三崎未来電子は、同社の電動バイク「L-noa(エルノア)」が東京都文京区の訪問介護支援実証事業の実証車両として採用されたことを発表した。坂道の多い地域で介護を支える職員の移動負担軽減を目指す取り組みで、2026年10月1日から協力事業所の募集が開始される。実際の訪問業務で活用し、導入効果を検証する。

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文京区の訪問介護支援実証事業に採用

三崎未来電子 L-noa

三崎未来電子の電動バイク「L-noa」が、東京都文京区の「文京共創フィールドプロジェクト(B+)」で採択された訪問介護支援実証事業の実証車両として採用された。この実証事業は株式会社タンソーマンGXが提案したもので、区内の訪問介護事業所等にEVバイクを一定期間貸与し、実際の訪問業務で活用する。移動時間や職員の身体的・心理的な負担、燃料費や充電費といった運用コストなどを調べ、訪問介護の移動を電動化することで働く人の負担を軽減できるかを検証する。

訪問介護は職員が利用者の自宅へ出向くサービスであり、一軒一軒をつなぐ移動も日々の業務の一部となっている。坂の多い地域で訪問を続ける職員にとって、移動負担の軽減は働きやすさを考えるうえで重要な課題だ。日々の利用データの収集と職員へのヒアリングを通じてEVバイクの導入効果を検証し、介護人材の確保や定着、在宅介護サービスの安定化、地域の脱炭素につながるモデルづくりを目指すとしている。

業務用途を想定した原付一種電動バイク

実証車両となる「L-noa」は、新聞配達やデリバリーなどの業務用途を想定して開発された原付一種の電動バイク。2026年5月には新聞・デリバリー業務向け電動バイク「L-noa」として発売されており、同年7月には完売に伴う次回出荷分の予約受付開始も発表されている。家庭用の100Vコンセントで充電でき、フロントバスケットやリヤキャリアといった積載装備のほか、後退時の取り回しを支援するリバース機能などを備えている。

実証事業における協力事業所の募集期間は、2026年10月1日から10月30日までとなっている。対象は文京区内で訪問介護などのサービスを提供する事業所で、募集数は実証事業全体で先着順の4事業所程度。貸与期間は2026年10月から2027年1月の間の1〜2か月程度で、1事業所につき1車種1台が貸与される。使用車両には「L-noa」のほか、株式会社ダイゾーの3人乗り小型e-モビリティ「e-NEO」も含まれる。

車両費や保険料などの基本的な費用は実証事業者である株式会社タンソーマンGXが負担するが、充電に伴う電気料金や駐車料金は協力事業所の負担となる。三崎未来電子は今回の実証で得られる現場の声や運用上の課題に向き合い、働く人の移動に役立つ車両づくりにつなげていく予定だ。

三崎未来電子/L-noa製品情報:https://misaki.co.jp/products/l-noa/

文京区/募集案内:https://www.city.bunkyo.lg.jp/b020/p007765.html

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