さる7月5日、ドゥカティの人気ネオクラシックモデル・スクランブラーのユーザーイベント”SCRAMBLER The LAND of JOY 2025” が、静岡県伊東市の”奏の森リゾート”で開催された。本来は5月に開催を予定していたものだが、悪天候によりやむ無く延期。スクランブラーユーザーにとっては待ちに待った日となったわけだが、この日は待った甲斐があったといわんばかりの素晴しい好天。真夏を思わせる強い日差しのもと、集まった人々はスクランブラー尽くしの一日を楽しんだ。
スクランブラーはもちろん、多くのライダーが来場
スクランブラーのユーザーイベントとはいうものの、ドゥカティの他モデルや他メーカーのバイクで来場したライダーも多数。来場者を楽しませる豊富なコンテンツも魅力ではあるのだが、オープンでフレンドリーな空気感こそが”SCRAMBLER The LAND of JOY”に多くの人が集まる理由なのかもしれない。同イベントは9月に関西方面での開催を計画中とのこと。オーナーならもちろん、そうでなくても出かけてみてはいかがだろうか?
“歓迎のご挨拶”と題した開会セレモニーでは、ドゥカティジャパン代表取締役社長のマッツ・リンドストレームさんがスピーチ。リンドストレーム社長は、自らもスクランブラーオーナーなのだそうだ。また、ドゥカティ本社でスクランブラーシリーズの開発を担当するロッコ・カノーサ氏から日本のスクランブラーユーザーに向けたビデオメッセージも披露された。左の人物はゲストの、ドゥカティで全日本ロードレース選手権を戦っているSDG-DUCATI TEAM KAGAYAMAのエースライダー水野 涼選手。中央はこのイベントに合わせて制作されたスペシャルTシャツをデザインした、アーティストのKiichiさん。
スクランブラーカスタムの最新トレンドがわかる! カスタムコンテストに注目
このイベントはとにかく内容が盛りだくさん、その中でメインコンテンツの一つがカスタムコンテスト。アフターパーツが豊富なスクランブラーシリーズは、カスタムパーツの素材としては最高の一台で、会場を訪れたマシンの多くは、個性に溢れた自分なりのカスタマイズが施されていた。その中で”我こそは!”と名乗りをあげた8人のオーナーの愛車が別枠で展示。コンテストの選考基準は、来場者による人気投票で行われた。ここでは、その一部を紹介する。

見事、コンテストで一番の人気を集めたマシンは、Scrambler Cafe Racerをベースに、ロケットカウルを装備。さらにカフェレーサーテイストを引き上げている。ただレトロ感を強調するのではなく、各部に現代的なビレットパーツをあしらうところなど、オーナーのセンスが光る。ネオクラシックカスタムのお手本のような一台だ。

タンクの803ロゴの主張が強いこちらのマシン。カスタムコンテストでは3位と人気を集めた1台。リアショックユニットはオーリンズ、フロントフォークはテクニクスでチューニングが施されるなど、走りに振ったソリッドなイメージ。ビレットパーツを多用したハイテックなカスタマイズで注目されていた。

アリタリアカラーと、これでもか!と増設されたヘッドライトが強烈。カーマニアならピンとくるかもしれない、モチーフは1970年代に世界ラリー選手権で猛威を振るった、ランチア・ストラトのラリー仕様車だ。スベースマシンはなんとNight Shift、ダークなイメージのマシンがここまで変わるのだから、カスタムは面白い。
コンテンツ充実! 参加者を飽きさせない高いホスピタリティ

会場には、FULL THROTTLE、Scrambler Icon Dark、ICON、3台の最新スクランブラーに加え、現在のスクランブラーシリーズのモチーフとなったScrambler 450も展示。新旧スクランブラーが来場者の目を楽しませた。

ゲストの水野 涼選手は、2024年ワークススペックのPanigale V4Rを駆り、国内ロードレースの最高峰である全日本JSB1000に参戦。ランキング3位を獲得し大きな話題となった。2025年はチャンピオンの大本命と見られていたが、5月に転倒し怪我を負ったことで、この日はまだリハビリ中。チームの目標の一つである鈴鹿8耐制覇に向け、英気を養っていたところ。トークショーではドゥカティ各マシンのロードインプレッションを披露。中でもスクランブラーは、ハンドリングが良いところが気に入っているそうだ。山登りが趣味という水野選手。「リュックを背負ってスクランブラーに乗って、山登りに出かけたら楽しそう」と語っていた。
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