それは偶然ではない。30年以上にわたる歩みの先にあった、必然の出会いだった。創業以来、「世界の一流品を自信を持って広める」という姿勢を貫いてきたモトコルセ。速さやスペックだけではなく、作り手の思想や背景にある物語(ストーリー)まで含め、常に“本物”と向き合ってきた。

その延長線上に現れたのが、英国の名門であり、現在はフランスに拠点を置く『Brough Superior(ブラフシューペリア)』である。2026年、モトコルセは「ブラフシューペリアモーターサイクルスジャパン」として活動を開始する。量産車にはない、ビスポークで製作されるバイクがいよいよ日本でリリースされる。

モトコルセが見てきた“本物”とは何か。その価値観の先にあるディストリビューターとしての新たな挑戦について、代表の近藤伸さんにお話を伺った。

取材協力:MOTO CORSE
取材:小川 勤
掲載日:2026/03/30

Brough Superiorとは

「フランスで復活した英国の名門ブランド“ブラフシューペリア”」

モトコルセ・ショールームに鎮座する100年ほど前に生産された「S.S.80」。当時のエンジンはJAP製かマチレス製だった。

1919年、英国ノッティンガム。エンジニアでありレーサーでもあったジョージ・ブラフは、自らの名を冠したブランドを創業した。それが後に“世界で最も高価なモーターサイクル”と称されるようになる「ブラフシューペリア」である。

ブラフシューペリアは、単なる量産車ではなかった。一台一台がオーダーメイドに近い形で製作され、厳格なテストをパスし、カタログスペックを実証した個体だけが顧客の手に渡った。代表的モデル「S.S.100」は、実測で時速100マイル(約160km/h)を記録した車両のみにその名が与えられたという。その卓越した品質と性能から「バイク界のロールス・ロイス」と称えられ、特筆すべきはこの呼称をロールス・ロイス社も公認していたと言い伝えられている点だ。

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情報提供元 [ Webike MotoGuide ]

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