[サブサイレンサー]Z900RS ONE-PIECE BLACKの集合部直後には、車体内側エンジン後方に隠れるように「サブサイレンサー」が装着されている。。モリワキの独創的なアイデアと技術が目いっぱい詰め込まれた構造体で、排気ガスの収縮・膨張・干渉による消音機能、管長確保による性能向上など様々な“仕事”をしている。
[4-1ジョイント]4in1スタイルのワンピースマフラーは、文字通り4本のフロントパイプが集合し1本のテールパイプにまとめられている。しかし、プレス成型のパーツで巧妙に作り込まれたその集合内部には、最適な出力性能を得るためのセパレーターと呼ばれる仕切り板が組み込まれており、中身は4in2in1の集合方式となっている。
[溶接技術]Z900RS ONE-PIECE BLACKは、耐熱・耐食性に優れたステンレス材で構成されており、その構成部品は、職人の手により溶接組み立てられている。部位ごとに最適な溶接方法と溶接条件を用い、細心の注意と熟練した職人の溶接技術を最大限投入し、十分な溶け込みを維持しながら均一な溶接ビードで美しく溶接される。
[プレスリブ成形]この箱の内部は高温高圧の排気ガスが圧力変動を繰り返しながら流れており、さらに箱上面にはステーが取り付けられ、マフラー取付けの強度部材としての役目も担っており、常時様々な振動や荷重を受けとめている。モリワキはこの内部圧力変動や振動にしっかり耐えうるように、板平面にあらかじめプレスでリブ成形し、剛性を上げた部材で箱を組み立て。その側面には、こっそりとMORIWAKI ENGINEERINGの刻印も忍ばせている。
[補強パッチ]ワンピースのテールパイプは、斜めカットされた3本のパイプを溶接でつなげることで、その独特のデザインが成り立っている。しかし、マフラーの使用構造上、そのパイプの折り曲げ溶接部近傍には応力が集中し、強度的なネック部位となる。モリワキでは、その溶接部に専用にプレスリブ成形された補強パッチを追加溶接することで、疲労強度を保っている。
[法規対応]モリワキのストリート用マフラーは、全て「JMCA登録性能機関」の認証を受けた法規適合マフラー。公的機関で必要な試験を受け、年々厳しくなる騒音規制・排気ガス規制をクリアしたもののみを販売している。発足当時からJMCAに所属し、いつの時代も社会と調和しながらバイクライフを楽しめるマフラーやパーツを提供することが同社のポリシーだ。
出力性能は、フロントパイプとテールパイプのサイズと管長、集合方式、触媒の仕様、消音器の構造など、様々な要素で決まる。モリワキでは車両ごとに最適な出力特性を達成すべく、これまで積み上げてきたノウハウを活かし、前述の様々な要素を最適化。ストリートの実用域でパワフルかつ乗りやすい出力特性を追求し、シャーシダイナモと実走評価を繰り返している。Z900RS ONE-PIECE BLACKは、実用低速トルクの強化及びピークまで伸びやかに吹け上がるパワーフィーリングを達成している。
ブースにお越しいただいたお客様にはモリワキミニフラッグと特製クリアファイルをプレゼント。
モリワキ名物スイーツ「モリワキ最中」も販売。マフラー型の最中の側面には、モリワキのロゴが入っている。