愛車メンテを頑張ってしまった為にエンジンの分解以外は大体出来るようになりつつあるWebikeのmiyaです。
皆さんは愛車のメンテナンスってどうされていますか?
チェーン清掃やオイル交換くらいなら……と簡単なメンテナンスなら出来る方も結構いるのではないでしょうか。

しかし、サイドスタンドのままで整備をするとチェーン清掃で車両を動かしたり、オイル交換の時に車両を直立させる必要があったりと、一手間かかる作業がほとんどです。
今回はそんな悩めるライダーの為にメンテナンススタンドの種類・使い方をご紹介!

まずは種類を見極めよう!

メンテナンススタンドと言っても種類は豊富。
まずは一番オーソドックスなスタンドから順に紹介していきましょう。

ローラーリアスタンド


メンテナンススタンドの中でも最もポピュラーなこちらのスタンド。
このスタンドにはパターンがあり、「V受けタイプ」と「L受けタイプ」が主流です。
どう違うの?という方に比較画像をご用意しました!

画像の様に、丸で囲まれた部分が違うのが分かりますでしょうか?

L受けと呼ばれるスタンドは主にスイングアームを直接支えるスタンドで、スイングアーム下面が平らな車両であれば使用可能
リアキャリパーやチェーンガードなどの干渉を受けることなくスタンドが掛けられます。

V受けとはスイングアーム部分にスタンドフックが取り付け可能な車両に使われるスタンドで、主にスーパースポーツ系の車両に多く見られます。
スイングアームに下の画像の様なパーツが付いた車両を見たことありませんか?


この突起がV受けのスイングアームを引っ掛ける部分になります。

フロントスタンド


リアスタンドで車体を持ち上げただけではフロントタイヤの交換等、フロント周りの整備において不便な部分がまだ残ってしまいます。
そこで活躍するのがフロントスタンドです。
このスタンドは単体での使用は出来ない為、かならずリアスタンドを掛けてからフロントスタンドを掛けないといけません。

別タイプとしてこんな形状の物もありますよ!


こちらはフロントフォークの下部に穴が空いている車両に使用できるスタンドなので大抵のバイクはリフトアップ出来てしまう優れものです。
ですが欠点もあり、フロントフォークを軸にリフトアップするのでフロントフォークの脱着は不可能です。(当たり前ですが……)

リフトスタンド


オフロードバイクをメンテナンスするならリフトスタンドがオススメです。
車体の下に潜り込ませてレバーを踏み込めば簡単にバイクが持ち上がります。
先程紹介したリアスタンドやフロントスタンドと違ってサイズが非常にコンパクトでしかも足で踏み込むだけというカンタン操作!
しかし、車高が高い車両にしか使えないので最近流行のアドベンチャーバイクなどでは最低地上高が低く、使えないケースも……。

使い方を覚えよう!

リアスタンドの使い方

まず初めに、車体が動くのを防ぐ為にフロントブレーキをしっかり掛けておきましょう。
輪ゴムや、タイラップなどで固定して、ハンドルは左に切っておきます。
車体は直立させずにリアスタンドを仮の位置で掛けておきます。


※V受けはスタンドフックに、L受けはスイングアームに当てておきます。


あとは簡単。車体を直立にしてリアスタンドを思いきり踏み込むだけ!
ローラーが転がるので、簡単にリアが持ち上がると思います。

外す時はサイドスタンドを事前に出しておき、片方の手は車体を、もう片方の手はリアスタンドを握って作業します。
リアスタンドの持ち手部分をゆっくり持ち上げると車体は下がってきますので、タイヤが接地したのを確認したら、サイドスタンド側へ傾けましょう。
これでリアスタンドの使い方はOKです。

フロントスタンドの使い方


今回は既にフロントスタンドを掛けた状態の車両なので簡単に説明だけして行きます。


上の画像の様にフロントスタンドの先端をアンダーブラケットにしっかりと差し込んだらそのままスタンドを下すだけで簡単にフロントがあがります。
リアスタンドで直立になっているので、慌てずゆっくり実践しましょう。

フロントフォークに差し込むタイプも同様に穴の位置を調整しながらゆっくりと持ち上げましょう。


※力任せにやると車両転倒のリスクがあるので慌てない様に!

スタンドを外す際もゆっくりと下ろして行きましょう。
基本的にはリアスタンドを使用している状態で外すことが多いのでハンドルに手を添えながら片手でゆっくりとスタンドを外しましょう。

リフトスタンドの使い方


スタンドを車体の下へ潜り込ませます。
潜り込ませる際は車体を直立させたときに中心になるようにしましょう。


あとはレバーを踏み込むだけで……


無事に車体が持ち上がりましたね。
スタンドを下す時は逆手順で車体をしっかりと支えながら、手でレバーを上げましょう。
タイヤが地面に接したらゆっくりサイドスタンド側に傾けて完了です。

もっとお手軽にメンテしたい!って方に

カンタンに使い方を説明しましたが、「そんなにみっちり整備するわけじゃないし、チェーンの清掃とかホイール磨きが出来れば十分!」って方。

良いものがあるんですよ。

それがこちら▼

Unit:スイングアームリフトスタンド
サイドスタンドを軸にしながら車体を持ち上げるという凄い奴。
ちなみにユーザーの中には280kgの隼を簡単に持ち上げたというレビューも見受けられました。
280kgまで持ち上げられればリッター以下のクラスのバイクはほぼ持ち上げられると言えるのではないでしょうか。

ちゃんとメンテナンススタンドで整備したい!けどやっぱり倒しそうで不安……
そんな方にはこちらがオススメです。

J-TRIP:はじめてスタンド
受け部分に伸びている細長い棒をリアの中空アクスルシャフトに通してから車体を起こしてスタンドを掛けるだけ!

この説明みたら自分でも出来そうに感じませんか?
ちなみにこちらのスタンドは別売りでL受けやV受けの部分だけを買うことが出来るので、慣れて来たらステップアップを図っても良いかもしれませんね。

メンテナンス向上で愛車への愛情も向上?

これらのメンテナンススタンドを使えば今まで面倒になりがちだったチェーン清掃、足回りの洗車なども見違えるほどに楽チンになるでしょう。

ですが今回紹介したスタンドはWebikeで特にメジャーな物のごく一部……。
現在掲載中の商品にはオシャレなデザインの物や、独特な形状をしているもの等……様々です。
あなただけのメンテナンススタンドを見つけて、スマートなメンテナンスを心がけて行きましょう!
きっとバイクへの愛情も更に増えちゃうかも!?

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