【速報】斬新シールドのエクシード-2登場！カブトの人気ジェットがより快適に【モーターサイクルショー2024】【画像ギャラリー】

軽量コンパクトかつ空力特性に優れた帽体を継承しながら、複雑な凹凸のある新型シールドを採用したエクシード-2。発売は2024年夏頃の予定だ。●規格：JIS●サイズ：XS、S、M、L、XL※ピンロックシートは別売

単色モデルは3万6300円（白、赤、黒、灰、ツヤ消し黒）。グラフィックモデル（3万9600円）は9色とカラーが豊富だ。

従来型のエクシードは2018年から発売。シールドは通常のクリアで下端に小さなリブがある。価格は3万5200円～。

エクシード-2を正面から見ると、シールド先端がやや尖った形状。写真はグラフィックモデルの「エクシード-2デューン」だ（3万9600円）。

シールド下部のリブは、逆スラントしてから前側に伸びる。さらにサイドには溝があり、走行風を後方に流す構造だ。帽体の両サイドにインカムやカメラの装着を考慮したスペースも設置する。

後ろから見ても帽体はコンパクト。排気ダクトは従来型と同様、中央の大型スイッチで簡単に開閉できる。

後部両サイドに設けた突起こそカブト自慢の特許技術＝ウェイクスタビライザー。帽体付近に発生する乱流を制御し、ヘルメットのブレを抑える。

UV＆IRカットシールドは、スモークシールドと違い、クリアな視界を保ったまま涼しいのがミソ。

フロントの吸気ダクトは従来型と同様。2段階調整式で、厚手のグローブでも確実に操作できる。前後ダクトほか各部にカーボン調エンボス処理をあしらい、質感が高い。

着脱が便利なワンタッチバックルを踏襲。内装底面部は、頬側生地の面積が従来より増えている。また、頬パッドはアゴ紐に当たる部分をスリム化。開口部が大きく広がるため、脱着時に頭や耳の引っかかりが少ない。

サンバイザーは広い視界をカバーする大型タイプ（写真はオプションのミラーインナーサンシェード3300円）。左シールドベースにあるレバーでスムーズに開閉できる。

新フィット感内装は、エクシードにはなかった後頭部の切り返しが目印。内装はフル着脱式で、あご紐カバーを含めて全て外せる。

帽体側のスピーカースペースはより大きくなり、耳元の圧迫感が減少。さらに様々な製品に対応できるようになった。

モデルは現地取材スタッフ。前作と直接比較はできなかったが、フィット感が高く、内装生地のサラサラ感が印象的だったという。眼鏡がかけやすいスリットも健在。