
グリップはバイクを操作する上で直接身体と接する、とても重要なパーツです。今回はそんなグリップが消耗してしまった場合の交換方法を細かく習いつつ、グリップの種類や、そのメリット・デメリットなども解説してもらいました。講師はいつも通り、BIVOUAC所沢・ストラーダの渡辺健さん。
グリップを交換しなければならないほど使い込んだ経験がある人って、実は少ないのではないでしょうか? グリップが損耗してくると、だんだん表面のツブツブやワッフルなどが削れて、握った手が滑るようになってきます。そうするとグリップを握る手に余計に力が入ってしまって腕上がりしやすくなったり、手のひらにマメができたりというトラブルが生じます。
埼玉県のバイクショップ、BIVOUAC所沢・ストラーダの渡辺健さんは「手はバイクを操作する上で一番大事なインターフェースです。だからこそみんなもっとグリップに対するこだわりを持って欲しいと常々思っているんです。グリップは損耗する前に定期的に交換してあげてください。今回はグリップの交換方法をレクチャーするとともに、どんなグリップがどんな乗り方に向いているかもお話ししていきたいと思います」と言います。それではさっそく渡辺さんにグリップ交換のやり方を教えてもらいましょう。
古いグリップを再利用可能なまま外す裏技
今回交換するのはこちらのグリップ。まずはクラッチ側を例に解説してもらいます。
一般的にグリップを外すときはカッターなどで切って、外したら廃棄してしまうことが多いと思います。しかしエアーコンプレッサーの力を借りれば、グリップを切らなくても外すことができ、再利用も可能なのだと渡辺さんは言います。
情報提供元 [ RIDE-HACK ]
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