【速報】ビモータがEICMAでのアンベールを予告！ SBKレーサー「KB998」のストリートバージョンか！？【画像ギャラリー】

ビモータの「b」ロゴの下に、「BbK」のロゴが配された、「Bimota by Kawasaki Racing Team」のロゴマーク。

H2系ユニットを、ハブセンターステアリングシステムを採用したフレームに搭載する「TESI-H2」。ビモータは以前「TESI 1D」というドゥカティエンジンを搭載したハブセンターステアリングモデルを販売していた。

Ninja1000SX系エンジンを搭載した「JB4」は、カフェレーサースタイルを採用。カワサキディーラーで買えるモデルだ。

ヘレステストで初お披露目となった「KB998」。ライダーは2024年KRTで戦ったアレックス・ロウズとアクセル・バッサリーニ。

ヘレステストの2日目で1番時計を叩き出したのはバッサリーニ。ロウズか続く2番手とマシンの完成度の高さを感じさせる結果。

空冷のZ1000エンジンを搭載した「KB1」。1970年代にタンブリーニの手によってデザインされた。

「KB2」はZ550系の中排気量エンジンを搭載したモデル。当時は多くライダーが憧れた本格的レーサーレプリカだった。

Z1000Jのエンジンを搭載した「KB3」は、「TESI-H2」や「KB4」が誕生するまでカワサキのエンジンを積んだ最後のマシンだった。

フロントカウルのデザインはZX-10に通じるのもがあるが、車体周りはビモータの完全オリジナルとなるKB998。ウイングレットも装着されおり、フレームの赤い部分は高強度鋼製トレリスフレームと思われる。

現在日本では発売されていない「ZX-10RR」。このエンジンがKB998に搭載されているエンジンのベースになっていると考えられる。

スイングアームピボット部分に取り付けられている削り出しアルミ製のプレート。鋼管トレリスフレームとボルトで結合されているようだ。

おそらく4ピース構造となるアルミスイングアーム。アーム内側の肉抜き加工が、こだわり抜いた設計思想を感じさせる。

美しく肉抜きされたトップブリッジのセンターには「b」のロゴが入る。トップブリッジセンターナットもデザインされている。

市販車世界最速の記録を打ち立てたカワサキH2Rには、ウイングレットが装備されていた。

H2Rのウイングレットはカーボン製。KB998のウイングレットには、カワサキの空力技術が投入されている可能性が高い。

KB998のストリートバージョンはどんな形で、そしてどんな装備で登場するのだろうか。11月5日が待ちきれない。