オートバイ政治連盟は6月10日、元衆議院議員・今村雅弘氏の旭日大綬章受章祝賀会を東京プリンスホテルで開催した。今村氏は自身もライダーとして、二輪関係の立法やその成立に尽力してきた人物だ。

政治面から二輪業界に貢献

今村雅弘氏は第三次安倍内閣下で復興大臣を務めるなど、9期28年に渡り国政に関与してきた元衆議院議員。プライベートではSR400のサイドカーを所有するなど、二輪をはじめとするモビリティにも造詣が深く、自民党オートバイ議員連盟の幹事長や、同じく自民党の二輪車問題対策プロジェクトチームの幹事長を歴任。軽自動車税の値上げ阻止や二輪車ツーリングプランの設立に関与するなど、二輪業界に大きく貢献してきた人物だ。

こうした二輪関係の立法を、今村氏とともに推進してきたのが全国オートバイ協同組合連合会(AJ)とオートバイ政治連盟で、今村氏は令和3年の政界引退後、AJの顧問を務めている。今回のパーティはそんな今村氏の「旭日大綬章(きょくじつだいじゅしょう。国会議員や学者、経済界などで国政や文化、産業などに貢献した人物に贈られる)」受章を祝うものだった。

今村雅弘・元衆議院議員は平成8年に佐賀2区から衆議院選挙に立候補し初当選。その後連続9回の当選で28年に渡り国政に関与した。

中央の今村氏を取り囲み、左がオートバイ政治連盟の吉田純一氏、右はAJの大村直幸会長。日本の二輪業界を政治側から支えるお二人だ。

 

中学生のころ、自宅にあった新明和工業(旧・川西航空機)のポインターに乗ったのが初バイクだったと語る今村氏。冒頭の挨拶においては、

「オートバイは私の体の一部。風を切って走ると鳥になったような気がする。米欧では馬を乗りこなさないと一丁前の男じゃないと言われるが、それは今の日本ならオートバイを乗りこなすことだと思っている。若者がオートバイを乗りこなし、颯爽と走るアクティブな世界を作っていかねばならない。本田宗一郎さんに代表されるように、オートバイは日本のチャレンジ精神そのもの。戦後の日本はオートバイで技術を培い、それをもって4輪に進出し、日本の産業全体を牽引していった。私もそれに負けじと苦しいときも頑張ってきた」と語り、場内の喝采を浴びていた。

会場には自民党オートバイ議員連盟の会長を務める逢沢一郎衆議院議員、同連盟に所属する三原じゅん子参議院議員、さらにキジマの木嶋孝一社長、東京モーターサイクルショー協会の会長を務めていたホンダモーターサイクルジャパンの赤坂正人氏も顔を見せるなど、二輪業界の重鎮が集う場となった。

オートバイという趣味がより新規参入しやすく、幅広い層に支持されるものとするためには、法律の整備により利便性や快適性を高める努力が欠かせない。二輪業界活性化のいわば「縁の下」を担い、現在は二輪の高速道路料金の引き下げに奔走中のAJやオートバイ政治連盟の活動に、今後も注目していきたい。

逢沢一郎衆議院議員は現在、自民党オートバイ議員連盟の会長を務める。

風邪気味でマスク姿の三原じゅん子参議院議員も自民党オートバイ議員連盟に所属。

今村氏にはキジマの木嶋社長からライダースジャケットがプレゼントされた。

プレゼントされたジャケットを着た今村氏を囲み、皆さんでポーズ!

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