ナビタイムジャパンは、2025年に同社ナビゲーションサービスで目的地として検索されたスポットをまとめた「2025ナビタイム スポット検索ランキング」を公開した。バイク部門では、石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」が初めて首位を獲得し、定番の道の駅を抑えてトップに躍り出た。また、バイク神社として名高い「安住神社」や大規模イベント会場が新たにランクインするなど、ライダーの移動傾向に変化が見られる結果となっている。
「千里浜なぎさドライブウェイ」が悲願の初首位、景観重視の傾向が鮮明に
バイク部門のランキングにおいて、2025年の第1位に輝いたのは石川県の「千里浜なぎさドライブウェイ」である。日本で唯一、バイクや車で砂浜の波打ち際を走行できるこのスポットは、ライダーにとって聖地の一つとして知られてきたが、本ランキングで1位となるのは今回が初めてのことだ。
第2位には「道の駅 どうし」(山梨県)、第3位には「道の駅 針テラス」(奈良県)が続き、例年ライダーからの支持が厚い休憩スポットが上位を占めている。しかし、これら不動の人気を誇る道の駅を抑えて走行環境そのものが魅力のドライブウェイが首位に立ったことは、目的地としての「スポット」だけでなく、「景観の良い道」を走ること自体を目的とするバイクユーザー特有の検索傾向を強く反映している。
「安住神社」やイベント会場が急浮上、多様化するライダーの目的地
2025年のランキングでは、圏外から新たに浮上したスポットが目立っている。バイク神社として全国のライダーに知られる栃木県の「安住神社」のランクインだ。交通安全祈願やライダー同士の交流を目的とした訪問が増加していることがうかがえる。また、「道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村」も新たにトップ30入りを果たした。
ツーリングスポット以外では、都市部の大型イベント会場の検索も増加している。東京都の「東京ビッグサイト」や大阪府の「インテックス大阪」が新たにランクインしており、モーターサイクルショーをはじめとする大規模イベントへの参加にバイクが積極的に利用されている実態が浮き彫りになった。さらに、歴史的建造物である「名古屋城」も新たにトップ30に加わるなど、ライダーの目的地は自然豊かな郊外から都市部の文化・イベント施設まで、より多角的な広がりを見せている。
総合1位は「東京ビッグサイト」が連覇、万博効果で大阪エリアが躍進
ナビタイムジャパンが発表した「2025目的地検索スポット 総合ランキング」TOP100では、東京都江東区の「東京ビッグサイト」が昨年に続き2年連続で第1位を獲得した。上位3位までの顔ぶれは、2位に「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」、3位に「東京ディズニーランド」が並び、前年同様の結果となった。全体的には大規模なイベント会場やテーマパーク、都心の大型商業施設が上位を占める傾向が続いている。
2025年に開催された大阪・関西万博の影響が顕著に表れた点だ。新たに第7位へ「大阪・関西万博会場」がランクインしたほか、27位の「グランフロント大阪」が初登場を果たした。また、79位の「道頓堀」をはじめとする大阪府内のスポットも順位を上げており、万博を軸とした関西圏への移動需要の高まりがランキングを大きく押し上げる結果となった。
さらに、時間帯別の検索傾向においても、朝の時間帯で「東京ビッグサイト」が1位、「大阪・関西万博会場」が3位に入るなど、特定のイベントや目的地を目指す移動の動きが明確に反映されている。
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