこなしますが、F-2はさらに「安定化」を持続させる目的での使用になります。冬の長期保管を考えるなら、むしろこちらが本命になるライダーも多いでしょう。
【安定化に特化】メインの効果は燃料の酸化防止(スタビライザー的効果)と燃料ライン系のキープクリーンです。
【長期保管の最適解】ガソリンの劣化を遅らせ、燃料タンクやキャブレター内部のサビの発生を強力に抑えます。3ヶ月以上の長期保管を行う際の防腐剤として機能します。
【用途】保管期間中のトラブル回避を最優先したいライダーに最適です。
メーカー希望小売価格:¥2,926(税込み)
【まとめ】目的別!添加剤の選び方と使い方
【目的優先すべき添加剤推奨される製品】
長期保管中のサビと燃料劣化を防ぎたい⇒安定化・防錆系WAKOS F-2 (フューエルツー) など
春に最高のコンディションで再始動したい⇒強力洗浄系WAKOS F-1、YAMALUBE PEAクリーナーなど
【知っておきたいガソリン添加剤のベストな使い方】
『ガソリンが満タンの状態で使用する』
中途半端なガソリン量だと明確な規定量での添加は難しくなるため、ガソリンを満タンにしてから規定量を入れるようにしましょう。
『使用は「エンジンオイル交換直前」がオススメ!』
PEAは高い洗浄効果を持つ反面、エンジンオイルの希釈をわずかに早める作用があります。
走行中の希釈は自然な現象ですが、オイルの性能低下を抑えるため、オイル交換のサイクルを意識し、交換直前に入れるのが、より安心して使うための推奨タイミングです。
『添加後は一時的にフィーリングが「もっさり」することも』
PEA(ポリエーテルアミン)自体が燃えにくい性質を持つため、添加直後や使用初期は、エンジンの回り方がわずかに「渋い」または「もっさり」と感じられることがあります。
これは洗浄成分が作用しているためであり、適正量を守っていれば性能に大きな影響はありません。
冬の間も愛車に合わせた適切なケミカルでケアをして、来春のベストコンディションに備えましょう!
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