バイクには多くの樹脂製パーツが使われています。軽くて加工も簡単、使い勝手がいい素材なんですが、ユーザーとしてはキズが付きやすく、白化したり割れたりといったトラブルの起こりやすい素材でもあります。エアクリーナーボックスを取り付けしようとしたでんおうさんも、せっかくの新品パーツだというのに、表面に小傷がたくさんついてしまいました。

おそらくはフレームや工具に当たることで発生した小傷。白いパーツなら目立たないでしょうが、真っ黒なパーツではどうしようもありません……しかし、「でんおう」さんはとあるツールを使ってキレイにリカバリーを達成! いったいどうやったんでしょうか!?

今回紹介する「MOTO HACK」では、このでんおうさんの樹脂パーツリカバリーをご紹介。気になるツールの正体は――デイトナ製「樹脂ブラック」スプレーです。

これは樹脂製パーツの塗装に最適化された性質のスプレー塗料。一般的な塗料だと、樹脂パーツはノリが悪かったり、曲げ伸ばしで割れてしまったりする場合があり、樹脂パーツの塗装は難しいものなのですが、「樹脂ブラック」は強度も高く、樹脂表面への食いつきもバッチリ。でんおうさんのエアクリーナーボックスも、ほとんど新品のように復活しました!

もちろん「樹脂ブラック」はこればかりでなく、スクーターのステップボードやフェンダー、スイッチボックスといったあらゆる箇所に使用可能。キズ消しだけではなく、紫外線による白化にも効果ありです!スプレー塗料であるため、吹き付けができない箇所や環境によく気を付けて使用してみてください。

樹脂の傷消し

2021年3月17日 でんおうさんの整備日記より

作業工程1

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XR250モタードの新品クリーナーBOXがきれいに収まりましたが、取付時にキズが多数つきました。手持ちの傷消しケミカルではどうにもならず写真の状態です。

作業工程2

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手頃なペイントで樹脂でもOKなものを探したところ、デイトナからありました。養生して使ってみました。

作業工程3

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全く気にならない状態になりました。
最初っから、新しいクリーナーBOXを購入しなくてもこのスプレー缶を使っていた方がよかったかも・・。ま、何事もTRYあるのみですね。

今回の「MotoHack」では「でんおうさん」の「樹脂の傷消し」を紹介しました。レポートをありがとうございます!
これからもこのコーナーでは、Webikeユーザーの皆さんの、ちょっと便利なアイデアやグッズをどんどん紹介していきます。次回もお楽しみに!

※MOTO HACK掲載記事は、ユーザー投稿を構成・転載したものとなります。語られる効果・手法に関してはユーザー裁量によるものであり、そこで起きた不具合等に関してウェビックは一切の責任を負いかねます。

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