腐りまくったSR500をレストアして林道へ行こうという大長編連載最新話。ご存知の通り、早くも暗礁に乗りあげたため、vol.4でストップしてしまっていた。これではマズイということで重い腰を上げたあの夏の日――。

なんなんだよおまえ、ピボットシャフト

SR400/500はスイングアームとフレームをつなぐピボットシャフトがウィークポイントである。とにかく世の中に放置されているSRのほとんどはピボットシャフトの油分がからっからに切れていて、固着しているのだ(稲垣個人調べ)。で、以前の連載でもお伝えしたように、あっさり僕は本フレームに付いているスイングアームの使用を諦めて、さくっとサンダーでスイングアームごとぶった切った。

ところが固着はそれでは解決しなかったのだ……。ぶった切ったピボットシャフトは左側のフレームで止まってしまい、まったく外れなくなってしまった。キャンプで大きめのペグを打ち込むために持っているビッグハンマーで力一杯たたきまくっても、びくともしない。一体どうしたらいいんだろう。

※この記事は2022/12/10に掲載された記事です。

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情報提供元 [ Off1.jp ]

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