10/18(土)に那須モータースポーツランド(栃木県那須塩原市)にて、ヨシムラジャパンが主催する「ヨシムラミーティング2025」が開催された。車両展示やトークショー、そしてヨシムラパーツ装着車を試乗できるなど、要素盛りだくさんのイベントだ。

Z1からハヤブサまで試乗オッケー!

ファンには恒例となっている秋のヨシムラミーティング。那須モータースポーツランドでの開催も2014年以降は定例となっており、場所的にもすっかり定着している感がある。

このイベントの特徴はヨシムラパーツ装着車の試乗会が行われることだ。今年は10台のデモ車が用意され、その中にはヨシムラパーツをフル装備したカワサキZ1やZ900RS、EWCカラーにオールペンされたハヤブサなど、触れることすら躊躇われるような車両も。これを保険料500円で試乗できるとあり、多くのユーザーがインプレッションを楽しんでいた。

加えて渥美心選手によるGSX-R1000Rレーサー&辻本聡さんによる油冷GSX-R750のデモランやEWCレーサーのまたがり体験、タイヤ交換チャレンジなど、ヨシムラらしいコンテンツが盛りだくさんだった。

次のコンプリートは2代目GSX-R750?!

もちろんイベント恒例のトークショーも開催。1回目は辻本聡さんをメインに油冷GSX-Rについてで、当日はオークションに掛けられていたコンプリートGSX-R750の落札日でもあり、話題は次作のコンプリート車に。加藤社長は「次は青白の34(=ケビン・シュワンツが1987年のAMAスーパーバイクを戦った油冷GSX-R750)をやりたい」と発言して会場を沸かせた。

2回目は渥美心選手を中心に加藤社長、レース実験課の鈴木正人さんの3人がヨシムラSERTモチュールトークショーと銘打って、EWCの話題や来年の体制(今年と同じとのこと)について展開。また、新型が発表されたGSX-R1000Rのエンジンについても語られ、「排ガス対応が一番の目的だが、(スズキが)レースポテンシャルも上げてくれている」とのコメントもあった。

他にも豊富なコンテンツが用意されていた、ミーティングの詳細は写真にて紹介する。

イベントのメインコンテンツはやはり試乗会。Z1に、しかもヨシムラチューンの車両に乗れるなんてココだけでしょう!

試乗会にはハヤブサや…

ホイールなど足回りまでガッツリ手の入ったZ900RSなども。

ゲストの来場もイベントの楽しみ。左からヨシムラのレジェンド・辻本聡さん、加藤陽平社長、ヨシムラライダーの渥美心選手。

デモランでは辻本さんがヨシムラによってレストア&チューニングした油冷GSX-R750を、渥美選手がGSX-R1000RのEWCレーサーを走らせた。

1回目のトークショーは辻本さんを中心に油冷GSX-Rについて。次のコンプリートはシュワンツレプリカになる?!

2回目のトークショーでは渥美選手を中心に、EWCの話題や新型GSX-R1000Rへの期待感などが中心。

EWCマシンはまたがりOKと、こちらも太っ腹!

ヨシムラらしいコンテンツが「給油体験」。8耐や EWCで使うストーブリの給油装置をバイクのタンク高さまで持ち上げてみる…というもの。20L以上の液体(今回は水)が入っているため、かなりの重労働!

ヨシムラらしいコンテンツその2。タイヤ交換チャレンジ!

加賀山就臣さんのショップ・ライドウィンのパワーチェック大会で234psを叩き出したヨシムラチューンのハヤブサも展示。ポート加工や面研、ST-2カム、ファンネル仕様、レブリミットのUPなどのチューニングに加え、EWCマシンのパーツを使ったマフラーがとにかく目立つ。もちろん実走はできず、担当者いわく「ちょっと大人気なかったかも」

駐車場にはヨシムラのイベントらしい車両が勢揃い!

ヨシムラのイベントらしい車両・その2。カッコいい!

イベントの終盤には参加者によるパレードランも。

イベント会場で販売されていたボルドール3連覇記念の「ボルドール勝っちゃった弁当」。

また来年、那須で会いましょう!

 

画像ギャラリー (16枚)

この記事にいいねする


コメントを残す