イタリアのリニャーノ・サッビアドーロにて、第5回「イタリアン・バイク・ウィーク」が開催された。同イベント内で行われた「イタリアン・モーターサイクル・チャンピオンシップ」では、VMサイクルズが製作したハーレーダビッドソンベースの「Uwe」が最優秀賞に輝いた。欧州各国から約50台のカスタムマシンが集結し、全8部門で競い合った。
欧州各国から約50台が集結したカスタムバイク選手権
9月17日から20日にかけて、イタリアのウーディネ県リニャーノ・サッビアドーロで第5回「イタリアン・バイク・ウィーク」が開催された。このイベントは、あらゆるスタイルのカスタムバイクを対象とした「イタリアン・モーターサイクル・チャンピオンシップ(IMC)」の開幕戦の舞台となっている。イギリスの雑誌が主催するカスタムビルダーの世界選手権のサポートも受けており、イタリア国内だけでなくフランスやドイツ、オーストリアなど欧州各国から約50台の車両が参加した。
数ある参加車両の中で最優秀賞にあたる「ベスト・イン・ショー」を獲得したのは、ウーディネを拠点とするVMサイクルズが製作した「Uwe」だ。ハーレーダビッドソンの1450ccモデルをベースに、ドラッグスターの世界観を取り入れたフルカスタムマシンとなっている。手作業で成形された細長い燃料タンクや弾丸型のヘッドライト、ディスクホイールなどが特徴だ。
巨大な300mmのリアタイヤを露出させつつ、コンパクトなリアフェンダーには極小のウインカーを埋め込んだ。また、消火器の底部分を切り取ってクロームメッキを施したバックミラーなど、ユニークな部品も採用されている。同車両を製作したVMサイクルズには、副賞として2027年に開催されるバイカーフェストへの宿泊券が贈られた。
オフロード部門ではドゥカティベースのダートバイクが優勝
同イベントで2年連続の開催となったオフロードビルドコンテストでは、ブレシアのパオロ・マッセラが製作した「ドゥカティMX900」が優勝を果たした。この車両は、ドゥカティの最新モトクロッサーである「Desmo450 MX」にインスパイアされた本格的なダートバイク仕様となっている。無駄を削ぎ落とした車体には、空冷2バルブの旧式ツインエンジンと乾式クラッチが搭載されており、市販車と見紛うほどの高い完成度を誇る。
全8カテゴリーでも、多彩なベース車両を用いたカスタムバイクが各賞を受賞した。スクランブラー部門ではフランスのRDカスタムによるハーレーダビッドソン「883スポーツスター」が1位を獲得し、同ビルダーはヤマハ「YZ250」ベースの車両で特別賞も受賞している。カフェレーサー部門では、1970年代の耐久レーススタイルを取り入れたエマヌエーレ・マニャネッリの「スポーツスターXL1200」がトップに立った。
ストリートファイター部門では、カーボンファイバーを用いて徹底的な軽量化を図ったジョルダーノ・ロイのヤマハ「MT-01」が優勝した。また、米国産以外の車両を対象としたメトリック部門では、モトグッツィ「V50」をチョッパーに仕上げたMCサイクルズが1位を獲得している。スロベニアから参加したシモン・ポプラトニクは、1917年製の機械部品や牛の角を用いたハンドルバーを採用した奇抜なカスタムバイクで同部門の2位に入賞した。
出典:https://automotive.lulop.com/en_EN/post/show/358935/italian-bike-week-2026-vm-cycl.html
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