ホンダ、下方修正 二輪が経営下支え 四輪で巨額損失、 EV戦略見直し

ホンダは3月12日、今年3月期の連結業績予想を大幅に下方修正した。当期利益で3600億から最大6900億円のマイナスになる見通しで大幅な損失計上を見込む。EV市場の成長鈍化や競争環境の変化を背景に、四輪電動化戦略の見直しを発表し、北米で生産予定だったEV3車種の開発、発売を中止するとした。一方で、安定した収益基盤を持つ二輪事業と金融サービス事業を背景に経営体質を維持し、四輪事業の立て直しを進める考えで、二輪事業がグローバル経営を支える構図が改めて浮き彫りになっている。

同社は兼ねてより2050年のカーボンニュートラル実現を掲げ、四輪車分野ではEVを中心とした電動化戦略を進めてきた。北米市場では次世代EVシリーズとして「Honda 0」シリーズを投入する計画で、新たな商品群の開発を進めていた。

しかし、米国でのEV補助金政策の見直しやエネルギー政策の変化などにより、EV市場の成長ペースは当初の想定を下回る状況。加えて関税政策の影響による内燃機関車(ICE)・ハイブリッド車事業の収益悪化なども重なり、同社四輪事業の収益環境は急速に厳しさを増した。

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情報提供元 [ オートバイ流通新聞 ]

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