特徴となるビキニカウルはマッコイで、ドレミ製ゼファー750用Z2 Style燃料タンクとともにタイガーパターンで仕上げられ、一体感を高めている。
メーターはオリジナルパネルの中央にPIVOT回転計を置き、左下にモトガジェット速度計、右下にヨシムラ・プログレスメーターをレイアウト。ウイングタイプトップブリッジのステムはマッコイ、フロントマスターはゲイルスピードをチョイスした。
シートはライダーに合わせて形状を変更し表皮等も変更。カスタムでありながら自然に使えるという部分はこうした細部からも窺える。
外観も含めてGT-Mの手法できっちり仕立てられたエンジンは810cc化し、カムはヨシムラST-1、排気系はフルチタン。オイルクーラーはアクティブ・ラウンドタイプで下入れ/下出し。このラインや配線類は他に影響しないように配慮して、きれいに取り回される。
キャブレターはFCRφ35mmをセット。キャブの種類や仕様(MJNやデュアルスタックファンネル)については、オーナーの好みで選べる。
フロントフォークはオーリンズ[純正値:41→]φ43mmで、フロントブレーキはブレンボ・ラジアル4ピストンキャリパー+サンスターディスクを組み合わせる。
スイングアームはマッコイ・5角目の字断面アルミ。ステップもマッコイだ。リヤショックはハイパープロで、ホイールはアルミ鍛造のゲイルスピードType-Sをチョイスした。
前後ホイールサイズは[純正値:3.00-17/4.00-17→]3.50-17/5.50-17に変更。リヤブレーキもブレンボ2ピストンキャリパー+サンスターディスクへと換装されている。