CB TYPE-X INTEGRAとしての追加仕様はINTEGRAアッパーカウル(FRP樹脂製。モチーフ車のCBX400FインテグラはABS樹脂製だった)にINTEGRAスクリーン、INTEGRAミラーにINTEGRA専用カウルステー、INTEGRAウインカーブラケット。この試作品でも違和感はまったくない。
TYPE-Xスチール燃料タンクやFRP樹脂製のTYPE-Xナローテールカウル/サイドカバーで、外装はCBX400Fルックに。テールまわりはCB TYPE-Xナローテールカウル、シートはTYPE-Xシートで、ともにTYPE-X外装として市販中のパッケージに含まれる。この車両のカラー(外装セットオーダー時に『外装セット塗装』を合わせてオーダーすれば施工される)はCBX400F1型の赤/白だ。
カスタムのベースはCB400SBのHYPER VTEC SPECIII(2003年からのBC-NC39:NC39後期)の'05年型。PGMキャブレターなどでようやくCB400SFと気付くくらいに、CBX400Fイメージが作り込まれている。
水冷DOHC4バルブでエンジン回転数によって駆動バルブ数が2/4と切り替わる399cc直4エンジンなどはベースとなったCB400SBのHYPER VTEC SPECIIIそのままのノーマルだ。
前後17インチなどの仕様も基本的にCB400SFノーマル。ここで装着しているTYPE-X集合マフラーも開発が進んでいて、TYPE-X Racing Mufflerは'23年夏ごろから順次デリバリーされるとのこと。