日本最大級のツーリングイベントである「SSTR2026」に、世界で最も過酷な競技として知られるダカール・ラリーを完走した藤原慎也と池町佳生が、特別ゲストとして参加することが決定した。
日の出から日没までを駆け抜ける冒険の原点には、主催者である風間深志の精神が息づいており、二人の登場によって「挑戦」の重要性が広く発信されることとなる。

ぶっ刺し先生こと藤原慎也が一般参加者と共に千里浜を目指す

ダカール・ラリーのレジェンド 藤原 慎也、池町 佳生がSSTR2026に集結!

東京都渋谷区に事務局を構えるSSTR運営委員会が主催する本イベントは、2026年5月23日から5月31日までの期間で開催される。
オートバイ冒険家である代表の風間深志が発案し、2013年にわずか130台の規模からスタートしたこの催しは、単なる速さを競うレースではなく、冒険と旅をテーマにした「ライダーの祭典」として大きな成長を遂げてきた。

最大の特徴は、日の出とともに日本列島の東側の海岸を出発し、オリジナルのGPSシステムを利用して設定された立ち寄り地点を巡ってポイントを獲得しながら、その日の日没までに石川県の千里浜なぎさドライブウェイへ到着するという、独自の形式を採用している点にある。
参加日やスタート地点からゴールまでのルートをライダー自身が決定し、順位を競うのではなく、各々が掲げた目標に向かって走るのだ。
こうした個々の挑戦を、地元住民や行政、ならびに企業が熱く応援・協力する体制も、本大会の大きな魅力といえる。

藤原慎也がゲストとして参戦

藤原慎也さん

そして開催初日となる5月23日には、“ぶっ刺し先生”の異名で親しまれる藤原慎也がゲストとして参戦。
1990年生まれ、兵庫県出身の藤原は、トライアル競技の国際A級スーパークラスで活躍するトップライダーだ。
ダカール・ラリーにおいては、唯一の日本人ライダーとして初参戦した際、骨折という大きなアクシデントに見舞われながらも、約8,000キロメートルの過酷な道のりを走り抜き、見事初出場での完走を果たした経験を持つ。

トライアルで培った圧倒的なマシンコントロール技術と、困難を笑顔で乗り越える不屈の精神を誇る彼は、当日は一般の参加者とともにSSTRへ出走する。ゴール地点である千里浜にて、ライダーたちと感動の瞬間を直接分かち合う予定となっている。

二輪と四輪で世界を制した池町佳生が冒険の本質を語る

池町佳生さん

イベント期間の中盤にあたる5月30日には、二輪および四輪の両部門でダカール・ラリーを戦い抜いたレジェンドの一人、池町佳生が登壇する予定だ。
1971年生まれ、同じく兵庫県出身の池町は、1997年のパリ・ダカールラリー初参戦以来、世界を舞台に数々の偉業を歴史に刻んできた。
2000年には二輪部門において、当時の日本人歴代最高位となる総合10位入賞の快挙を達成。その後は四輪部門にもワークスドライバーとして挑み、市販車クラスで優勝を果たすなど、双方のカテゴリーでトップクラスの実績を残している。

50代を迎えてなお挑戦を続ける姿勢は健在であり、2024年には24年ぶりとなる二輪でのダカール・ラリー完走を実現させた。
彼がゲストとして参加するSSTRの根底には、風間深志が1982年に日本人として初めてパリ・ダカールラリーを完走した際の熱い精神が存在している。
池町がステージへ登壇する日には、風間深志や風間晋之介とともに、過酷な自然に挑む中で見出した「冒険の本質」について深く語り合う。

ダカール・ラリーのDNAを継承する二人の著名なライダーが本イベントへ参加することによって、社会全体における挑戦と冒険心の重要性が改めて広く発信されていく。
自ら掲げた目標に向かって走り続けるすべてのライダーにとって、世界を知るレジェンドたちの言葉やその走る姿は、間違いなく大きな勇気を与える出来事となるだろう。

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