MOTUL 300V FACTORY LINEは4月中旬発売。価格は4400円(税込)。写真はオンロード用だ。従来と比べメインビジュアルに大きな変更はなし。
5W-30の粘度設定が無くなり、新たに0W-30、10W-30、10W-50を追加。計6つの粘度を用意する。
オフロード向けの300V FACTORY LINE OFF ROADも4月中旬発売。価格は4400円(税込)だ。
従来の5W-40、15W-60に加え、新たに10W-30、10W-40、10W-50が登場。5つの粘度から選べる。
1986年の鈴鹿8耐でケビン・シュワンツ&辻本聡ペアが駆った油冷GSX-R750レーサー。大きくモチュールのロゴが踊る。ワークス相手に3位表彰台を獲得し、印象深い1台だ。
2024年の世界耐久選手権(EWC)参戦マシンのGSX-R1000R。ヨシムラSERT Motulとして参戦4年目を迎える。
オンロード用の新旧300V FACTORY LINE(10W-40)で比較。提携レーシングチームでのエンジンベンチテストにおいて新300Vは2.7馬力(2.01kw)の出力向上を達成した。車両はGSX-R1000RRを使用。
新旧300Vの油圧比較。全域で旧300Vを上回る油圧を維持し、最大1.8%の対油圧性能を向上した。車両はGSX-R1000R。
モチュール R&D株式会社 常務取締役 新井克矢氏。MotoGP™を筆頭に二輪四輪の最高峰レースに出場しているトップチーム用モータースポーツオイルを研究開発。レッドバロンのオイルリザーブシステム用オイルも開発した人物だ。
世界耐久ではヨシムラSERT Motul,のほか、F.C.C. TSR Honda France、HRC、Kawasaki Webike Trickstarがパートナーで、技術開発を行っている。MotoGP™ではプラマックレーシング、テック3レーシングとパートナーシップを結ぶ。
現在、ダカールやMXGPではHRCとパートナーシップを結んでいる。トライアルGPではシェルコ、スコルパと提携。
東京MCショーのヨシムラブースでトークショーを実施。新井氏のほか、ヨシムラジャパン新社長に就任した加藤陽平氏、元MotoGP™ライダーでヨシムラスズキから8耐参戦経験も豊富な青木宣篤氏が参加し、ここだけのマル秘話で盛り上がった!