
エンジンコンディションをベストに保つため、最も大事なメンテナンスが定期的なオイル交換。バイクショップにお願いすればサクッと作業してくれるものの、ガンガン走るライダーやオイルをちょこちょこ変えてみたいライダーにとっては、自分でやってみるというのも一般的な選択肢です。実際、作業は難しくないですし、パーツやオイルも簡単に入手可能!
https://news.webike.net/maintenance/72696/ところが困るのは抜いたあとの「廃油の処理」で、その辺に捨てるわけにはいかないし、ためておくのもイヤなもの。こういう場合燃えるゴミに出せる専用の廃油ボックスを購入するのがベターですが、最低でも数百円はかかるのが難点。高い頻度でオイル交換をするライダーには、「どうにかして格安でオイルを捨てられないものか?」と悩む人もいるかもしれません。それに急なトラブルで「今すぐオイル交換したい! でも廃油ボックスは切らしてしまった!」なんて場合も困りもの。
そこで今回紹介する「MOTO HACK」では、廃油を「トイレットペーパー」に染みこませて処理するというアイデアを実行した「氏」さんの整備日記をご紹介。確かにトイレットペーパーならどこでもいつでも手に入りますし、値段も1ロール数十円以下と非常にお得! ただ、水に溶けやすいトイレットペーパーにオイルを染ませたらどーなるの? グズグズに溶けたりしない? どのくらいオイルを吸い込むの? と、疑問もけっこうわいてきますね。
そこで「氏」さんは写真つきで、1ロールあたりどのくらいオイルを吸い込むかの実験をしてくれました。その結果、まずトイレットペーパーは溶けたりせずしっかりオイルを吸い込むことが判明。そして気になる吸い込み量は、1ロールあたり「1.6L」ということがわかりました! スーパーカブなら1ロールで1回分をラクラクカバーできそうです。
毎回のオイル交換を安ーく上げたいライダーは、一度試してみてはいかがですか?
廃油処理・トイレットペーパー1本でどれだけ吸えるか?
2018年08月19日 氏さんの整備日記より
作業工程1
エンジンオイルを1年毎に換えてるが、走行の少ない年は捨てるのに忍びないほど綺麗な300Vが。
そんなオイルはもったいないのでチェーンオイル等に使ってるものの、毎年4リットルの廃油が。。。
しゃーないので、市販のオイルパックを買ってたが、前から気になってた実験を。
そう、トイレットペーパーなら18ロール買ってもオイルパックと同じ値段(笑)
ホムセンに2×4を買いにいくついでに、一番安いのを買ってきた。
18ロール¥400ぐらい。
作業工程2
汚い絵面やな。。。
トイレットペーパーはそのままでは吸う量が少なくなるので全部出し切ってバケツにセット。
出す作業はオサーンには面倒なのでチビに依頼。
喜んで手伝ってくれた(笑)
結果は1.6リットル・・・厳しいか・・・という感じ。
下に新聞紙ひいて器を作っておけばOKか。
4リットルなら3本=¥100以下の計算。
まあ、そないに儲かるハナシじゃないけどエコということで。
今回の「MotoHack」では「氏」さんの「廃油処理・トイレットペーパー1本でどれだけ吸えるか?」を紹介しました。レポートをありがとうございます!
これからもこのコーナーでは、Webikeユーザーの皆さんの、ちょっと便利なアイデアやグッズをどんどん紹介していきます。次回もお楽しみに!
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