普段の街乗り時でも、もちろん昼間でもヘッドライトを点灯し、自分の存在をアピールしながら安全運転したいとは、数多くの原付&原2オーナーが考えていることではないだろうか? しかし、現実問題として、電装系が弱い6V車=6ボルトモデルの場合は、常時点灯どころじゃない!! というのが本音ですよね? そんな6ボルト車で、ヘッドライトを常時点灯させる裏ワザが、ママチャリの「ハブダイナモ」を修理していて気が付きました!! 果たしてその真相は……。

ハブダイナモヘッドライトは交流6ボルト管理!?




これこれ、これなんです!! まさかのママチャリ用LEDヘッドライトを、原付バイクに装着している人なんて、いませんよね? 進行方向を明るく照らすのではなく、対向車への視認性向上が最大の目的となれば、このような常時点灯ヘッドライトの存在は、役立ちますよね!

ママチャリから移植して常時点灯仕様!!

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娘のチャリンコに取り付けられていたLED製ヘッドライトを借用してみました。チャリ用の取り付けブラケットを万力に挟んで曲げてみたら、ヤマハボビィのステムブラケットにボルトオンできました!! 実は「夜になってもライトが光らない直して……」と言われて修理したときに、前輪を空回ししてハブダイナモから電気が立ち上がっているかをテスターで測定。すると何と!? AC6V出力であることが判明した。その段階で、今回の改造アイディアが思い浮かびました。ちなみにチャリライトが光らない故障の原因は、単純な断線でした。6ボルト車の多くは、ヘッドライトとメーター照明とテールランプが交流6ボルト管理で、バッテリーを介した直流6ボルトは、ウインカーやブレーキランプなどの電源として利用されている。サービスマニュアルの配線図を参考に、ヘッドライト電源を探してみることにした。

ボビィの交流6ボルト出力は黄色コードだった 



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当初は車体のどこに取り付けようか迷ったが、チャリ用ライトボディの形状と配線の取り出し位置を考慮して、ヘッドライト下のホーンブラケットと共締めにしつつランプは寝かせて取り付け固定した。エンジン回転の高まりと6ボルトバッテリーのコンディションによって、交流出力電圧も当然ながら変動すると思われる。バッテリーコンディションに左右されるが、通常通りに機能していれば交流出力6.7~7.2ボルト前後だと考えられる。その程度の出力なら、壊れることなく常時ライトオンになるはずだ。

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