カワサキ・フィリピンは、2025年の現地トライシクル(三輪車)市場においてシェア61.5%を獲得し、首位の座を強固にしたと発表した。総販売台数でも前年比15.7%増と、主要日系ブランドでトップの成長率を記録している。日本では知られていないものの、カワサキはフィリピンにおいて信頼性の高い空冷・小排気量のトライクを複数投入。実用車として確固たる地位を築いているのである。

●出典:カワサキモータースフィリピン

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フィリピンの三輪車市場でシェア61.5%を獲得し首位を独走

カワサキがフィリピンにてラインナップするトライク群。いずれも単気筒のビジネスモデルにサイドカーを装着、資材運搬や屋台として活躍する実用車だ。

カワサキ・フィリピンは、2025年のフィリピン国内におけるトライシクル(三輪車)セグメントにおいて、前年比14.8%増の成長を記録し、市場シェア61.5%を獲得した。この伸びは現地のトライシクル市場全体の成長速度を上回るものであり、フィリピン国内における生活や実用向けモーターサイクルとしての地位をさらに強固なものにしている。

また、同社は2025年のモーターサイクル総販売台数においても、前年比15.7%増という強力な実績を達成した。この成長率は業界全体の平均を上回るだけでなく、現地に進出している主要な日系モーターサイクルブランドの中で最も高い伸び率を記録している。実用車であるレギュラーバイクと、趣味性の高いレジャーバイクの両カテゴリーで需要が拡大したことが要因である。

トライシクルセグメントにおける圧倒的なシェアを支えているのは、実用モデルの「Barako 175」および「CT」シリーズだ。これらのモデルは優れた燃費性能と高い信頼性を備え、日々の商業運行に適していることから、地方や準都市部における人々の収入源を支える重要な移動手段として広く認知されている。

バラコIII(2026)175cc空冷OHCエンジンで、セル付きとキックオンリーを選択可能。シンプルな構造が高い信頼性を誇り、シェアの拡大につながっている。

車体もただのバイクではなく、リアショックが4本(!)装備されているなど個性的だ。

2026年2月に新型レジャーバイクを導入しラインナップを拡充

実用車セグメントでの好調に加え、趣味性の高いレジャーバイク部門においてもプレミアムモデルや大排気量モデルへの関心が高まっており、好調な販売ペースを維持している。同社はこの勢いを維持するため、2026年2月にレジャーバイクのラインナップをさらに拡充する予定だ。

新たに導入されるモデルには、2025年に開催されたジャパンモビリティショーや、イタリア・ミラノで開催されたEICMAなどの主要な国際モーターショーで公開され、注目を集めた新型車が含まれているという。

レジャーバイクでも独自のセグメントが活躍中。写真はバルカン1700バケーロ。活発な市場を見込み、今後も多くの新型車が投入予定だという。

カワサキ・フィリピンは今後も中核セグメントでのリーダーシップを維持しつつ、幅広いカテゴリーでの存在感を高めることで、現地のライダーや販売店を支援していく方針である。

カワサキ・フィリピン(英語サイト):https://kawasaki.ph/

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