バイク買取査定の『バイクパッション横浜本店』を運営する株式会社パッションは、全国の20代〜60代のバイクに乗る女性105名を対象に、「バイク女子」の実態に関する調査を実施。その結果を公開した。
目次
「バイク女子」と言われてどのように感じる?などバイク女子の実態を調査
近年、バイク業界において女性ライダーの存在感が高まっており、「バイク女子」という言葉も一般的に使われるようになった。
現代社会において、移動手段の多様化や個人のライフスタイルの変化により、バイクを選択する女性が増加している中、彼女たちがどのような思いでバイクに乗り、どのような環境を求めているのだろうか。
そこで今回、バイク買取査定の『バイクパッション横浜本店』(https://www.bike-passion.net/am.htm)を運営する株式会社パッションは、全国の20代〜60代のバイクに乗る女性105名を対象に、バイク女子の実態に関する調査を実施。その結果を公表した。
それでは早速調査の結果をチェックしよう。
女性が乗車しているバイク「原付」が51人で最多!『50cc超~125cc』が続く
初めに「あなたの愛車の排気量は?」と質問したところ、『50cc以下(原付)』(51人)が最多となった。次いで『50cc超〜125cc(小型限定)』(27人)、『125cc超〜250cc(普通二輪)』(19人)の順となった。
回答者の半数近くが原付ライダーであり、小型バイクまで含めると大多数を占める結果から、女性にとって扱いやすく、日常の移動手段として利用しやすいサイズのバイクが好まれていることがうかがえる。
一方で、『250cc超~400cc(普通二輪)』(7人)や『400cc超(大型二輪)』(4人)といった中型・大型バイクに乗る女性も一定数存在し、幅広い排気量のバイクが女性に選ばれていることも明らかになった。
女性がバイクを始めたきっかけ『通勤・通学の利便性』が最多の回答!実用性重視の傾向が明らかに
次に「あなたがバイクを乗り始めたきっかけは何ですか?」と質問したところ、『通勤・通学の利便性』(51人)が最多となり、約半数の女性が実用的な理由でバイクを選んでいることがわかった。
次いで『燃費の良さ・経済性』(30人)、『自由な移動への憧れ』『かっこいいと思った』(各19人)と続き、経済的なメリットやバイクへのポジティブなイメージも、乗り始める重要な要因となっているようだ。
また、『彼氏・夫の影響』(16人)や『友人の影響』(7人)など、身近な人からの影響でバイクを始める女性もおり、バイクの魅力が人を通じて広がっていることも読み取れる。
バイク選びで重視するポイントは「見た目・デザイン」と「価格」がほぼ同数
「バイク選びであなたが重視している(していた)ポイントは?」という質問では、『見た目・デザイン』(46人)が最多となった。僅差で『価格・コストパフォーマンス』(45人)が続き、デザイン性と経済性のバランスを重視していることがわかる。
『取り回しやすさ』(30人)や『安全性能』(27人)、『燃費性能』(21人)なども上位に入り、実用面を考慮する堅実な視点もうかがえる。特に『足つき性(シートの低さ)』(17人)は、体格に配慮したバイク選びの重要性を示している。
男性ライダーからの反応『あまり関わりがない』が最多
「バイクに乗る男性ライダーからの反応はどうですか?」と質問したところ、『あまり関わりがない』(23人)が最多となった。バイクに乗る女性は、男性ライダーとの関わりはあまり多くないようだ。
続いて『興味を持たれる・話しかけられる』(21人)と『驚かれることが多い』(20人)がほぼ同数で続き、男性ライダーから積極的な関心を寄せられる場合も多いことがわかる。
『仲間として受け入れてくれる』(18人)、『親切で歓迎してくれる』(17人)も上位に入り、多くの男性ライダーが女性ライダーを温かく迎えていることがうかがえる。
一方で『上から目線でアドバイスされる』(10人)、『バカにされることがある』(9人)、『下心をもって近づいてくる』(4人)といったネガティブな反応も一定数回答されており、女性も、男性に対してある程度警戒心をもつ必要がある状況も見えてきた。
女性ライダーは男性ライダーから歓迎される場合が多い一方で、性別による先入観や上から目線の対応を受けることもあるため、女性が安全で快適に過ごせる環境作りが必要なのではないだろうか。
「バイク女子」の呼称イメージ:「かっこいい」が最多も、「性別で区別不要」の声も
「『バイク女子』という呼び方・イメージについてどう思いますか?」との質問では、『かっこいいイメージで気に入っている』(35人)が最多となった。
次いで『男女で区別する必要がないと思う』(25人)、『「女子」という表現が子供っぽく感じる』(23人)が続き、性別による区別や「女子」という言葉自体に疑問を感じる層も少なくないことがわかった。
『特別感があって嬉しい』(18人)、『可愛らしいイメージで好き』(13人)という肯定的な意見もある一方、『メディアが作り上げた虚像だと感じる』(8人)との声もあり、受け止め方は多様だ。
肯定的に受け止める層が最も多いものの、ジェンダーレスな視点を求める声も根強く存在しており、この言葉を使う際には多様な価値観への配慮が必要といえるだろう。
女性が思うバイクが似合う女性有名人、1位『米倉涼子』、2位『天海祐希』
次に「バイクが似合う女性有名人は?」と質問したところ、米倉涼子さん(35人)が1位となった。続いて天海祐希さん(31人)、北川景子さん(22人)、長澤まさみさん(21人)の順となっている。
上位にランクインした俳優の特徴を見ると、いずれもクールで自立したイメージを持つ俳優が占めている。米倉涼子さんは『ドクターX』などでのかっこいい役柄、天海祐希さんは宝塚出身の凛とした雰囲気、北川景子さんは美貌と知性を兼ね備えた存在感で知られている。
女性ライダーが憧れる「バイクの似合う女性像」は、単なる美しさだけでなく、強さや自立性、アクティブさを兼ね備えた「かっこいい女性」であることがわかる。バイクという乗り物が持つ自由さや力強さと、こうした女性像が重なり合って、理想のイメージを形成しているのではないだろうか。
「バイク女子」と呼ばれた時の心境は?
「バイク女子」という呼び方に対する印象は様々だったが、実際に周囲から呼ばれた時の心境はどうなのだろうか。自由回答形式での設問「『バイク女子』と呼ばれた時、どんな気持ちになりますか。その時の状況も含めて教えてください」の回答を一部紹介する。
好意的な意見
"バイクに乗っていると話すと興味を持ってもらえる事が多いので、コミュニケーションが取りやすくなって嬉しいです(30代・会社員・125cc超~250cc)"
"職場ではおとなしい性格ですが、バイクに乗っている事を知られて『バイク女子ってかっこいいね。ギャップがあって意外だった』と言われて嬉しかったです。(30代・派遣社員・50cc超~125cc)"
"ツーリング先で知らない人から「バイク女子なんですね!」と言われると、「自分の趣味や生き方を認めてもらえた」と感じて嬉しい気持ちになります。(30代・アルバイト・50cc以下)"
「恥ずかしい」という意見
"年齢が年齢なだけに、女子の響きが恥ずかしかったです。(40代・会社員・50cc以下、50cc超~125cc)"
"ちょっと恥ずかしい気持ちもあるけど嬉しいかもしれないです。(30代・アルバイト・50cc以下)"
"「バイク女子なんだ!」と驚かれました。最初は少し恥ずかしかったですが、同時に普段の自分を知らない一面として興味を持ってもらえたことが嬉しかったです。(30代・会社員・125cc超~250cc)"
否定的な意見
"道の駅までツーリングに行った時に他のライダーにバイク女子って呼ばれると、なんだかモヤモヤしてしまいます。同じライダーなのに、、、車乗ってる女性のことをクルマ女子なんて言わないのに、、、なんで?と感じてしまう。「バイク乗り」でいいだろと。(20代・学生・125cc超~250cc)"
"何でもかんでも「女子」とつけられることに、何となく馬鹿にされているような気がしてイライラする(40代・会社員・50cc以下)"
"バイクが趣味だと話すと「バイクに乗る人」ではなく「バイク女子」と性別で区切られることに少し違和感を覚える。(20代・学生・50cc以下、50cc超~125cc)"
「嬉しい」という声がある一方で、否定的な意見として「女子」という表現への年齢的なミスマッチや、「車女子とは言わないのになぜバイクだけ?」という性別による区別そのものへの本質的な疑問が投げかけられており、根底にある問題意識も浮き彫りになった。
女性ライダーを増やすには何が必要?女性から見た意見は
最後に「女性ライダーを増やすには何が必要だと思いますか?」という自由回答形式の質問で、現役女性ライダーの視点から具体的な提案を募った。
環境に関する意見
"女性専用のバイクショップがあればバイク女子が増えると思います(40代・会社員・125cc超~250cc)"
"女性でも気軽に相談できる環境があることや、同性スタッフがいることは脚を運びやすいし敷居も低くなりライダーが増えそうに思います。(40代・専業主婦・50cc以下)"
"女性スタッフがいるお店、女性向けの試乗会、メンテ講座なんかがもっと増えたら、私にもできるかも。と思える人が増えると思います。(40代・アルバイト・50cc以下)"
バイクや装備の改良に関する意見
"足つきの良いバイクを増やすこと(20代・アルバイト・250cc超~400cc)"
"化粧崩れをしにくいヘルメットや日焼け防止のアームカバーなど、バイク専用グッズの展開が広がればいいと思います。(30代・アルバイト・125cc超~250cc)"
"女性が好みそうなデザインのバイクが増えたら、女性ライダーも増えそうだと思いました。(30代・会社員・50cc以下)"
体験に関する意見
"バイクに乗る(触れる)機会を増やす。バイクは運転するのが怖いイメージがあると思うので、案外操作も簡単で、コツを掴めば運転も怖くないことを知ってもらうことが大事だと思います。(20代・アルバイト・50cc以下)"
"一度乗ってみれば、イメージが変わることを知ってもらう機会があればいい(20代・会社員・400cc超)"
ハード面(製品改良)とソフト面(環境整備)の両方でアイディアが寄せられた。特に多かったのは「女性スタッフがいるバイクショップ」といった、初心者の女性が心理的なハードルを感じずに済む環境整備への要望であり、バイク業界の現状を反映している可能性がある。また「足つきの良いバイク」「化粧崩れしにくいヘルメット」など、女性特有のニーズに対応した製品開発への期待も大きいようだ。
調査概要:バイク女子の実態調査
【調査期間】2025年8月17日(日)~8月22日(金)
【調査方法】インターネット調査
【調査対象】全国の20代〜60代のバイクに乗る女性105名
【有効回答数】105人
引用:バイクパッション(https://www.bike-passion.net/bikelife/column/survey-ladies-bikers.htm)
※データは小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計しても100%にならない場合がある
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