スライドピンもグリスアップ

キャリパーがピンスライドタイプの場合、ブレーキレバーの操作に応じてキャリパーがスムーズに動くよう、スライドピンのグリスアップも重要です。

スライドピンの根本には蛇腹のゴムブーツがセットされていますが、経年劣化などで破れて水分が浸入すると、サビが発生することがあります。

するとキャリパーの動きが悪化して、ローターとパッドが常に接触してしまい、ブレーキ鳴き音の原因となります。



ピンスライドキャリパーのスライドピンが固着すると、キャリパー本体が動けなくなり、常にパッドとローターが接触して異常摩耗や鳴きの原因となります。

パッドを外したらスライドピンの状態も確認しよう。

なお対向ピストンキャリパーの場合、機構上スライドピンは存在しません。

パッド交換時にはスライドピンを引き抜くことができるので、ゴムブーツのコンディションをチェックすると共にピンの洗浄とグリスアップを行いましょう。

 

 

こうした作業によって、パッド交換後の鳴きが軽減できます。

 

POINT

・ピンスライドタイプのキャリパーの場合スライドピンのグリスアップも重要

・経年劣化でスライドピンが錆びるとキャリパーの動きが悪化し鳴きの原因となる

・対向ピストンキャリパーの場合スライドピンは存在しない

 

新品パッド交換時のブレーキ鳴きはパッドグリスを適切に使って抑えよう。

新品パッド装着時の鳴き音防止にはパッドグリスの塗布が効果的。

パッド交換時はもちろん、効果が低下したパッドグリスは洗浄して塗り直すことで鳴き音防止効果が復元します。

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