
取り付けた瞬間からバイクの利便性が一気に上がる便利パーツ「リアボックス」。今までキャリアにくくったり、リュックサックに入れていた荷物を入れるだけで簡単に運べるという簡単さに、多くのライダーが愛用しているパーツです!
ところがボックスによっては、樹脂製のボディがそのまま内装になっているため、とても硬いものがあります。硬い床面のボックスでは、電子機器や割れ物を入れるのにはかなり気が引けますよね。そうでなくても、荷物が少ない時にはボックスの中でゴロゴロガタガタ動いてしまい、気になる音が。高級なモデルでは内装がしっかり作られていますが、お手頃モデルでは仕方がないかな……とあきらめている人も多いのでは。
そこで登場するのが今回の「MOTO HACK」!カワサキ・Z250SLにリアボックスを取り付けているMTXRさんですが、やはり内装のないボックスを購入。しかしあきらめることはなく、自作マットを作成してしまいました。しかもその素材は百円均一でゲット! コストパフォーマンス抜群です!
自分でマットを採寸したり、カットしたりする手間はもちろん必要ですが、特殊工具や大がかりな作業スペースはいらない作業。内装がないボックスに悩まされているライダーは、試してみる価値ありのカスタムですね!
中華BOXを百均でグレードアップ?
2022年5月1日 MTXRさんの整備日記より
作業工程1
新しいハコ(中華)を、百均アイテムを使って(ちょっと)グレードアップします。
カット前提で売られている、写真のカーペットを底部分に敷こうという作戦。
そのままだと、ハコの底部分はむき出しのプラスチック。
作業工程2
おおまかな形状を出すために、適当な朝刊折込チラシをあてがってエンピツでふち部分などをなぞっていきます。
エンピツの線に沿って、チラシをカット。
型紙が出来上がります。
なお、左右対称である前提で、中央から半分だけの部分を作成します。
型紙が出来たら、これをカーペットの裏側にあてがって、白ポスカでカットラインを転写。
中央線をハッキリさせておいて、残り半分は型紙を裏返して転写。
そうすると、底面の形状がトレース出来ます。
あとは、ハサミでチョキチョキとカットしていくだけ。
作業工程3
切り出し、完了。
あとは、ボックスの底に敷くだけ。
ちょっと乗用車のトランク感が出るでしょ?
(但し、このカーペットの厚み分、容積が減少します。デチューンでもありますので自己責任で)
今回の「MotoHack」では「MTXRさん」の「中華BOXを百均でグレードアップ?」を紹介しました。レポートをありがとうございます!
これからもこのコーナーでは、Webikeユーザーの皆さんの、ちょっと便利なアイデアやグッズをどんどん紹介していきます。次回もお楽しみに!
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