全バラにしたパーツをひとつひとつ磨き上げ、薄汚い黒部品やシルバー部品は自前でリペイント実施。サビで汚れた部品はワイヤーバフ&ブラシで磨いてキレイにしたことで、輝きが蘇りつつあるダックスホンダ。そんな磨き込み部品で車体を組み上げることで、単純なメンテナンスとはひと味違った雰囲気の完成車へと進化。エンジンチューニングの基本とも言える88cc化を実現したので、次なるアップデートは吸入系。そこで、純正流用によるビッグキャブ化へチャレンジしてみた。

CT110マニホールドを流用中ですが……

実は、キャブレターにはCT110用純正中古部品と純正マニホールドをとりあえず取り付けていた。トルク不足を感じたので、手元にあったタイケーヒン製PB18に交換しようと思ったが、マニホールドがCT110用のままではクランクケースとフロートチャンバーが干渉してしまう……。CT110マニホールドむは低く後方へ長いようだ。

ホンダ・ジャズ用の純正流用で仕様変更





旧6V時代の横型モデルとして知られるホンダ・ジャズ用純正部品をチョイス。このダックスチューニングを楽しんでいた当時は、また新品部品を購入することができたが……。最近は、各メーカーとも販売中止部品が圧倒的に増えてきた。旧6V時代の吸入ポートは、ダックス50用ノーマルヘッドでもそこそこ太く、後期の6Vや後の12V時代と比べてもその差は明らかだ。そこで、ホーティング用の超鋼ロングバーを用意して、ダックスヘッドのポートサイズを合わせてポーティング=拡大することにした。

ロングシャンクのポート用超硬バーが使える!!



ポーティング専用の超鋼ロングバーがあると奥深く、細い部分でもしっかり切削することができる。超鋼の刃先が詰まらないように切削時にグリスを塗布しながら作業進行しても良い。約20分程度の切削加工でスムーズなポート形状に変更できた。

純正流用でキャブレイアウト変更



CT110純正マニホールドのときには、樹脂製の厚板を挟んでフロートチャンバーとクランクケースの干渉をなくしたが、ジャズ改マニホールドなら干渉は皆無。それでも熱対策は必要ですね。チューニングエンジンの場合は、走らせているばかりではなく、定期的に通常以上の点検や調整が必要だ。ホンダ横型エンジンなら、フライホイール&ポイントベースを取り外すことで、カムチェーンの張り具合を確認することができる。通常の調整方法を目視確認しながら行うことで、やり方が正しかったか!?何らかの不具合でカムチェーンが張り切れていないか!?逆に、張り過ぎていないかなどなどを理解することができる。目視確認しながらカムチェーンの張りを調整してみよう。

POINT

  • ポイント1・ 同系列エンジンの部品なら流用可能なケースも!?
  • ポイント2・ 段差の除去でスムーズな吹け上がりに!!
  • ポイント3・ カスタムで楽しみたいキャブ仕様の4ミニ!!

ノーマルヘッド+専用ボアアップキットを組み込んだので問題無かったが、ハイコンプ仕様を目指して(パンチ感が増します)、ガスケットを薄くしたり、シリンダーベースを切削&面研加工すると、ピストンのトップラウンドと燃焼室外周のスキッシュエリアが干渉することがある。当たった=干渉痕が残っているときには、対処が必要不可欠だが、今回はキットパーツなので気になる問題は特に無かった。

4ミニレースなどでは、レーシングマフラーを装着することが多く、マフラーからの大爆音に掻き消されてピストントップとスキッシュのカチカチ干渉音が聞こえにくいことがある(街乗りでもたまに見かけますが……)。以前、4ミニ耐久レースに参戦していた当時、干渉ギリギリのコンプレッションを狙った結果、レース後にエンジン分解すると、燃焼室のスキッシュエリア(外周エリア)にピストン外周エッジが当たっていた痕が薄っすら残っていたこともあった。今回はノーマルヘッド+ノーマルカムの素組みエンジンなので、寸法的な問題は無いと思うが、次の仕様へ向けてエンジン分解する際には、そのあたりも確認点検しておこうと思う。

CT110純正マニホールド+CT110純正キャブの組み合わせから、キャブ本体をタイカブ100用に交換しようとした際に、キャブのフロートチャンバーとクランクケースが干渉して取り付けられないことが判明した。偶然にもそんな矢先に、街中パーキングでホンダ・ジャズを見掛けた。マニホールド形状が気になったので(流用できそう!?)、部品を発注してみた。納品された部品は、ポート形状が細いながらも、取り付け角度やキャブ側のフランジ形状はタイカブと同じだと判明。そこで、ポート加工用のエアーリューターとロングシャンクの超硬バーを利用して、ポートの段差加工を施すことにした。

この作業によって、よりスムーズな吸入が可能になったと思うが、それ以上に、また異なる仕様のキャブの取り付けが可能になった。純正流用でも、いろいろと取っかえひっかえ、試してみるのは、楽しいですよ~♪

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